いしだのりこの 海苔弁当

日々、思うこと、見たこと、聞いたことをたらたらと・・・

こんなんいただきました

2013年08月30日 | 日記
はい、え~本日、私のお誕生日でございます。
晴れて、前期高齢者です。高齢者ですよ! 高齢者!!
ちょっと自慢なような、むっとするような微妙な年頃です。
たいして賢うもならんうちに、知らん間に、勝手に歳が積み上がってったわという感想で、預金残高もかくあらまほしかるとしみじみ通帳を眺めています。

というわけで、こんなん事務所に送っていただきました。うれいしので獲物頂き物を開陳です。

まずはこれ。
手作りバースデーカードがなんとも可愛い!いや、もうこんなん、子供やないんやから~と言いながら、さっそくロッカーの扉に張ってます。箱の中身はチョコレートということですが、バースデーカードに気を取られています。

次は、これ。

これも手作り。手編みのレースの襟巻きストール?です。
色合いといい、デザインといい、品がよくて、私にぴったりではないかとおもっています。またまたきれいな黒の服がほしくなりました。それにあわせたい。
ただ、もう少し私の首がしゅっと細く長かったらいいのになぁと、どうにもならないことにいじいじしています。

最後はお花。シックです。

媼に花送る翁いとおかし(おかしいではありません)。

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夫夫カップル、テレビに登場

2013年08月24日 | 日記
8月25日(日)の深夜25時15分から、 MBS毎日放送の「映像13」で、ドキュメンタリー番組「弁護士夫夫(べんごしふうふ)」が放映される。

http://www.mbs.jp/eizou/

大阪弁護士会の南和行弁護士と吉田昌史弁護士の同性カップルへの密着取材だ。二人は結婚式も挙げ、一緒に暮らし、一緒に事務所を開いている。事務所を手伝われているお母さんもちらりと出演される。

さて、南さんとは同じ会派に属しているが、1年ほど前に会派のMLでいきなり僕は同性愛者ですという発言が流れ、正直びっくりした。彼にとっては話の流れで自然に出たことなんだろうが、半ば公的なMLでの発言に、「えっ?えっ?ここで言い切っていいの?」とぎょっとした。たぶん、MLの多くのメンバーもそう思ったに違いない。
一応私は日弁連で人権擁護委員長なんかやったものでセクシャルマイノリティーに関する人権侵害事件も見てきたし、身近にいないわけでもないので、関心を持って知ろうとはしてきたし、偏見はない方だと思っていたにもかかわらず、こんなにあっけらかんと言う彼にもおどろいたが、ぎょっとした自分にも同じくらい驚いた。
彼らには、たぶん今日までに私の経験したことのないいろんなことがあったのだろうが、今、まっすぐ弁護士道を走っている姿はすがすがしい。

クラスに一人はセクシャルマイノリティだという。みんながもっともっと自然に自分らしく生きることができる社会にしたいな。
そういう意味で彼らはその牽引車の役割を果たすのだろう。ドキュメンタリーにも出演されている在阪米国総領事リネハン氏も同性愛カップルであることを公言している。彼の講演も聴いたが、その中で「いないものとするのではなく、私たちの存在を見える化することが大切だ」という言葉に共感した。そして弁護士カップルの「嘘のない人生を生きたい」にも大きく共感する。

ともに30代半ばだが、とても仲がよくてうらやましいくらいだ。きっと相性がぴったりなのだろう。
にもかかわらず、すぐにイケメンや美少年ににむらむらしているそこの君!なんでなんや~!

http://ameblo.jp/minamikazuyuki/

このドキュメント楽しみに見ようと思っているが、25時過ぎは、正直おばさんには辛い・・・ビデオとっとこかなぁ、とれるかなぁ、夏休みで帰宅している娘に頼もうっと



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どうでもいい話

2013年08月18日 | 日記
私は、昔から黒い服をよく着る。
最近は、年を取るともっと明るい色を着た方が良いとご指導いただくので、ちょっと無理をして明るめを着るようにしている。

なぜ、私は黒い服が好きなのか。ふっふっふ。その真相は・・・
多くの方が推測される理由は、黒は収縮色だから、少しでも細く見えたいのだろうということだろう。
それも否定はしない。しかし、それは私にとって小さな理由である。

黒は便利なのである。他に組み合わせるもの次第で、地味にもなり華やかにもなる。知的にもなり、ダサくもなる。その時の自分の気分次第で琴姫七変化(古っ、若者にはわからないだろうな)が楽しめるという点が気に入っている。

しかし、本当に好きな理由は、これだ。

       汚れが目立たない!

