能勢謙三の鹿児島まち案内日記

2644 バスの行方

ガヤマスさん、ありがとうございます。鹿児島交通7番線の小旅行は楽しかったです。天文館から慈眼寺団地まで1時間。乗りごたえがありました。

日置市東市来町美山

南日本新聞で「県都 バスの行方~交通局路線移譲1年」という記事が上・中・下3回連載されました。読んで思ったのは、高齢社会が進む中、公共交通機関の役割が高まっているということ。それにしてはバス事業者がどこも路線維持に苦労しているということです。新型コロナウイルスも追い打ちをかけています。
鹿児島中央駅東口バスターミナル。左から鹿児島交通、南国交通、市営バス。

この連載の締めくくりに、ある町内会長の次のようなコメントが載っていました。「だれもが自由に移動できる交通手段をどう確保していくのか。事業者を交えて、公共交通の在り方を考える時期に来ている」。その通りだと思います。
市営バスの路線を民間バス会社に移譲するだけで問題は解決しません。先のコメントが指摘するように、今こそ関係者・機関が一緒になって考えるべきです。熊本が先行している共同経営化もヒントになります。
これは全国各地が抱える問題でしょうから、国としても、使い勝手のいいバス(小型低床など)の開発を促進したり、望ましい運行システムを提示したりすべきだと考えます。自動運転とか、机上の空論ではなくて。
移動の自由は、憲法も保障する大切な国民の権利です。

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コメント一覧

だいん
将来的に公共交通手段を十分に確保するのは困難であったにもかかわらず、無節操に遠方の宅地を造成してきた県や公社の責任も大きいのではないでしょうか。鹿児島に限った話ではありませんが。
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