golfersgarden

ゴルフを生涯の友とされる人たちが集うサイトです。横浜の杉田ゴルフ場に土日開くビデオ打席と筆者のゴルフ・人生ブログです。

約束だから足立さんの写真を

2006-08-29 01:00:21 | Weblog
 名手足立さんが悩んでいる。悩みの原因は・・・・・

 8月17日、一年ぶりに鷲ケ岳のAGC会でお目にかかった。もともとシングルで自分のスイングの何処に問題があるかは判る方なので、あえてコメントは差し控えさせて頂くことにする。実は当日プレイ後のパーティーの席で15カットに分解した連続写真を編集し、それを見ながらスイング談義を行ったのである。昨日日曜日に、本部へ撮影した写真を送付したので、おっつけお手元に届くと思われるが、その間のつなぎとしてご覧になって頂きたい。
 来年また進化したスイングを見せていただきたいと思っております。

やはり始めからプロに習うべきだ その2

2006-08-28 03:38:34 | Weblog
 力強さ、気迫、欲しいものが一杯ある・・・将来性豊な若者の登場
 お二人のうち、もう一人が松井さん。サラリーマン二年目の青年である。この方も最初から酒井プロに習ったという方で、4ヶ月目という事である。とても4ヶ月のキャリアと信じる人はいないだろうが、これは事実である。酒井プロの指導のエッセンスは先に述べたが、実に伸び伸びと打っておられるのだ。球は未だ安定感はないが、時々スーパーショットがある。
 ところで、スイング自体は変な癖がないので、アドレスで少し右足ウエイトにして左右の肩の高さを右だけ少し下げ、右側からボールを見る形に微修正。右足ウエイトで右股関節の上で上体を捻転させるイメージ、テークバックの始動時に手でクラブを上げずに、肩、腕、クラブを一体化して軌道上を上げて行く動き、トップでクラブが飛球線の内側にキープされること。これらの動きを上体や手に必要以上の力を入れないようにして完成させること。これが出来れば振る力は抜群なので、急速に進歩されることは間違いない。1枚、DVDのレッスンをお渡ししたが、スイングする上での重要な10ポイントがプロの解説で判りやすく説明されていますので、それをいつも頭に置いてスイングして下さい。「何故」という問いに「だから」という答を持って練習することです。球を沢山打つことも必要ですが、目的を持ってやることのほうがもっと必要ですね。

やはり始めからプロに習うべきだ!その1

2006-08-28 03:21:26 | Weblog
 全くの初心者でも4ヶ月でこの程度までスイングが・・・・・・

 久しぶりに可能性の高い二人の若者がビデオ打席に現れた。お二人とも酒井教室の生徒さんであるが、社会人になってゴルフを始められたという二十代の若者である。最初は上原さん、全く何の癖も無くゴルフを最初からスクールに入って勉強されて4ヶ月程度ということだ。酒井プロは元々、あまり自己主張が少なく、個々の生徒さんの個性に合わせて指導するというタイプの指導をされている。従って、伸び伸びと打っておられる。
 スイングに関して言えば、アドレスで出来た背骨のライン、正面から見て左上から右下に斜めに降りる線、これが回転軸であるが、この形をインパクト後のフォローまで崩さずにキープすることが基本である。古今東西のプロのスイングを診ていただいても判るように、このラインがきちっとキープされている。従って、正しいトップとはどういう形かと言うことが判る筈である。回転軸をキープしたまま右足重心でなくてはならないが、....。また、トップでクラブが飛球線から外へはみ出してしまっていますが、これがダウンスイングで外からクラブを引き降ろしてくる要因になっていますから、飛球線の内側にキープできるよう左腕と右ひじの関係をチェックすることですね。書けば、いっぱいありますが、先ずは正しいアドレスの形からトップまでの身体の使い方を覚えましょう。 頑張ってください。

中京テレビ「夏休み親子ゴルフ大会」

2006-08-22 08:37:16 | Weblog
ジュニアを指導する植北プロ

 植北プロが引き受けた親子ゴルフ大会に出場するジュニアにレッスンをする仕事を手伝うことになり、豊田市の「中京ゴルフ倶楽部」に出かけた。夏休みこのような企画はここのところ全国的に目白押しであるが、ジュニアのゴルフが一般化してきた証拠でもあり、世の中が豊になってきた証拠でもある。
 12組の親子のエントリーがあり、スタート前のレッスンと二組の親子が一緒にラウンドするコンペが組み合わされている。拝見した限り初心者と言うレヴェルの子供は居なかった。ラウンドも何度もこなし、ジュニアの大会にも出ている子供が何人も居たようだ。
 植北プロのレッスンは一人五分程度、打球場で行われ、注意すべきポイントを指摘された子ども達は、即それが実行できるレヴェルであり、球筋や打球音がたちまち変化していた。
 ジュニアの強化にJGAを筆頭に各種の団体が力を入れてはいるが、やはり重要なのは指導体制、コーチングシステムそれと打球場、ゴルフ場等々の受け皿であろう。そして恵まれた子供達だけの特別なものにしないことだろう。

忙中閑あり 待宵草の思い出

2006-08-22 08:16:37 | Weblog
夏のこの時期に咲くこの花にはとくべつな思い出が....

