公園で見つけた頭が草で体が大根の馬。なんか、今の私みたい
先週は厄日続きで、珍しく落ち込んだ。
まず、月曜日にクレジットカードが無いことに気付いた。
火曜日、日々のスケジュールを書きこんだ訟廷日誌が見当たらない。
金曜日、事務所の鍵を事務所に置いたまま出たので、土曜日に打ち合わせを入れたのに、私以外はお休みなので事務所に入れない。土日にしなければならないことがほかにも山とあるというのに。
日曜日の夜から、携帯電話がどこにもない。
わずか一週間で、次から次へとこれだけなくしものが続くと、さすがめげる。どこで最後に使ったか思い出そうとしてもわからない。ここに間違いないと思っても違う。
これは、もはやミスというより、なんちゅうか耄碌というものではないかと思うと・・・・もう上を向いて歩く気になれず下を向いて歩いている。
カードはまだいい。何処かにおき忘れたので盗難ということはないと思う。でもいつまでも出てこないので、やむなく再発行の手続きをした。カード引き落としをしていたものをやりかえる手間とか、少し不便だが、ここまでは許容範囲だ。
鍵を忘れたのも、事務所の同僚にヘルプしてなんとか事務所に入れたものの、自分のミスで人に迷惑をかけてしまったと思うと落ち込む。
携帯電話も、あほらしいが、買い換えればいいと近くのショップに行く。しかし、顔写真付きの身分証明がないため、買えない。仕方なく明日東京出張だからそこで買おうと帰る。登録した電話番号を移せず何かと不便だがコツコツやっていくしかない。
しかし、訟廷日誌の紛失だけは、どうしようもない。
困ったーーー。
同業者ならよくわかってもらえるが、弁護士にとってある意味、何をなくすよりはるかにショックだ。もう、記憶力が完璧衰えている私には、数カ月先の予定など思い出せるはずがなく、これでは仕事にならない。
んーーーーーーーー
どれか一つなら、ま、たまにはこんなこともあるわと平気だが、これだけ短期間に立て続けだと・・・・落ち込んで、自己嫌悪で・・・
後は笑うしかない。
次になくすんは命やなとか、携帯無くしたのは、毎晩ゲームと漫画で時間を無駄にするなという神のお告げにちがいないと、酒のネタにし、同世代人に、「僕も携帯なくして落ち込んでいたけど、まだましやと励まされたよ」と勇気づけをしていたり、もうやけくそ。
しかし、週が変わると
神はまだ私を見捨てじ!
月曜夜、携帯を変えなかった私が家に帰ると、なくした携帯が机の上に!
なんでも、洗濯カゴの中に入っていたようで、洗濯寸前に救出されたとのこと。
なんでそんなとこに入ってるん?綺麗になりたかったん?
おかえり、おかえり。あー、まずは良かった。
さらに、火曜日、木⭕️先生から、家裁の待合室で、日誌見つけましたとお電話をいただく!
激感謝!ありがとー。男前ー。これからは先生の事務所に足を向けて寝ません!
というわけで、平穏な日常に戻ったが、これは、なんだったんだろう
耄碌?
たまたま?
???????
とりあえず私は疲れているということにしておこう。多分疲れがたまっている。きっとたまっているはずだ。
夏は少しゆっくり遊ばねばと思った次第。