夜中に兄ちゃんの額に手を当てると、熱は下がっているようでした。
ぐっすり眠っているようでしたし、
インフルではなさそうだ…
午前中の知恵熱かな?
などと思っていました。
翌朝、熱を測ると36.8度。
兄ちゃんにしては、熱が少しありますが、学校に行けないほどではありません。
この日は、Tちゃんは午前保育でお昼ご飯無しで帰宅します。
明日は祝日。
そして、その次の日は終園式で私は午前中いっぱい幼稚園に行かなければなりません。
私も月に一度、通院している病院があり、この日が予約日でした。
子どもを連れていけないので、今日この日を逃すと少々マズイ事になります。
予約は9時半。
10時半には帰宅できます。
早退して来ても良いや

と思い、連絡帳に
『微熱があります』
と書き、兄ちゃんを学校へ行かせました。
予定通り病院も済ませ、連絡が無かったので、ついでに買い物も済ませ帰宅しました。
お昼前にはTちゃんが帰ってきました。
その後も学校から連絡はありません。
大丈夫だったのかなぁ?
と思いながら、放課後の時間になりました。
この日は習い事のプールの日です。
どうしようかなぁ…?(←行かせるつもりか
ですかね?
)
迷っていると、帰宅してきました。
「どうだった?
」
と尋ねると、
「きつかった
」
と返ってきました。
熱を測らせると、37.5度。
ありゃ、上がってる

当然ですが、プールはお休みです。
前の晩…
「なんで熱出たんだろうね?
蓄膿からかな?今、熱下がってたからね~
インフルって可能性はあるんだろうか?
」
「どうだろうね~
とりあえず、帰宅してどっちにしても耳鼻科には行くから、その時、念の為インフルエンザの検査もしてもらって来る
は嫌がってるけど
」
「ま、
には頑張っていただいて…
」
と、パパと話をしていました。
兄ちゃんが帰宅してすぐに、Tちゃんを連れて3人で耳鼻科へ行きました。
検査の結果…
インフルエンザ反応は出ませんでした。
良かった~
念の為、解熱剤を貰い、蓄膿の治療をして帰宅しました。
夕飯はあまり食欲はなかったようです。
食後は蓄膿の粉薬を3つも飲むので大騒ぎ…
熱があったので、この日もお風呂は入れずに寝かせました。
その次の日は私は仕事でした。
パパとの男子3人だけ。
でも、朝も兄ちゃんは微熱はありましたが、そう具合も悪くなさそうでした。
昼過ぎ、パパから電話が鳴りました。
「兄ちゃん、今、熱測ったら39.4度ある
」
「え~
かなり高いね~
取りあえず…、解熱剤飲ませといて
」
と言って、電話を切りました。
あれま
なんで
ぶり返した

明日、どうするべ?
色んな事が、頭をよぎりました。
この時点で、インフルエンザは全く疑っていませんでした。
だって、前日に検査して、出てなかったんですから…
発熱して、時間も充分に経っていましたから、検査に出ない…とは考えにくい。
なので、全く考えもしませんでした…
明日は、幼稚園の年度末…
終了式が(お寺の幼稚園なので)本堂で行われ、その後、各クラスでお別れ会が行われます。
親が一人ずつ思い出を発表しますが、それ以上に、役員としてやる事があります。
先生へのプレゼント、引越しのお友達へプレゼントを渡す手はず、最後の出口で子供から先生へ渡す花を配る…
役員の一年間の感想…
などなど、この日は最後の参観日と共に、役員としても大忙しの日です。
冗談で
「パパが幼稚園に行く?
」
と言ってみたら
「お、それもいいね~
」
と呑気な返事が返ってきました。
やっぱり、冗談と分からないのね…
「役員代理だから、その仕事もあるけど、箇条書きにしとこうか?
」
「え?
…いえ、止めときます…
」
段取り的に、パパが午前中休みを取り、私がTちゃんと幼稚園に行っている間に、パパが兄ちゃんを小児科へ連れて行く、という事になりました。
翌朝、私は朝から準備で大忙しです。
式典や、お別れ会の他にもいろいろと手配する事があり、慌てていました。
兄ちゃんのお熱はまだ、38.8度…
下がらないな~…
出がけに、パパにあれこれと指示を出しました。
で、ここでイラッ
と…
急いでんだから、一度で聞いてよね
メモも何も用意せずに、聞こうとするパパに
「メモ取ってくれる?
」
と冷ややかな私の声。
いい加減に、自分の記憶力への自信を考え直してくれ

