golfersgarden

ゴルフを生涯の友とされる人たちが集うサイトです。横浜の杉田ゴルフ場に土日開くビデオ打席と筆者のゴルフ・人生ブログです。

先ず何事にも「型」。「型」を徹底的に身に付けること。これが王道。

2008-10-30 08:11:29 | Weblog
誰にも少なからず、素晴らしい部分はあるが、そこへつなげることが重要
 いつも明るい布谷さん。時々、ご主人と練習されている風景も目にする。習い始めて2年ほど経過したかと思う。その間、ずーっと見させていただいているが、どうもバックスイングの形が気に入らない。女性としては恵まれた身体能力をお持ちの方で、しかも年齢も若い。このバックスイングが直ればいいのだがと思って、アドバイスさせていただいたこともあった。今日打席で見ると、何らバックスイングに関しては改善されていない。
 そういうことを察知した今井プロが今日は自分の教室の生徒さんたちに、バックスイングの身体の動きを、ビデオで背面を写すという方法で、納得させながらの指導を行なった。最近のクラブは性能が上がり、クラブフェースに上手く当りさえすれば快音を発して飛んでいく。従って、それで良しと思うゴルファーが多いが、それでは本当の問題解決にはならない。ロジカルにスイングを覚えること。スイングのメカニズムを理解することにより、練習方法も変ってくる。飛んだ飛んだと喜ばず、安定して飛ばすこと。それには理にかなったスイングを身に付けること。理にかなったスイングは「型」である。「型」を徹底的に覚える場所。それが練習場。
 是非、布谷さんにもこのレッスンを忘れないでいただきたい。CDにレッスンも洋画ファイルされていますので、これを家で繰り返し観ていただいて、杉田へ来ていただきたい。

ゴルフを通じて淑女への第一歩をスタートさせたい

2008-10-27 19:08:03 | Weblog
お父さんの願いは素直に大きく育って欲しいということ
 「親が子供にスポーツや稽古事をさせるのは何故だろうか」とふと考えてみた。自分の子供の頃、50年も前には稽古事と言えば習字やそろばん、絵画、ピアノと言ったようなモノであったが、動機は教養とか将来実益となるからと言ったところだったような気がする。子供が親の気持ちをわかるはずがなく、友達がやっているから,行っているからというような気持ちで行っていたような気がする。子供に親の気持ちを判れという事は難しいのだ。
 今、この年齢になって、初めてこんなことを考えていることは少し恥ずかしい気もするが、我が家は子供の教育は全部家内任せ、日夜仕事に没頭の会社人間で、突っ走り、子供がどんな服を着、かばんを持って通学していたかも記憶にない。更に単身赴任の三年間が加わり、子供との世界は小学生以降は殆ど中断の状態で過ぎていった。
 今、こうして小学生の子供たちを毎週、ゴルフ練習場へ連れてきて、ゴルフを習わせる親の目的とは何だろうか。子供がやりたいというからやらせて上げたい。やる以上は親としてできるだけの事はやってやりたい。そんな気持ちをお持ちの親御さんが多いのは、毎週接しているので、手に取るように判る。興味を持ったことへ打ち込む姿勢は美しい。そこから得られるモノも沢山ある。
 小学生へゴルフを教える場合、何が必要か?それを判っている指導者とそうでない指導者がいる。小学生に必要なのは先ず「礼節」であり、「型」である。その点、山口教室の指導キャリキュラムを見ていると、指導者の意図がはっきりと見てとれて、親御さんたちも安心すると思う。挨拶をする。名前を呼んで始動する。レッスンの始めと終わりに全員揃って素振りを繰り返す。プロのプロたる指導を見る気がする。

何の為に練習するか、それは型を習得して、スイングを単純化するためだ

2008-10-25 21:51:36 | Weblog
型は日本の伝統文化。単純化されたモノほど役に立つ。
 ここのところお二人ほど、変な癖がなく将来性豊かな若い女性に遭遇した。そのうちのお一人が今日、紹介するYさん。自分の下手な時のスイングを記録に残しておきたいと言って打席に入られた。普通、こう言って来られる人の多くは悪い素人の教え魔に毒されて、才能の開花を摘み取ってしまわれた人や全くセンスがない人が多いのだが、この方は全く癖も力みも欲もなく、素直にクラブを振っておられて、肥沃な処女地のような素材であった。誰も本格的に指導していなくても、この程度振れるのなら、本格的に習ったら、多分凄いことになるだろうことは容易に想像できる。このスイング写真を見ていただければ可能性の高さが偲ばれる。
 アドバイスさせていただいたことは;
 1.バックスイングで前傾姿勢が崩れ、右サイドが伸び上がり気味に
   なること。
 2.ダウンスイングが下半身始動ではなくクラブ始動になるため、若干
   インパクトのタイミングが遅れるため、左肘が浮き気味になること
 3.右ひじの使い方とインパクト後の、右手、左手の処理の仕方が判って
   いないので、クラブヘッドのスピードが出ないことと方向性に
   若干の問題があること。
 4.ボールの位置を論理的に把握すること。スイングの軌道に上にボールが
   あるという意味からすると、何処にボールを置くことが一番効果的か
   を考える
 5.身体の前を広く、大きく使うこと。そのためのアドレスの姿勢。

 こんなところをやってもらったが、下のほうに植北プロのグリップの
 ローテーションを写した写真を付けて置きましたので、次の練習の機会
 にはこれを勉強してください。  

このトップの形は大人でも出来ないぞ!