生本来不器用なので、白っぽい服を着てカレーライスやトマト味スパゲティやラーメンを食べて、ハネを飛ばした経験は山ほどある。そのような長い苦難の涙の歴史の果てに、黒か焦げ茶の服にたどり着いたのだ。



さて、お盆休みで滅多に人と顔を合わせることもないこの時期、私は一週間ちかくずっと同じこのワンピースにミュール(と言う名のつっかけ)で仕事に出ている(おしゃれ度ゼロ)。
汚れが目立たないっていうのは、ほんま楽やわ~~~~~

      黒服、万歳!!!!
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読書感想文・法服の王国

2013年08月16日 | 日記
法服の王国 小説裁判官 黒木亮著を読了。産経新聞の連続小説だったらしい。



主人公は22期の裁判官。
時の政府の意向を受けて、最高裁が青法協(くっそ!今や漢字変換すらままならぬ単語かよ)攻撃を始めた。とりわけ裁判官部会の会員に対する厳しいブルーパージが始まりだした頃から話がスタートする。
長沼ナイキ訴訟、平賀書簡、23期阪口修習生罷免、宮本裁判官再任拒否等々。

私は28期だが、研修所にはまだ重苦しい空気が漂っていた。教官は陰に陽に規制をし、任官者希望者はものをいわず自主規制をする。
そんな空気に押しつぶされるのが嫌で、さして確たる思想もなかったが、率先して青法協に加入した。それでも今に比べれば当時は100を超える相当数の会員はいて、その活動の中で人権擁護の基本を学び、その後の私の弁護士生活のスタイルがスタートした。

その後、展開される各事件もみんな身近で起こったこと。
この小説の裁判官、弁護士たちは、実名であったり、仮名であったりするが、それぞれ、良いも悪いも、諸先輩、同期、後輩の姿に重なってくる。
ああ、この人は彼だなぁ、こっちはあの人に似てる、こんな人いたよなぁと思う。複数のモデルを取り入れた登場人物もいる。

この小説のもう一つのテーマは原発訴訟だ。
人事報復により、支部から支部の支部巡りを余儀なくされた裁判官が、憲法の理念と人権擁護を胸に、誠実に裁判に向かいあう。弁護士も熱い。大阪の弁護士も実名で登場する。ああ、あの人も若いときはこんなにまっすぐな熱いところがあったんだ改めて思い出す。
原発の安全性への疑問のほとんどがすでに出されていたのに、安全神話の中で安逸としていて福島が起こった。しかも、2年余がたち、また原発が動き出そうとしている。

司法行政のエリート街道の裁判官の暗闘、葛藤、苦悩もリアルだ。

作者は全くこの世界と無縁の人だが、20数人の裁判官、10数人の弁護士から話を聞き、さらに、巻末の参考文献のリストを見て驚いた、すっごい量の資料を読んでいる。私も読んでない文献だらけだ。それでも「主要」参考文献とあるからには、これ以外にも相当あるのだろう。ドキュメント作家のご努力に脱帽である。

ところで、この小説に一つ文句がある。

基本、法曹社会は男性社会であり、ましてや20期代ともなれば女性は4,5%だからやむを得ないかもしれないが、もうちょっと女の扱いなんとかならんの?
女が出てこないわけではないが、事務局であったり、妻であったり、端役であったりで、法曹として名前がでくるのはただ一人。それもすっごく感じの悪い女性裁判官である。気に入らない部下に路上で平手打ち食らわせるわ、色仕掛けするわ、陰謀を図るわ、誰やねん、このモデルは?!このモデルばかりは思い浮かばない。

