golfersgarden

ゴルフを生涯の友とされる人たちが集うサイトです。横浜の杉田ゴルフ場に土日開くビデオ打席と筆者のゴルフ・人生ブログです。

映像を使って練習すると三倍速く上達する

2006-02-26 22:32:30 | Weblog
 前のブログで今日はゴルフ用品見本市の応援に行くことを書いた。会場はビッグサイト。読者の中にはいかれた方もおられるかも知れない。今年は初日と最終日の二日間お付き合いをしたが、今日最終日は一般の入場者の日であったため、小さな子供を連れた家事連れが目立った。これも女子プロの活躍のご利益の一つなのだろう。
 さて、写真であるが、以前このページでご紹介したスイング・ベター・ミニの改良版である。前面が全体的に液晶になって、そのサイズも一回り大きくなっている。ボディーの上部に有る4個のボタンを押して、機能を働かせるのであるが、以前のモデルよりも洗練されて使いやすくなった。
 未だこの製品を使用している施設やプロは少ないが、ヒット商品の予感がする。単純な録画・再生機能を自動的に処理している。シャッターはクラブとボールのインパクトの音で切れるようになっている。インパクトの音の前後を5秒に渡って記録する。1秒間60コマと言うスピードで録画再生されるが、クラブへッドの速い部分はコマ数を増やして録画するように調整し、画面のちらつきも抑えてあるため鮮明な映像が楽しめる。セカンドバージョンではビデオ出力端子が付けられ、テープや
DVDでの収録も可能であるし、二個のモニターが同時に使えることや、使いまわしの工夫と言う点では、液晶の前面にガラス板をはめ、その上にペンで線や○等の書き込みが出来て、不要になれば消すことができる対応が施されている。
 映像や画像で教えることを日常的にやっているプロに聞くと<映像や画像を使って練習すると、使わない人の三倍は上達の速度が上がる>」ということだそうだ。筆者も正に同感である。数を沢山打つことよりも、正しいスイングをして狙い通りのボールを打つことが練習の本筋だと思うのだが、意外にそのことに気がつかないゴルファーが多いようだ。

ビーコンヒルの梅が咲いた

2006-02-26 22:03:35 | Weblog
 今朝はビデオ打席を休んで、ゴルフ用品見本市の応援のために、ビッグサイトに行こうと思い、小雨の中を家を出てビーコンヒルの坂道を傘を差しながら能見台の駅に向かった。坂の途中で、右側に梅ノ木あり、以前からつぼみを付けていることは目に記憶していたが、今朝は暖かい雨にぬれて清楚な白い花が一輪だけ開いていた。朝8時過ぎ、小雨の暖かい朝、絶妙の取り合わせである。たまたまカメラを持って出ていたので、立ち止まり二枚ほど撮影した。もう一枚には小さな膨らみを見せる多くのつぼみが枝に一杯付いている模様が記録されていた。
 考えるともう三月も三日後に迫っている。今年は早くから寒かったので、春の訪れが早いようだ。従って、大抵いつも大雪に見舞われるゴルフの見本市もことしは天候はベストではないが、雨が降っても暖かい。先週辺りから、土日もゴルフ練習場へも人が戻って来たようだ。もうゴルフシーズンの幕開けも近い。メールにははやおき会の今年第一回目のゴルフコンペ開催の案内が送られてきた。