 荒地にこの時期に咲くこの花には特別の思い出がある。道端や今回の高鷲高原のゴルフ場の傍らの荒地に咲くこの花は、何とも頼りなげで心に飛び込んでくる。今から40年以上前、名古屋の大学生だった頃、美術大学へ行く夢が叶えられず、ふてくされて英文科に入学し、美術部で同学年の仏文科の女学生と会った。高等部から大学に進んだ女性で、色が白く可愛らしく、声がまるで天使が歌を歌っているようだった。よく二人でクラシック音楽のレコードを持ってオーディオメーカーの試聴室めぐりをしたが、こちらの正直な思いを打ち明けることなく終わってしまった。帰郷すると彼女の実家の前を通るのだが、そこはすっかり様変わりしてしまっており、昔の面影はない。
 夏休みの手紙の中にこの花が押し花にして入れてあった。残っている思い出は彼女がプレゼントしてくれたホメロスの「オデッセイヤ」1冊であり、今も本箱に保管してある。
 そんなことで、この花には特別な思いがあるわけだ。高鷲高原の仕事の合間にしばし昔の感傷にふけったというところである。

教師はゴルフがお好き

2006-08-22 07:47:24 | Weblog
夏の1日、白球を追って高原でゴルフ
 ここ一週間ほど墓参りを兼ねて名古屋へ行って来た。毎年夏休みにAGC会と言う大きなゴルフコンペの写真撮影の仕事があるからである。AGC会とは愛知県の西南部にある地域中小学校の教師の皆さんで作っているゴルフのサークルで、学校が休みになる春夏冬の年3回ゴルフコンペを開催し今回は64回である。如何に長寿で楽しみなサークルであるかが、お判りのことと思う。夏は岐阜の高鷲高原で行われることになっているが、高原といっても直射は暑い。とても避暑の仕事と言うわけにはいかない。
 さて、今年は少し少なく63名の参加であった。中心と成るメンバーの年齢層が50台後半になり、毎年見慣れた顔が少しずつ減っている。ここにもゴルフ業界の縮図はあるようだ。
 さて、毎年スイングのワンポイントアドバイスを入れさせて頂いているが、日頃人に教える仕事をやっておられる方々なので、無関心な方は少ないようで、反応が色々と寄せられて楽しい。この写真の主、宮田先生には個別に印刷した写真でアドバイスを差し上げたので、コメントは差し控えます。ブログをご覧の皆様にその仕事はお任せいたします。
 出来るだけ喜んでいただける作品にしてお届けしようと毎回趣向を凝らしてるが、今年は天気もよく、撮影条件も良かったので、読者にはご紹介できないが、素晴らしいできばえである。
 

今井プロの秘蔵っ子 崚太君

2006-08-15 04:04:05 | Weblog
今井プロが後ろで両膝を押さえたら・・・・・・・

 新進の今井プロのレッスンを受ける崚太君、小さい身体を一杯使って大きなスイングをする。ジュニア固有の身体の柔らかさがあるので、大きなアクションをとっても何とかナイスショットが出ているが、診ているとトップからダウンスイング、インパクトの間のアクションが大きすぎて、ともするとボールの下にクラブヘッドが入ったり、マットを叩いたりする。そこで、今井プロが両膝の上下動を抑えるため崚太君の身体の後ろで身をかがめて両膝を押さえてスイングさせるとどんぴしゃのナイスショット、見事にクラブのスイートスポットで捉えた球は快音を残して200ヤードほど飛んでいった。さほど大きなボディーアクションをとらなくても既にクラブを振る力が付いているので、肩をレベルに回して、上下動のないスイングを心がけていくべきだという示唆がこのレッスンのポイントであったと思う。
 いまひとつ、このスイングで注目していただきたいのはダウンスイングでのクラブの降り方である。ここまで溜めて降ろしてくるスイングがこの年齢で出来るという事、これは天性かも知れないが、今井プロの指導かも知れないので、一度聞いてみたい。
 お父さんも一緒に来られていて、連続写真を撮らせていただいたが、かなりの HCの方だとお見受けした。親子で、ゴルフと言う共通の話題があるということは羨ましいの一言に尽きますね。


