ずいぶんご無沙汰していた「おすすめの道」。久しぶりの今回は、日置市東市来町美山の「沈壽官窯」周辺です。
美山交差点近くの沈壽官窯駐車場に車を止めて、窯元の敷地を一周するコースです。武家屋敷のような正門から入って駐車場まで時計と逆回りで一周してもいいし、裏門から入って駐車場まで時計回りで一周してもいいです。いずれも上り下りがあり、起伏の妙を楽しめます。
今回は裏門から回るコースを紹介します。
裏門から上り坂を右へ回り込むと、この道が現れます。木漏れ日が心地よい道。左に工房があり、絵付けなどをするスタッフの姿をガラス窓越しに見ることができます。右下手に登り窯があります。
薪が積まれた小屋。
陶片が敷き詰められた庭を右に見て坂を下ります。
登り窯。登り窯に沿って坂を下ると、左に売店、そして進むと左側に収蔵庫、右側に茶室のある庭が広がっています。さらに収蔵庫の裏庭には、今春オープンした「沈壽官茶寮 美山」があります。雑木林に建つシンプルなカフェが、落ち着いたたたずまいを見せています。
出口の正門そばにあるさりげないトイレも見もの。この窯元のセンスの良さがしのばれます。