NPO法人 シックハウスにしない家づくり、SHS友の会第二期定期総会

2006-02-26 07:04:26 | Weblog
 筆者が事務局長をさせていただいている特定非営利活動法人SHS友の会、いわゆるNPO法人の定期総会が行われたので、2月25日のビデオ打席は欠席をさせていただいた。期待されていた生徒さんたちにはお詫びを申し上げたい。
 さて、この法人「シックハウスにならない家づくり」をテーマに人間の幸せ、平和な社会、自然環境の保護や浄化を社会的な活動にしようという目的のために、住宅の建築に関わる工務店と出入りの業者、一般の方々を会員に昨年一年間、活動を行ってきたが、今日は今年度の定期総会を開催した。
 場所は横浜市泉区の上飯田地区センター。未だ完成して2年ほどしか経っていない、立派な施設で小さいながらも体育館も併設されている。なにせ賃貸料が安く、NPO法人にとっては誠にありがたい施設だ。
 昨年度は9月に法人の認証をいただき、それなりに意義のあった年ではあったが、本格的な活動は今年から始まる。賛同していただける会員を増やし、活動の輪を広げて、より具体的な成果が求められる年度になる。秋には飛騨高山に「太陽の家」という研修施設が出来上がる。自然の中で、理想とする住環境を整え、会員の利用や、関心のある皆さんが自由に出入りできる館にする。館の周りで作られている有機野菜の類も会員の皆さんに定期的にお届けできるような仕組みも計画中である。個人正会員の入会金、年会費は4,000円である。読者の中からも関心のある方がおられたら参加いただきたい。筆者にとっても住宅の業界は新しい世界。ただ、人間の根幹に触れる問題意識をもった人たちとの触れ合いの場であり、創造的な場なので、皆さんのお世話をさせていただいている。

クラブは右腕で振れ!-杉田ゴルフ場 溝垣プロ

2006-02-26 06:35:08 | Weblog
 昨日は所用でビデオ打席を欠席した。NPO法人の定期総会があった為である。
そこで、先週収録しておいたレッスンの模様を再現することにした。
 この連続写真はダウンスイングからインパクトゾーン、フォロースルーまでの右手の動きを再現している。ボールは左腕で打てと言う教えもあったが、実際右利きの人が利き腕でない左手でクラブをコントロールしてパワーを発揮できるかと言うとこれはもう絶望的だ。右手と言う利き腕が仕事の9割を果たさないと目的は果たせないのが現実だ。敢えてボールを置かずに右手一本のスイングにして腕、クラブヘッド、手首の角度や切り替えしの流れを明確にし、そこへ左手が添えられ、ボールを打つことが加わって行くと、自然と下半身が上半身の動きに追従して、腰が入り、インパクトの正しい形が出来上がる。上げた軌道をそのままなぞるように降ろしきて、右肩や右ひざをその位置に止めておいて左肩が開かない様に、右ひざの前でクラブを振って行くとこのような右手の切り返しが生まれ、クラブヘッドが返っていく。右手のタメが鋭角にリリースされることによってクラブヘッドの走りも加速され、飛距離につながって行く。
 要するにグリップ位置をボールの位置よりもインパクトでは絶対に前に出さないこと、出た場合には先ずクラブフェースがスクエアーに戻ってくることはないので
結果は殆どの場合、スライスになる。「Behind the Ball」の鉄則はこのことを言っている。ボールを右ひざの前で捉えるイメージを持って振り降ろしてくると、インパクトでクラブフェースの戻りが遅れず、球の捉まりも良くなる。この時、常にボールの右側面を左目で見ていることが大事で、これを習得するとインパクトゾーンで右手の走りというかクラブヘッドの走りが良くなって飛距離アップにつながる。有る程度のスイングが出来る人がこの練習をされ、ポイントを習得されると、ボールを打つ楽しみが何倍にもなる。そんな方々を筆者は何人も知っている。

