さて。
現の環が再び廻りはじめる。
このひと時が、何らかの意味となるように。
ただ願うばかり。
外出先でお弁当を食べた。
コンビニで売っているお弁当。
お腹が空いていたので、ただ食べた。
出張の時に一度作ってもらった事がある。
最後の旅行の時も作ってくれた。
どちらも美味しかった。
前者はお昼が待ち遠しくて、一人で食べたけど、嬉しかった。
後者は二人で一緒に。
言うまでもなく美味しくて幸せだった。
取るに足りない。
そんな事を思い出しながら、昼食を取った。
その精神や心の内。
それらを昇華して、表現する。
なら、中身が汚れているなら。
汚れた音になるんだろう。
一度は浄化されて。
きれいに光っていたのに。
哀れだ。
変わらない日常。
この二年間。
食事も睡眠も体調も思考も。
今度また、食べに行こう。
今度また、遊びに行こう。
今度また、一緒に行こう。
なんだっけ、それ。
なんだっけ。
あの日は。。。と。
色々な日々を思い返していた。
いくつものあの日。
今はその日が来るのを待っている。
でも本当は、怖かった。
その日なんて来なければいいとさえ。
どうしてもこうしなければならないのか。
他に方法や選択肢があったのではないか。
きっとあった。
でも私が選ぶものではなかった。
こんな結果、望んでいたはずはなかった。
その日が来る前に。
もう一度だけ。
いや、ダメだな。
きっとまた揺らいでしまう。
結局のところ。
思いを通わせることはあの日以来、出来なくなってしまったんだ。
いつものお店へ。
結局頼んだのはいつもの。
いつも思う。とても甘くて。
全く美味しいとは感じない。
それが美味しくないんじゃない。
美味しいと思えないだけ。
ただ、甘いだけ。
なぜこんなものを食べているのか。
なんでだろう。
頭が冴える、とでも思ったのかな。
そうだったらいいな。
今日は日差しも暖かく、いい天気。
頭痛も治まったし、少し外へ出ようかな。
何か甘いものでも食べに行こう。
何がいいかな。
いつものお店へ向かう途中で考えよう。