2008-10-25 03:53:09 | Weblog
スイングの延長線上にボールが在ると思えば問題は解決する
 今日のお客様は佳穏ちゃん。カノンと発音するということをお聞きした。夏のジュニアゴルファーのトーナメントには生憎都合が付かず、不参加であったが、次の機会には是非参加して欲しいお一人である。一年前と今日のスイングを比較してみたが、先ず驚くことは身体の成長である。そのせいか、クラブに振られることなく、クラブが振れるようになった。それにつれて、スイングにメリハリが出てきている。特に前半の動き、アドレスからトップまでの身体とクラブの動きは秀逸であり、大人ではこのようにシンプルなバックスイングが出来る人は少ないだろう。未だダウンスイングの始動がクラブから行なわれるためにインパクトゾーンで窮屈さが出るが、そこはこれからの課題で、今ここまで出来れば、問題ない。
 いつもお母さんに付き添われて通って来るが、今日はお父さんが来られていた。ゴルフが家族共通の話題になる。本当にうらやましい。

山口教室期待の新星登場!

2008-10-21 21:19:05 | Weblog
僅か6ヶ月足らずでここまで出来るとは!
 山口ジュニア教室期待の新星の登場である。前回見たときはクラブを振れることに驚いたが、先生の指導の賜物か、今日ははっきりとスイングが出来てきた。しかもスイングの「ツボ」をしっかりと抑えていることに二度ビックリだ。この吸収力や並大抵ではない。多分、スポーツは何をやらせても才能を発揮する子だと思う。
 僅か正確には二ヶ月の間の週一回の二時間の練習で、ここまで出来ることを見ると才能のないゴルファーの如何に多いことかを思い知らされる。
 どうやら本人もゴルフが好きなようで、学習の姿勢もとてもいい。礼節を重んじる山口教室の中でも時間中、手を抜くことなく練習をしている。こういう練習姿勢を見せる子はそんなに多くいる訳ではない。家族の暖かい目と指導者の厳しい基礎訓練と本人の才能とやる気が揃えば、怖いものはない。指導者も力の入れようが違ってくる。久々のGood News だ!

完成度が増した福田スイング!

2008-10-21 07:56:04 | Weblog
93の訳はここにあり!
 今日のお客様は福田さん。熱心なゴルフ発展途上人である。定期レッスン日の前日にレッスンのための練習をやるお人であるからして、ゴルフに賭ける情熱は尋常ではない。したがって、急速な進歩にゴルフ仲間は目を見張っている。大抵60歳近くなると練習は落とさない為のモノになって来るが,福田さんの挑戦はまだまだ続くようである。先日もベスト・スコアーの93が出たと嬉しそうに話されていたが、一段と練習に力が入っている。スイングはテークバックからトップにかけて重心の移動が独特であるが、トップでは右足にしっかりウエイトが乗り右サイドに逆くの字型の空間が出来ている。ここから最近の好調さを偲ばせるようにインサイドからクラブが立っておりてくる。右ひじの絞りもきちっと出来ており、上手く方向性も出せている。福田スイングのベストショットの一つだろう。

右ひじは常に最短距離を動き前に送り出していく

2008-10-20 03:01:04 | Weblog
人差し指と親指で作った三角形で前へ送り出してやる。右人差し指の腹にクラブシャフトが乗っていく。その感覚が体得できれば、大きな進歩だ!
 今年最後のゴルフスクールのビデオ打席が始まった。年に四回のこのビデオ教室で自分のスイングを確かめることが出来るが、大半の人はその意義を認めておらず、したがってレッスンビデオも無用の代物である。もっとも人それぞれにゴルフに対する姿勢が違うので、それも非難される必要は無いのであるが、・・・・。
 さて、大塚さん、ゴルフ大好き人間のお一人。ゴルフと飲み会の誘いは断ったことがないというほどのお付き合いのいい人なのだ。この写真でも判るように、どうもダウンスイングからインパクト、フォロースルーの部分が甘く、これを改善したら怖いもの無しという事で、ビデオ打席で溝垣プロの指導が始まった。
 「トップで少し反り気味になるところを右ひざの抑えによって我慢して右サイドの空間を作り、下半身始動でダウンスイングに入り、右わき腹をこするように右ひじを下ろし、クラブシャフトを立てて下ろし、最短距離を使って体の前を通し、左サイドへ送り出してやる。その時に右手の人差し指と親指で作った三角形の腹の部分がシャフトを押し、ターゲットに向けて送り出されていく感じを造れると、今のダウンスイングからフォローに掛けての甘さが解消され、大きなフィニッシュへと結びついていく」。そんな内容のレッスンであったが、この時間帯には兆しは生まれたが、体得の域には至らず、当面はこの課題に取り組むことになった。この部分は多くのゴルファーの課題でもあり、参考になるだろう。

