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FS2004 と XPLANE 日記

MSFS2004 と Xplane の遊び方

高度なのだ

2006-07-18 07:12:04 | FS的 コックピット 入門
初めてFS操縦席に座ると、必ずこの文言が表示スクリーンに現れる。
  
...B を押してください...

それで、素直にBのキーを押すと表示が消える...
それって、何をやったのか?...


一般的な航空機もそうだが、管制からの指定高度を見るときに使う
高度計は、気圧の変動を利用して測定する方法を使っている。
しかし、天気予報を見ればお気づきだと思うが、低い高度だと天気に
よって気圧が異なる..(高気圧とか..低気圧とかいう話だ..)
なので、空港で必ず補正をしなければ、正しい高度を指さない事になる。

別に大したことないねー  と思われた方は、
Fsといえど、AI機交通量の多い場所には、行かない方が良い。

管制から、安全のために高度指定を受けるが、
その高度を誤認していることと同じだから、目の前に別の機体が、
現れる可能性があるのだ。

実際の飛行機も、こまめに、高度計の補正を行っている。
さらに、高空に行くと別の補正値を入れて、高度の補正を行う。
(Fsも同じだ。)
 

さて、こんなめんどうな高度計だと、
万が一、補正がずれていたらどうなるの...?..

そこで、現在新しい高度測定法が、研究されている。
GPSを使用するのだ
GPSは位置が分るよね...
そうなのだ。2次元(平面の地図)だけでない。
このシステムは3次元(空間の位置)も把握できる。
   
さて、実際の航空路だが、実は高度差に、かなり余裕をもって
設定されている。  なので、少々ずれていても、
安全性は確保されているらしい。
でも、近年、これではまずい事になっている。

航空会社の増便による航空路の混雑だ
(現状でも、希望する高度は、なかなか取れないらしい。) 
この解決策として、高度間隔差を詰めたいわけだ。
その際、必要な技術が、GPS利用の空間の位置を
正確に把握することなのだ。

FSも、少しずつ革新しているから、
FSXでは反映されているかもしれない。

高度の測定も、段々と高度になってきたのだ。
     


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