1月5日通常業務の始まり、お店で女の人の話し声がする。支払いに来てくれた人かな?と思っていたが、それにしては長い?誰だろう?と覗いてみると、隣のおばさんだ。
◾️ズッキーニ,豚肉,エリンギマヨ醤油炒め
◾️野菜炒め
「いらっしゃい」と話に加わると、「寒くてたまらない…」「灯油がきれて困った…」と言っている。「昔は自転車に積んで買いに行けたけど今は無理…」「前は配達してくれる所があったけどやめちゃったっていうから困ったよ…」と言っている。
同じ事を家の夫にも言っていたらしいが、家の夫は、年をとって丸くなったとはいえ、一癖も二癖もあるおばさんにいい感情を持っていないので、遠回しに買ってきてと言っているおばさんに、ついうっかり口を滑らさないよう、冷たく突き放しているのが見てわかる。
こんな事は初めてでなく、夫がよく言うのは「さんざん嫌われるような事をしておいて、年をとって弱くなったからって家を頼って来るのは虫がよすぎるだろ!」で「誰も助けてくれないのは、嫌われる事ばっかやってたからだ!」それに対して「だけど、嫌われる事ってわかってやってたかがわからないじゃんねぇ」
「それな~、そういうのが一番タチ悪いんだ」こんな会話が度々。
おばさんは「寒くてたまらない、長生きをすると困る事が色々あって困るよ、だけど困るよね~死ぬわけにいかないし、生きなきゃならないだから…」と頑張っている。
おばさんは80後半の未婚で、子供もなく、兄弟も高齢、正直私もめんどくさいと思う時もあるのだけれど、細くて骨と皮しかない小柄の年寄と思うと、そう冷たくはできない。
「どっか持ってきてくれる所がありそうだけどねぇ…」「最近は電話帳もねぇ…」と言いながらポケットからスマホを出し「静岡市 灯油 配達」と検索すると、おばさんは私がスマホを見だしたからか帰ってしまったのだけど、すぐ配達してくれる所が出てきたので、紙に大きく電話番号を書いて持っていってあげた。「灯油、配達してくれるって書いてあるから電話してみな~」すると「ありがとうありがとう」と涙を出して抱きつかれてしまって、お礼が長いので「まずは電話してみな、早くしないと今日持ってきてくれるものが持ってきてくれなくなっちゃうよ、駄目なら他を探してみるし… 電話かけたら、老人の一人暮らしで買いには行けないし、寒くて死んじゃいそうって訴えるだよ」と言って帰ってくると、まもなく「持ってきてくれるって~のりとんちゃんのおかげだよ…」とみかんを持って報告に来てくれて、数時間後「今、配達に来てくれたよ、のりとんちゃんのおかげで暖まる事ができる」と報告、「早く持ってきてもらえてよかったね…」
昨日から隣のおばさんが「のりとんちゃんいる?」としつこいと言う。たまたまうとうと~😪💤としていた時の事だそうだが、義母が「のりとんちゃんは寝てる」夫も「のりとんは寝てる」と言ったそうで、
「話、合わせといて~」
どんだけ寝てるんだって思われてそうで、なんだか恥ずかしいみたい😅
すると、今日玄関でピンポ~ン🎵って鳴ったと思ったら、夫が「隣のおばあがのりとんに用があるって来てるぞ」と言う。「何でしょう~」玄関に出ると、おばさんが袋を提げて待っていて「のりとんちゃんありがとね、本当に助かったよ、どのくらいありがたかったか…」とお礼を言われてしまって、自分用に買ったかもらった物じゃないだろうか、暖かそうな毛糸の靴下と膝当てをいただいてしまった。「高い灯油代についちゃうじゃん」って言ったのだけど「値段の問題じゃない、のりとんちゃんに親切にしてもらって、もう嬉しくて、嬉しくて…」
Wi-Fiのきいた環境で調べただけなのに、女神のように崇められてしまって、なんだか照れる話です。
時代はどんどん進化していき、私でもついていけないと思うことが多い。家の義母はメカ物が全く駄目で、スマホを持たせてみたけれど、予想以上に意味をなさないので、いよいよ💴もったいないから解約しようかと思っているところです。義母よりも年が多いのだから仕方がないのだけれど、一人暮らしだからこそ情報端末が使えたら暮らしやすいのに・・・世の中がこんなに便利になっているという事すら知らない高齢者って多いんだろうなぁ~と、改めて感じた出来事でした。
お弁当作りが始まりました~おかずにはお正月の余韻が入ります。
◾️ズッキーニ,豚肉,エリンギマヨ醤油炒め
◾️まぐろの角煮
◾️かぼちゃの煮物
◾️マーボ豆腐
◾️かに玉風オムレツ
◾️松前漬
◾️鶏のからあげ
◾️里芋の煮物
◾️たまご焼き
◾️鶏の柚子胡椒焼
◾️塩さば
◾️きんぴらごぼう
◾️かぼちゃの煮物
◾️黒豆
◾️野菜炒め
◾️焼肉
◾️かぼちゃの煮物
◾️ズッキーニとじゃがいもの炒め物
◾️黒豆
◾️鶏のからあげ
◾️まぐろの角煮
◾️肉じゃが
◾️おでんたまご
◾️きんぴらごぼう