君は、何が何でも忘れる人だ~~~


そんな事は、忙しいのでどうでもよくて…
パパにメモを取らせた事は…
・これまでの経緯と体調の変化
・今、かかってる病気や治療、飲んでる薬などの説明(お薬手帳を見せる)
・細かい少々の質問は兄ちゃんが答えられるなら、答えさせて良い
・念の為、インフルエンザも再検査をしてもらうように頼む
・耳鼻科の薬が、小児科でもらえないか聞いてみる
(→ダメなら耳鼻科もはしごする)
などなど…
そして、私は慌てて出かけました。
少し遅れたものの、9時過ぎに私は幼稚園に到着していました。
いろいろ準備をして、本堂には9:45に入りました。
終園式は10時からです。
その後はお別れ会です。
お別れ会の最中に、パパからメールが入りました。
『インフルB型だって』
と。
げ~~~
いろいろと予定が詰まっているのに、インフルか~
その後も何度も『何時に帰れる?』の催促メールが…
年度末なので、忙しいから仕方ないのですが、私も返信できる状態ではありませんでした。
なので、無視
結局、帰れたのは12時半過ぎ。
帰宅できたのは1時近くでした。
帰宅して、パパに詳しく聞いたところ、
「可能性としては、一度目の熱はまだインフルじゃなくて、2度目の高熱からがインフルの可能性が高い。けど、もし、最初の高熱からなら、インフルの薬はもう効かないから熱は下がらない」
という事でした。
接触していただけに、2度目の高熱からインフルエンザの方を祈るばかりです
当然ながら、兄ちゃんは明日は学校はお休みしなければなりません。
終業式でした。(Tちゃんと1日ずれなんです)
通知表をもらってくる日でした。
お引越しのお友達もいて、会えるのが最後の日でした。
でも、インフルエンザなのでどうしようもありません。
兄ちゃんを見に行くと、薬が効いてか寝ていました。
ガリガリの兄ちゃんですが、食欲が戻らず、より一層ガリガリ感が増しています。
私のお肉を分けてあげたい
いや、何ならパーツごと交換してあげるよ
君なら私のお肉を、きっと有効活用してくれることだろうから…
そんな事を思っていると
「そろそろ行くね
」
と慌てて出かけようとするパパ。
おお!忘れてた
「ほい。気をつけて。
ありがとね
」
と言うと、きょとんとした後、ちょっと照れながら
「…いいよ…
」
と言って、出かけて行きました。
フフフ
単純な奴め…
ま、当然の事をしただけなんだけどね~
気分いいだろ~~~
フフフ


さてさて、家族が缶詰めになる春休みのインフルエンザ…
早期対策が肝心です
ぐっすり眠っているようでしたし、
インフルではなさそうだ…

午前中の知恵熱かな?
などと思っていました。
翌朝、熱を測ると36.8度。
兄ちゃんにしては、熱が少しありますが、学校に行けないほどではありません。
この日は、Tちゃんは午前保育でお昼ご飯無しで帰宅します。
明日は祝日。
そして、その次の日は終園式で私は午前中いっぱい幼稚園に行かなければなりません。
私も月に一度、通院している病院があり、この日が予約日でした。
子どもを連れていけないので、今日この日を逃すと少々マズイ事になります。
予約は9時半。
10時半には帰宅できます。
早退して来ても良いや


と思い、連絡帳に
『微熱があります』
と書き、兄ちゃんを学校へ行かせました。
予定通り病院も済ませ、連絡が無かったので、ついでに買い物も済ませ帰宅しました。
お昼前にはTちゃんが帰ってきました。
その後も学校から連絡はありません。
大丈夫だったのかなぁ?
と思いながら、放課後の時間になりました。
この日は習い事のプールの日です。
どうしようかなぁ…?(←行かせるつもりか



迷っていると、帰宅してきました。
「どうだった?

と尋ねると、
「きつかった

と返ってきました。
熱を測らせると、37.5度。
ありゃ、上がってる


当然ですが、プールはお休みです。
前の晩…
「なんで熱出たんだろうね?
蓄膿からかな?今、熱下がってたからね~
インフルって可能性はあるんだろうか?

「どうだろうね~

とりあえず、帰宅してどっちにしても耳鼻科には行くから、その時、念の為インフルエンザの検査もしてもらって来る




「ま、


と、パパと話をしていました。
兄ちゃんが帰宅してすぐに、Tちゃんを連れて3人で耳鼻科へ行きました。
検査の結果…
インフルエンザ反応は出ませんでした。
良かった~

念の為、解熱剤を貰い、蓄膿の治療をして帰宅しました。
夕飯はあまり食欲はなかったようです。
食後は蓄膿の粉薬を3つも飲むので大騒ぎ…
熱があったので、この日もお風呂は入れずに寝かせました。
その次の日は私は仕事でした。
パパとの男子3人だけ。
でも、朝も兄ちゃんは微熱はありましたが、そう具合も悪くなさそうでした。
昼過ぎ、パパから電話が鳴りました。
「兄ちゃん、今、熱測ったら39.4度ある

「え~


取りあえず…、解熱剤飲ませといて

と言って、電話を切りました。
あれま

なんで

ぶり返した


明日、どうするべ?