HOGAN 過去の名手が出来なかったことやった唯一の人

2006-02-19 10:19:44 | Weblog
  写真は日経新聞に連載中の私の履歴書ージャック・ニクラウス

 筆者のブログを読んでいただける方でベン・ホーガンの名前を知らない方はよもやおられないと思うので、それを前提で書きます。ここのところ連載されているジャックニクラウスの私の履歴書にホーガンについての思い出が載っている。「完璧を求めたホーガン」というタイトルになっているが、このホーガンと言う人、元々マクレガーの契約プロであった時代があり、マクレがーのクラブの中にベン・ホーガンモデルというものが残っている。当然の事ながら、マクレがーの色を濃く残した693という作品である。輝かし栄光の年「1953年」マクレがーから独立して自分のクラブ工場を設立したが、本格的にプロラインのクラブとして名声を博したのは1968年頃(正確な記憶がない)のAMF社の資本参加による近代的工場への投資である。テキサス州ダラス郊外にあるフォートワースという地にそのころの最先端をいくクラブ工場が出来上がった。シカゴから鍛造の打ちっぱなしを入れて、工場内で研磨、メッキを施す。技術的な部分はジェーン・シェリーという名手がホーガンの理想を形にしてしていく。ホーガンは近くのコロニアルC.C.やシェディーオークC.C.で毎日、自分で打っては修正点を加えていく毎日だった。折しも、アルミシャフトの時代が去り、ライトスチールの時代になろうとしていた。APEX(頂上という意味でエイペックスと呼んだ)という軽量スチールが出て、市場の絶大な評価を得た。プラス1(ワン)というクラブは今では珍しくもないが、いわゆるストロングロフトのクラブでロフトが2-3度立っていた。シングルからP/Wで140ヤードも飛んで短い距離に困るとよく言われたものである。シングルが四人寄ればその中の一人はベン・ホーガンの愛用者であった。市場は正にベンホーガン時代の幕開けであった。
 「過去の名手が出来なかったことをやった唯一の人」という題は自分の名前が付いたクラブをメジャーにしたただ一人のプロゴルファーという意味であり、これから折に触れホーガンのクラブ造りを紹介し、そのモノ造りの理念を紹介して行きたい。

 

遼平君は大進歩-ビデオ打席の15分間

2006-02-19 06:54:01 | Weblog
 未だそんなにキャリアはない小学6年生の遼平君。今日はお父さんは風邪で、マスクをしながらの練習であったので、遼平君だけの登場だ。
 キャリアが浅いので未だ荒削りだが、レッスンの始めと終わりではものすごく変化した。これも子供の吸収力かと驚いている。
 最初はダウンスイングで左へ上体が流れるため、今日の課題のインパクトゾーンでのクラブフェースがオープン気味に帰って来る欠点があった。上体が左サイドに流れてグリップ位置がインパクトでボールより前に出れば、クラブフェースはオープンになるため一般的にはスライスになる。強引に手首でこねれば引っ掛けショットになる。ここのところを溝垣プロがトップからインパクトそしてそのままクラブを真っ直ぐに前に出していくイメージを手取り足取り指導、その結果、ダウンスイングで右肩が出るのが抑えられ、腕でクラブが振りぬけるため、右手が伸びて大きなフィニッシュとなった。この写真は指導後のモノだが指導の跡がはっきりと残ったいいスイングである。振ったところに頭を残しておくと右手が伸びる。左腰のライン辺りまでクラブシャフトが来たら、頭を上げながら右から左へウエイトを押し込みながら身体を回転していく。その動きを忘れるな遼平君。
 

真打はきららちゃん-溝垣親子教室

2006-02-19 06:34:00 | Weblog
 今日の真打はかわいい「きらら」ちゃん。お父さんのスイング画像もあるが、今日のハイライトはきららちゃんだろう。打席に入るとオーラがある。これは大変なことだ。未だ幼稚園。この春小学校へ入学とのことだ。暖かい家族の中で文字通りきらきら輝いているようだ。誰の命名なのか、聞いてみたいが、多分お父さんではないだろうか。
 さて、以前にも一度観たことがあったが、それとは雲泥の差。本気でゴルフに取り組んでいることがよく判る。これはお母さんの性格の賜物だろう。いいことは大きく振れている事だろう。プロの指導を非常に良く聴いて、ゴルフスイングになっていることに驚かれる読者もおられることだろう。未だ、身体が充分に出来ていないので、クラブに振られて、バランスをフィニッシュで崩しがちだが、ボールを正面で迎えているところなどは本格的なスイングの味がする。
 筆者がここに掲載するスイング画像はもちろんご当人のお許しを頂いているものばかりであるから、そうそう無様なものはないわけであるが、狙いはゴルファーのゴルフスイングに対する関心と勉強の啓発である。自分自身も我流で始め、人からは個性的だと言って笑われてきた張本人であるが故に、基本の大切さが身にしみるのである。