この小説のメインは、良きも悪きも男ばっかである。
黒木さーーーん。
美人で清楚で誠実で切れる女性法曹も、探せばごまんと(ごまんはおらんか)いますよ。その点少し調査不足ではないでしょうか。

それにしてもブルーパージの影響は大きい。今や青法協会員の減少ぶりは驚くばかりである。


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今回、寝食を忘れたものは

2013年08月14日 | 日記
三島の本は駄目だったが、それに代わり寝食を忘れさせてくれたものが、目は滅茶疲れたが、携帯で深夜2時3時まで読んでいた無料漫画。

私は昔から漫画が大好きで、生涯働ける仕事をしようと思った理由の一つは、自分のお金で思うままに漫画を買って読みあさりたいからだった。漫画家を目指していたこともある。

今回読んだのは、無料なのでたぶん無名の漫画家の作品だと思うが、ふと漫画家の名前を見ると、漫画の吹き出しが日本語なので気がつかなかったが、多くの作者はキムであったりソンであったり中韓の新人のようだ。

3シリーズほど読んだが、どれも主人公は少女たち。
舞台は、惑星を侵略する怪物との戦いであったり、魔法使い、神、シュラが入り乱れる世界であったり様々ではあるが、主人公の少女たちは、皆さん、正義感にあふれ、おもいっきり強いくて、とにかく格好いい。

しかし、とふと思う。こんな少女に憧れるが、これがうちの娘だったら、親としては心配で心配でたまらんやろな、命縮めるわ、ああ、みんなほどほどに普通でよかったと思う。逆にこれが自分の親だったら、こんな格好よかった親が衰えて「まだ、お昼ご飯たべてまへんで」など言い出したら、う~~~ん、これも嫌やなぁ。
漫画は漫画の世界で楽しむべし。

それにしても、漫画やアニメがもはやグローバルだということを実感した。今は、日本のアニメが世界を席巻しているが、これからはわかりませんねぇ。





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断食体験四泊五日コースを途中で脱走

2013年08月14日 | 日記
断食体験四泊五日コースを途中で脱走し、本日は朝から事務所でお仕事。
とんづらした理由は三つある。

一つは、持っていった本の選択に誤りがあった。
法服の王国は結構おもしろく、完読したが、三島由起夫の豊穣の海4部作が今ひとつで、寝食を忘れるほどのめり込めず、1巻「春の雪」の3分の1で挫折。
40年の時を経て、三島が古くなったのか、はたまた私の感性が超リアリスティックに変化したのか・・
「唯識論哲学の大きな相対主義の中に溶かしこまれて涅槃に入る」というこの4部作のテーマ自体がめんどくさいが、流麗と思われた文章も、ただただめんどくさかった。
もう一冊、昔から大好きだった田辺聖子の随筆集も持って行き、これは文章がわかりやすいのですぐ読めたが、しかし・・・これも古い・・
寝食忘れる本無くして断食など楽しくも何ともない。しかも、昼間クーラーなし。

しかし考えてみると、いつ読んでも古さを感じない「源氏物語」を書いた紫式部はすごい。

もう一つの理由は、「飽きた」につきる。
健康上の必要なく、どんなもんやろ感覚での断食体験にもう飽きた。
途中取っていった東南アジアのリゾートの旅行パンフをぱらぱらと見ていて気がついた。
「私は何を好きこのんでこんなところにいるんやろう?元気で動き回れる人生は残り少ないんやから、もっと楽しいところ、きれいなところに行って、おいしいものを食べたほうがええのんちゃう?」
というわけで、断食体験はもうやめた。次からは楽しく、おいしく気分転換をすることとした。

最後の理由。
今回はいくつか仕事をしようと大部の資料も鞄の底に忍ばせていた。まあ、キャリーバッグの重かったこと重かったこと!!
本に没頭できなくなって、仕事の資料を取り出し、数枚読み進み、気がついた。
仕事をするとおなかが空く!!
急に空腹感がハンパなくなった。