ゴルフライフをエンジョイする西中さん

2006-08-15 03:42:16 | Weblog
明らかに無駄な動きが少なくなって、スイングがシンプルに

 久しぶりに打席で西中さんに会って、ビデオ打席でスイングチェックになった。ここ暫く、スイングの調整に専念されていたようである。横浜市のゴルフ愛好家の会に入会して、戸塚や保土ヶ谷など、名門でコースの休日に特別価格でラウンドする機会を造りながら、腕を磨いておられるという。
 さて、このブログに今年の3月に二枚ほど、スイング写真の付いた投稿を行っているので、そのスイング写真と見比べていただくと、その間の研鑽の足跡がはっきりするのではなかろうか。西中さんのスイングの特徴はトップで腰が左後方へ流れるので、インパクトのタイミングが遅れる。その為に上体でボールを打ちに行こうとして右肩が落ちるため、今度は左肘が邪魔になり、抜いてやらないと身体が回転しない、左腰が開き、右手でこねるためにミートポイントが甘く、球が捉えられない。従って本人が期待するほど飛距離も出ないし、方向性も悪い。
 トップ位置から切り返しで腰が左後方へずれてしまうので、切り返しの意識を今よりも早く持つことで、この動きをセーブし、トップから切り返しの間の無駄な要素をカットして、インパクトまでの身体の動きをシンプルにするようにアドバイスしてみた。この写真で行くと三番目の写真のポジションで切り返しに持っていく感じかなと思う。これによって、スイング全体に余裕が生まれ、バランスが良くなって、インパクト後右手が伸び、左手と右手の位置関係が交代するクラブヘッドの動きが出てきた。この動きを体得するためには右肩から左肩までの振幅でボールを正面で捉えて真っ直ぐにボールを弾いていく動きを繰り返し練習されると球を捉えて運んでいくフィーリングが掴めると思われる。

誰が信じる? 一年にも満たない奥様ゴルファーのスイング

2006-08-13 20:03:10 | Weblog
本人が凄いのか?それとも教える人が凄いのか?

 ご主人に続いて、片山夫人の登場である。筆者のスイング分析で進境著しいご主人の奨めもあり、奥様がビデオ打席へやってこられた。ごらんのようにご主人とは違う華奢な身体の持ち主であるが、蓋を開ければご覧のようなドライバーショットが飛び出してきた。思わず、「どれくらいゴルフをしておられますか?」とお尋ねすると、もう少しで1年と言われた。最初のラウンドは120前後であったが、最近は必ず100を切られるということだ。
 いつも杉田ゴルフ場で手嶋支配人のレッスンを受けておられるが、ご主人のお人柄で、名手星さんもアドバイスをされているようだ。ご主人に言わせると「凄く吸収力がいい」と言われているが、もう一つの秘密は「負けず嫌い」のようだ。
 最初見せていただいたスイングはトップで左サイドにウエイトが残るため、ダウンスイングからインパクトの微妙なズレがミスショットに繋がっているような感じがした。従って、アドレスでウエイト配分を右6、左4にしておいて、右股関節の上で上体を捻転させ、右足にウエイトを乗せていくバックスイングをアドバイスすると同時に、今までより少し早いバックスイングからダウンスイングへの切り返しのタイミングをアドバイスした結果が、このスイングになった。之によってよりパワーがボールに伝わることになることは勿論であるが、安定したインパクトが可能になり、伸び伸びとスイングができるようになった。
 何が、誰が凄いのかは読者の判断にお任せするが、やはり画像を使って、自分の
スイングを診て練習することは、究極の練習方法ですね。皆様のお越しをお待ちしております。

スイング改造中 今だ八合目なり!

2006-08-12 20:39:14 | Weblog
 今一つ左足へウエイトが乗り切らないね 片山さん

 好漢片山さんのアイアンショット。これは非常に完成度の高いスイングである。但し、もう一つフィニッシュで左足にウエイトが乗り切らない。そんな不満を感じながらのショットではあるが、一般のアマチュアであれば問題なくいいスイングであろう。但し、この人は求めるレベルがそのレベルでないのだ。道具からスイングまで、兎に角こだわる。この姿勢は半端ではない。筆者の仲間にも道具にこだわるのは何人も居て、常にバッグの中身が変っている人がいるが、スイングには到って無関心。「おいおいポイントが違うよう」とアドバイスをしても、馬耳東風である。これでは、道具を変えても道具が生きない。
 筆者は経験上、先ず「スイングありき」の結論である。道具はスイングのメカニズムに合うことを前提に設計・製作されている訳で、その前提となるスイングのあり方が、理詰めであることが望まれる。特に科学された今の時代のクラブが機能的に問題を持つモデルが商品化されることは考えられない。従って、何処のどんなクラブでもスイングのメカニズムが間違いなければ、性能の70%以上は保証されるのではないかと思っている。
 物事に「興味」、自己の姿勢に「向上心」はすべからく上達の「真理」である。その真理を好漢片山さんは追求して止まないのである。