いばせんせいのブログ

愛車光岡ビュートのこと、趣味のドライブや博物館めぐりのこと、ネクタイのこと、などを書いていきます。

滋賀県甲賀市を日帰り観光の続き~水口城

2011年07月05日 22時36分59秒 | 旅・ドライブ(滋賀県)
滋賀県甲賀市を日帰り観光の続きです。

次は、東海道五十三次の五十番目の宿場町「水口(みなくち)宿」へ行きました。

(※このブログの写真は全てクリックをすると拡大表示できます。)
水口城の写真
史跡水口城跡です。

元々は、三代将軍徳川家光が京都上洛の際、宿泊をするためだけに作らせた城だそうです。

だから、元から天守閣は無く、本丸には将軍宿泊用の御殿だけが建っていたとか。

その後、水口藩が出来、城主が来ましたが“本丸御殿は徳川将軍様のもの”ということで本丸御殿には住まずに、二の丸御殿で藩政を行っていたのだそうです。

明治時代に廃城になり、石垣と堀が残っていただけのところに、竹下内閣のときの「ふるさと創生1億円」を使って、この「水口城資料館」を建てたそうです。

他の再建天守閣のほとんどが鉄筋コンクリート造りなのに対して、この資料館は木造です。

水口城の写真
水口城の櫓を模した「水口城資料館」です。

水口城の模型や、水口藩/歴代水口藩主についての資料のほか、甲冑や古絵図、古文書なども展示してありました。

水口城の写真
水口城の堀のまわりには、あじさいがきれいに咲いていました。

水口城の写真
水口城の本丸の石垣は、近くに鉄道敷設の際、線路の下の砂利として使われたそうで、今はありませんが、水口城資料館の真逆にあるこの乾櫓跡の石垣は今でも残っていました。

本丸御殿跡は、水口高校のグラウンドになっています。

毎週木曜・金曜日が休館日。入館料:大人100円(水口歴史民俗資料館との共通券あり。詳細はこの記事の下に「水口歴史民俗資料館」のことも書いていますので、そちらをご覧ください)
駐車場は無し。(水口歴史民俗資料館には無料駐車場有り。そこから徒歩6~7分くらい)
近江鉄道「水口城南」駅から徒歩5分くらい。

公式サイトは無いようなので、詳しくはコチラ
甲賀市観光協会の「水口城資料館」の紹介ページへリンク

次は近くの水口神社にも行きました。

毎年4月に、水口曳山祭りが行われるそうです。曳山の数は、滋賀県で最多だとか。(16基)

水口神社の写真
水口神社の写真
水口神社の写真
水口神社の写真です。

詳しくはコチラ
水口神社の紹介ページへリンク

水口神社の隣にある、水口歴史民俗資料館「曳山の館」へも行きました。

水口歴史民俗資料館 曳山の館の写真
水口歴史民俗資料館 曳山の館です。図書館と同じ建物の中にあります。

水口曳山祭りの曳山の一基が、毎年交代で展示されているそうです。

水口歴史民俗資料館 曳山の館の写真
水口歴史民俗資料館の側面には曳山を入れるための高い扉が...。

展示室に入ると、人を感知するセンサーで、曳山祭りのお囃子が流れたり、曳山の照明が変わったり、お祭りの映像が流れたりします。

曳山祭りの展示だけでなく、古代の石器・土器・銅製品から、中世・近世の書物や、水口のお城について、昔の生活道具やお祭りなど民俗資料も展示してありました。

毎週木曜・金曜日が休館日。
入場料:大人150円(水口城との共通券は、大人:200円で、別々に入館するより50円お得です)
ここは、資料館だけでなく、図書館や市民ホールなどの複合施設になっていて、無料駐車場があります。
すぐ隣が水口神社です。

公式サイトは無いもよう、詳しくはコチラ
滋賀県博物館協議会の甲賀市水口歴史民俗資料館の紹介ページへリンク

巌谷一六・小波記念室の写真
水口歴史民俗資料館の隣には「巌谷一六・小波記念室」がありました。

「巌谷一六」という人は、水口出身の明治時代の代表的な書家の人だそうです。
そして、「巌谷小波」という人は、巌谷一六の息子で、日本のアンデルセン・児童文学の創始者とも言える人物だそうです。

巌谷一六・小波記念室では、巌谷一六の書画が展示されていたり、巌谷小波の童話が展示されていたり、映像で、その絵本を読み聞かせしてくれるコーナーがあったりしました。

詳しくはコチラ
甲賀市観光協会の水口歴史民俗資料館・巌谷一六/小波記念室の紹介ページへリンク

毎週木・金曜日が休館日。
ここは、入館無料です。
無料駐車場有り。


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