色んな事が、頭をよぎりました。
この時点で、インフルエンザは全く疑っていませんでした。
だって、前日に検査して、出てなかったんですから…
発熱して、時間も充分に経っていましたから、検査に出ない…とは考えにくい。
なので、全く考えもしませんでした…
明日は、幼稚園の年度末…
終了式が(お寺の幼稚園なので)本堂で行われ、その後、各クラスでお別れ会が行われます。
親が一人ずつ思い出を発表しますが、それ以上に、役員としてやる事があります。
先生へのプレゼント、引越しのお友達へプレゼントを渡す手はず、最後の出口で子供から先生へ渡す花を配る…
役員の一年間の感想…
などなど、この日は最後の参観日と共に、役員としても大忙しの日です。
冗談で
「パパが幼稚園に行く?

と言ってみたら
「お、それもいいね~

と呑気な返事が返ってきました。
やっぱり、冗談と分からないのね…

「役員代理だから、その仕事もあるけど、箇条書きにしとこうか?


「え?


段取り的に、パパが午前中休みを取り、私がTちゃんと幼稚園に行っている間に、パパが兄ちゃんを小児科へ連れて行く、という事になりました。
翌朝、私は朝から準備で大忙しです。
式典や、お別れ会の他にもいろいろと手配する事があり、慌てていました。
兄ちゃんのお熱はまだ、38.8度…
下がらないな~…

出がけに、パパにあれこれと指示を出しました。
で、ここでイラッ

急いでんだから、一度で聞いてよね

メモも何も用意せずに、聞こうとするパパに
「メモ取ってくれる?

と冷ややかな私の声。
いい加減に、自分の記憶力への自信を考え直してくれ


君は、何が何でも忘れる人だ~~~



そんな事は、忙しいのでどうでもよくて…
パパにメモを取らせた事は…
・これまでの経緯と体調の変化
・今、かかってる病気や治療、飲んでる薬などの説明(お薬手帳を見せる)
・細かい少々の質問は兄ちゃんが答えられるなら、答えさせて良い
・念の為、インフルエンザも再検査をしてもらうように頼む
・耳鼻科の薬が、小児科でもらえないか聞いてみる
(→ダメなら耳鼻科もはしごする)
などなど…
そして、私は慌てて出かけました。
少し遅れたものの、9時過ぎに私は幼稚園に到着していました。
いろいろ準備をして、本堂には9:45に入りました。
終園式は10時からです。
その後はお別れ会です。
お別れ会の最中に、パパからメールが入りました。
『インフルB型だって』
と。
げ~~~

いろいろと予定が詰まっているのに、インフルか~

その後も何度も『何時に帰れる?』の催促メールが…
年度末なので、忙しいから仕方ないのですが、私も返信できる状態ではありませんでした。
なので、無視

結局、帰れたのは12時半過ぎ。
帰宅できたのは1時近くでした。
帰宅して、パパに詳しく聞いたところ、
「可能性としては、一度目の熱はまだインフルじゃなくて、2度目の高熱からがインフルの可能性が高い。けど、もし、最初の高熱からなら、インフルの薬はもう効かないから熱は下がらない」
という事でした。
接触していただけに、2度目の高熱からインフルエンザの方を祈るばかりです

当然ながら、兄ちゃんは明日は学校はお休みしなければなりません。
終業式でした。(Tちゃんと1日ずれなんです)
通知表をもらってくる日でした。
お引越しのお友達もいて、会えるのが最後の日でした。
でも、インフルエンザなのでどうしようもありません。
兄ちゃんを見に行くと、薬が効いてか寝ていました。
ガリガリの兄ちゃんですが、食欲が戻らず、より一層ガリガリ感が増しています。
私のお肉を分けてあげたい

いや、何ならパーツごと交換してあげるよ

君なら私のお肉を、きっと有効活用してくれることだろうから…

そんな事を思っていると
「そろそろ行くね

と慌てて出かけようとするパパ。
おお!忘れてた

「ほい。気をつけて。
ありがとね

と言うと、きょとんとした後、ちょっと照れながら
「…いいよ…

と言って、出かけて行きました。
フフフ
単純な奴め…

ま、当然の事をしただけなんだけどね~
気分いいだろ~~~
フフフ



さてさて、家族が缶詰めになる春休みのインフルエンザ…
早期対策が肝心です