というわけで、今日から事務所はお盆休みだが、私一人今朝からクーラーの効いた部屋でお仕事。
あーー、落ち着くわーーー


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読書、うたたね しかし…暑い・・・

2013年08月10日 | 日記
今年の夏もまた断食にやってきた。と言っても一週間も休めないんで、四泊五日の体験コース。
珍しいもん好きの私としては、去年とは違ったまた別のところに行こうと、いろいろ探してみた。風光明媚なところ、アユールヴェーダ付き、エステ付き、ヨガ付き、高級ホテルでの断食等々。しかし、遠いわ、いろいろ日課があってめんどくさそうやわで、結局また昨年も来た放置が程よい近場の生駒山の昭和レトロのここにした。


どっさり本を持ってきた。寝っ転がって読書三昧の予定だ。
村上春樹の「色彩のない・・・」を楽しみにしていたが売り切れていたので、今回は三島由紀夫の四部作「豊饒の海」と新刊「法服の王国」と「法律事務所の経営戦略」
三島は40年前、その流麗な文体に惹かれ読みふけったのでもう一度読み直そうとおもう。
法服はこれまたこの時代の匂いの中で修習時代を過ごしたものとしては読まずばなるまい。
経営戦略はパラパラとみとこ感覚である。



さらに弁護士会報、仕事、委員会の資料等てんこ盛り。これ全部読めるかなあ。

しかし…今年は暑い!クーラーなしの団扇だけ生活、耐えられるかなぁ。日は落ちたというのに、体中、じっとり汗ばんでいる。気合いだーーーーーーーっ!がんばろーーーーーーーっ!
この暑さの中、そよりと吹く風が天上の恵みと思えた時代を思い出そう。

今夜の夕食は五分がゆと野菜の煮つけとトマト。
お昼は何を食べましたかと聞かれ、「ざるそばと天丼セット」というと、「結構がっつりですね」と言われた。そうかなぁ?
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告別式二つ

2013年08月04日 | 日記
先週は、たて続けの訃報があった。

一つは私が弁護士としてスタートを切った事務所の先輩が亡くなられた。
しばらくお見かけしていなかったが突然の訃報にズキンと大きな喪失感を感じた。
何も知らない私をあきれながらも、自主性を尊重しながら優しく指導していただいた。
仕事だけでなく、依頼者とのつきあい方、お酒の飲み方等々教えてもらったことは多かった。
神式の告別式は厳粛な雰囲気に充ち満ちていた。
その中で、30数年前を思い出していて、自分が何も恩返ししていないことにようやく気がついた。
すみません。もうお返しすることはできませんが、お世話になった分は、後進に返していきます。
ドライが身上の私だが、お見送りの時にはぐっと来た。

今ひとつは、若いときから事件を通じてお世話になった元教授で、私が財産管理をしていた方がなくなったという知らせが深夜にあった。
取り急ぎ、お世話になっていた施設に駆けつけて、お別れをする。苦しむことのない大往生だった。
葬儀はご遺族にしていただくことができたので、翌々日の土曜日に事務所によって御霊前の用意をし、さて告別式に向かおうとしたその時、事務所の鍵がなくなった。
何度も鞄をひっくり返し、事務所中をなめるように探すがどこにもない。
休業日なので私以外誰もいない。鍵をしないで開けっ放しのまま事務所を出られない。
容赦なく告別式の時間が迫り、ついにあきらめて欠席の連絡をする。
やむなく仕事をしながら、さて、今夜は家に帰れないなぁ、どうしようと思案していると、午後4時頃、別のものを探そうと鞄に手を突っ込むと、鍵が出てきた。
何度も何度も、底からひっくり返した鞄なのに、なんで?と不思議でしようがない。そんなことってあるんだ。
そっかーー、先生が、「忙しかったら来なくていいよ~」と、鍵を隠したのに違いない。
告別式には出られなかったけど、最後までしっかりお世話できてよかった。

お二人の先達に改めて敬意を表しご冥福を祈ります。
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