今日は工務店の社長にお願いして学生に「人間と自然」のテーマで講義をお願いした

2008-10-17 08:56:50 | Weblog
関東学院人間環境学部で講義-自然流家づくりの小林社長
 今日はゴルフから少し離れて、「人間と自然」の問題で工務店の社長に講義をしてもらった話を書こうと思う。
 筆者の極親しい友人で関東学院の人間環境学部の教授の角田光淳君がいる。高校時代からの付き合いで、柔道部のレギュラー選手として同期で同じ釜の飯を食べた仲だから年季が入っている。彼が、この学部のスタッフであることを知り、筆者が関わるNPO法人の顧問として招聘し、会とはいろんな場面でお付き合いが深まり、産学協働の一環として、「自然流家づくり」の理念はこの学部の理念と合い通じるものがあり、工務店と学生のコラボも面白いのではないかと企画した。
 家づくりのテーマは正に「自然と人」の共生であり、その良さを引き出すためには出来るだけピュアー(何も加工せず、できるだけ在るがまま)が良い。それを実践してお客様に絶大な信頼を得ている工務店の棟梁社長でもあり、我がNPO法人SHS友の会の理事長でもある小林康雄氏にお願いして、150名の学生に講義をお願いし、16日に実行した。

 工務店とは何かさえ知らない人が多分大半だろうと思うが、「人間と自然」は学部のテーマ。木に拘って、自然素材に拘って家を造ろうという工務店は何をどのように考えて家を造っているのかということが判っただけでも大収穫。おまけに講義資料を見た女学生から「若い人が沢山働いておられますが、どういう指導をされていますか?」という、就職を控えた学生ならではの質問も飛び、多くの質問を残しながら終了した。学生からは出席表代わりに感想文が提出されており、それをつぶさに分析してみるのも一興かと期待しています。我々が後世に何を残して上げられるか、この機会もその一つと捉えて行きたい。

流石ベテラン、勘所は押さえられていた!

2008-10-13 06:16:20 | Weblog
重要なことは右腰から左腰の間のクラブフェースのコントロール
 今日のお客様は三好さん。ビデオ打席の近くで練習されていた方だが、「ここで何をしているのですか?」と声を掛けてこられた。これこれしかじかと申し上げると、それじゃーと言ってクラブを持ってやってこられた。打っていただくとお年の割には力強いショット、球の方向もよく、年季を積んだキャリアが偲ばれる。軸がしっかりしてトップからダウンスイングに移る前に左サイドへの踏み込みがしっかりしているので、クラブが送れて内側から降りてくる。これは中々出来ない技術である。ただ、少し基本のところを修正した。画面に書いてある部分であるが、その結果、明らかにスイングの前半が変わっていることがお判りになると思う。これだけ変っただけで打球音が変り、飛距離の変化を確認して頂いたが、次の課題はインパクト後、即ちインパクト後に最大のヘッドスピードを出し、きちっとフィニッシュに持って行く習慣付けである。今はインパクトまでのスイングに終わっており、これがフィニッシュの位置にまで伸びたら、それに伴って飛距離も伸びる。
 ご本人も仰っていたが、自分で自分の姿がすぐ見れて、変化も見て確認できることが、このビデオ打席のメリットです。

今を精一杯楽しもう

2008-10-07 22:32:21 | Weblog
誰もがティーグラウンドに立ったとき、今日は最良の1日にしたいと思う
 有名な親鸞上人の歌を冒頭に出したが、それを出したのがなぜか自分でも判らない。しかし、言えることはゴルフも今を大事にしてベストを尽くすということだろう。今日は杉田ゴルフ場に関東学院の公開講座GOLFの指導に来ている湘南衣笠ゴルフの岩室プロに頼まれて、同社の開場39周年記念に呼ばれてティーグラウンド(葉山国際ゴルフクラブ)で写真を撮らせていただいた。早朝から横殴りの雨が降る最悪のコンディションで、200名のエントリーから相当数減るだろうと思っていたが、10名程度のキャンセルで終わったようだ。日頃からのお客様とのお付き合いの程度が窺い知れて、大変興味深かった。ほんの一言程度であったが、数人の参加者とお話をさせていただいたが、こんな天気にも関わらず、後ろ向きの発言をする人は皆無であった。
 39年というと、決してゴルフ練習場としては立派な歴史を持っておられる。いわゆるゴルフが本格化した時の参入である。それから今まで何をして来られたかは、今回の人の集まり方を見れば十分に判る。今や、どんな業界でもただ老舗だけでは商いが出来ない時代であり、そこには企業としてのノウハウと情熱が必要な筈だ。ゴルフ練習場も淘汰され、ゴルファ-の数も減り、舵取りに難しい時代であるがお客様の為に何が出来るだろうか、何をしたらいいのか、そんな日日の企業姿勢が秀逸なのだろうと思っている。