
コロナの影響で食べるのが大好きな次男は外食が出来ないからと
ストレスを感じたらしく、じゃ~自分で作ってみようかなと
夫がリタイアして購入したお料理の本を見て言い出した。
ちょっと前は、急にたこ焼きが食べたいと言い出して
タコ焼き機と食材を購入してきてごちそうしてくれた。
長男もそうだが分量をきちんときちんと計って作り出すので
なんて細かいんだと思っていたら、突然
俺はお母さんが分量を計って作っている姿を見た事がないと言い出した。
30年も母親をやっているから適当でも作れるんだよ。
と、おおざっぱさを言い訳してみたら
あ~~~。同じものでもいつも味違うもんね!!
そうだよ。そうだよ。そうだよ。
冷凍食品に抵抗があって
お弁当には冷凍食品を入れず、朝早く起きて
鶏の唐揚げやエビフライやいかリングフライなんて
作っていたのにさ。 ある日長男がお友達からお弁当のから揚げを
貰ってすごく美味しかった!冷凍なんだって!
うちもこれからは冷凍のおかずを入れて!!
子供って残酷です。
私がこの世を去り私を思い出す時に
料理の下手さが話題になるのは嫌だなと思ったり
お母さんの味みたいなものを残したいなんて思ったりして
なぜか餃子とキャベルロールは頑張った。
けれどサバの味噌煮同様、同じ味付けに仕上がらず
ある日、こっそり餃子の素なるものを使ってみたら
家族皆に大絶賛され、久々のヒットだのと言われて
素を使った事を暴露すると・・・・。苦笑い。
開き直ってそれからは素を使っている。
長男は料理が大好きで凝りまくりすぎるほど。でも確かに上手。
味に工夫をよくしていた。隠し味に何を入れたと思う?
聞かれてもチンプンカンプン。
隠し味に何を入れたかなんて私にはちっとも分からない。
コメントは美味しいだけじゃダメらしい。
家を出る前はよく作ってくれたし、一緒に料理を作ったりしていた。
餃子の具を皮に包むのが異常に上手くきれい。
私と言えばとても下手でちょっと恥ずかしいくらい。
私と長男が喧嘩しながら餃子を作り、次男が鍋奉行ならぬ
餃子奉行(?)でホットプレートで餃子を焼き
お皿に分けてくれる。そして、食器洗いも次男。
餃子の日はなんだか幸せを感じちゃったりしてた。
4人が揃って食事なんてめったにない事だったので
4人が揃う日は餃子にする事が多かった。
息子たちに合わせるので、餃子だけいっぱい食べたいと
1人20個なんて日もあった。
最近料理に目覚めた次男も以外にも料理が上手く
私はあっという間に抜かされそう。
母親が料理が下手だと子供たちは料理上手になる?
まぁ・・・いいけど。 私がこの世を去り子供たちが私を思い出す時は
きっと料理の話が話題になる事は確実だなと、最近は諦めました。
この世は小さな事でも思うようにはなりませぬ。
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