鹿児島中央駅と天文館周辺で「まち案内」を始めたのは昨年4月4日。
毎週月曜から金曜日まで続けてきた案内を元に、問題点をまとめておきたいと思います。
今回は、まず中央駅。
例えば新幹線から初めて降り立った客の目で見て、桜島口(東口)と西口、どっちが正面なのかメーンなのか、わかりません。
改札口付近の看板の、桜島口(東口)という文字の方を大きくするとか、できないものでしょうか。
桜島口へエスカレーターで降りても、バスターミナルや電停の場所がパッとわかりません。
エスカレーターで音声案内を流してもいいのではないでしょうか。「バス乗り場は、降りて左へお進み下さい」「電停は、タクシー待機場の奥です」などと。
バスターミナルで一番多い質問は「空港バスはどこから出る?」です。
空港バス乗り場(鹿児島中央ターミナルビル内の南国交通バスターミナル)を、もっともっとわかりやすく表示すべきです。
エスカレーターの下から、客を空港バス乗り場へ導くラインを路面にひいてもいいかもしれません。バスターミナルも、電停もしかりです。色分けして。
空港バス乗り場へ向かうためいtったん地下通路に入っても、特に地下通路を突き当たり右へ進んだあたり、空港バス乗り場が的確にわかる案内が不十分です。案内看板に一貫性を持たせたい。
一番やっかいなのがバスターミナルです。
乗り場が散在していて、特に、バス通路を渡って行かねばならない島状の乗り場へ渡るのが不便です。
現在は、駅舎から一番遠い電車通り側にある横断歩道を渡って行かねばなりません。
この横断歩道を、もっと駅舎側へ移すか、駅舎に近い側に歩道橋を造れないものでしょうか。
各乗り場にある行き先方面を知らせる看板を、客の動線と直角に設置すべきです。並行して置かれた現状では、目に留まりません。
乗り場の再編も必要です。
特に東7乗り場は、国道3号と10号方面が混在しているため、わかりにくくなっています。夕方など混雑もします。
天文館を必ず通るバスが出る東2、3、5、6乗り場に、やはり天文館を経由する国道10号方面乗り場を加えて、一列に並べるべきです。
空港バス乗り場に次いで多い質問は天文館行き乗り場なので、これにも応えられるでしょう。
シティービューとまち巡りバスが出る東4乗り場を、現在の東3乗り場へ。国道3号方面を現在の東2乗り場へ移せばいいと考えます。
東3乗り場は、駅舎に一番近くて、行き先別バス等乗り場総合案内板がある場所のすぐ近くなので、観光客にもわかりやすいでしょう。
できれば近くに、冷暖房つきの待合所も欲しいものです。
同案内板横にある、目的地への行程やバス時刻などを知らせる交通ナビが、長い間故障したままです。
不完全で使いにくい機械よりも、各乗り場の時刻表を一覧できるアナログ時刻表を、待合所にまとめて掲示したいもの。
アナログ時刻表ならば、差し替えも簡単なはずです。
雨風や降灰の日、わざわざ乗り場まで行かなくても、待合所で時刻を知ることができるようにすべきでしょう。
各乗り場の時刻表にしても、形式が各社まちまちでわかりにくい。
時刻表が張ってある板も平面なので、裏面を見逃しがちです。両面を一度に見ることができるよう、屏風のように、両面に角度を持たせればいいと思います。
バスそのものも問題ありです。
どうして市内周遊バスに、シティービューとまち巡りバス2種類ないといけないのでしょうか。2種類あるために、観光客はいつも戸惑っています。案内も煩雑になっています。
一般路線バスにしても、できるだけ各社競合するのはやめて、共同運行すればいいのにと考えます。
要は客にとって利用しやすいか、わかりやすいか、です。
バス乗り場の番号とバスの路線(系統)番号も、よく混同されています。
例えば東11乗り場と市営11番線、東3乗り場と市営3番線といった具合です。
乗り場の番号を、ABCDEとか、あいうえお表記にするだけでスッキリしそうです。
繰り返しますが、要は利用しやすくて、わかりやすいこと。
バスターミナル付近に、案内する人が常駐するのが一番。
看板や機械任せではなく、人間の力をもっと活用すべきです。
観光鹿児島の表玄関ならばなおさら、と思うのですが。
問題がありすぎて、書き残しもあるかもしれません。また追い追い書きます。
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