お母さんのセンスを貰った晃君-溝垣親子教室

2006-02-19 06:18:40 | Weblog
 文字通りのゴルフ一家である。今日はおじいちゃんも応援に駆けつけて、孫達を応援に来られている。うらやましい限りである。こういう形でゴルフがファミリーに入り込んで行く様になれば、日本のゴルフ文化も成熟して行くのだろうが、現実は厳しい。
 晃君は長男。小学校3年生である。特筆すべきは身体に柔軟性があって、身体の軸が崩れず、大きく振れることが素晴らしい。従って、大変飛距離も出る。スイングを観ていただけるとお判りのように、ダウンスイングでクラブが上から降りてきている。右手の溜めも充分で子供のスイングとは思えない。従って、インパクトゾーンでのクラブの走りが速い。
 今日の指導ポイントはテークバックの軌道をそのままにダウンスイングに降ろしてきて、右肩を前し出さず、クラブヘッドをインパクトでボールにスクエアーに出して行くこと、そしてインパクトでは絶対にグリップがボールより前に出ないことであったが、子供はプロに指導されれば、それが簡単に出来てしまうことが驚きだ。これを観て感じるのは、ゴルフをやる人は出来るだけ身体に順応性の有る間にきちっとしたプロのティーチングを受けることだろう。無限の可能性を感じるのだ。

小柄ながらパワフルなお母さん-溝垣親子教室

2006-02-19 05:55:19 | Weblog
 今日は溝垣親子教室の生徒さんたちだ。最初のお客様は晃君、きららチャンのお母さん洋子さん。名前のようにポジティブなお母さんと観た。以前にも、家族揃って来て頂いた事があったが、暫く機会がなく久しぶりに見せていただいたが、長足の進歩があった。一番大事だなーと感じたのは学ぶ姿勢だが、持って生まれた運動神経は非常にいいようで、身体にパワーがある。スイングをご覧になるとお判りのように、非常に身体全体の動きのバランスがよく、小柄ながら身体を大きく使っているため、飛距離も出る。最近活躍している女子プロの沖縄勢のスイングに良く似ている。テークバックからトップで右サイドも上手く抑えられて身体の軸に対して右肩ー左足、左肩ー右足のX軸がしっかりと作られている。上下動もなく、クラブヘッドの動きもインパクトゾーンでよく走っているため、頭が残り、右腕が良く伸びるので大きなフィニッシュがとれてウエイトシフトも非常に上手い。願わくばこのトップからはアウトサイドインにクラブが降りて来やすいので、もう少し右サイドを抑えて、インからクラブが降りてきたほうが、安全だろう。
 どの程度、ゴルフコースに出ておられるのかは不明であるが、フルショットはこれでいいのだろうが、様々なシーンでバランスを崩さずにクラブヘッドを常にボールに対してスクエアーに出していく技術が求められて来るので、今日の指導ポイントである。ダウンスイングからインパクトゾーンに掛けてのクラブヘッドの動きをしっかりと身につけていただきたいものだ。しかし、短期間にここまでのスイングが出来上がったことに脱帽です。

充実の二時間-杉田 山口プロジュニア教室

2006-02-13 23:09:34 | Weblog
 凛太郎君、将希君、美吹ちゃん、純奈ちゃん。この四人が土曜日の山口ジュニア教室の生徒さん達である。特筆すべきは生徒の教わる姿勢が非常にいいことだ。他のジュニアスクールは練習に来ているのか、遊びに来ているのか判らないものもある。先生が目を離した途端、打席を走り回ったり、練習に集中できない子供が大半を占める教室もある。これは由々しきことだ。
 一般的には10名から12名程度の定員だが、この教室は4名と、非常に恵まれた環境にある。しかも先生が杉田ゴルフ場きっての名ティーチングプロ山口プロと来ているから、手を抜くことなく、徹底して指導が行われている。小学校の低学年だからクラブの握り方も、もちろん振り方など判らない子供であるが、このブログでもご紹介しているように、手取り足取りしながらスイングの形というものを覚えさせていくプロの術(ワザ)に感心しながらレッスンを見守っている。これだけ指導されたら、子供もゴルフに興味を持つし、親御さんも満足だろう。
 プロの術(ワザ)はかくあるべしというレッスンを見せてもらって、そのエッセンスをビデオ打席に来られる多くのゴルフ愛好家に少しでもおすそ分けが出来ればいいなと思いながら、寒風が肌を刺す打席に立っている。
 ジュニア教室を探しておられる方がおられたら、4月から始まる来期、このジュニアスクールに申し込まれたいいと思う。