似顔の絵

趣味で描いた似顔絵や作成環境その他諸々・・

銀座で二人展を開催しました。

2013年08月08日 | 
先月7月29日から8月4日までの一週間、「釧路出身!似顔絵作家二人展!」を銀座で行いました!場所は「ギャラリー銀座」

人生初の個展がいきなり銀座という事で何もかも初体験で、額も今回お誘い頂いた半田晴利先生にお借りし、額装も発送も全て聞いたりネットで調べたり、手探りで準備しての開催でしたが非常に楽しく、また貴重な体験でした。

自分は仕事の都合で初日と最終日しか会場にいなかったのですが、来場される方はもちろん自分の事も知らず、自分の絵も当然見た事など無く、初めて自分の絵を見た方の生の反応が見られた事や、雑誌の編集をされている方に興味を持って頂いたり、ゆるキャラの作成を依頼されたりと、今後に繋がるお話もあり大きな収穫でした。

次は9月に地元釧路で今回お誘い頂いた半田先生ともう一人を加え3人展を行う予定です。

道内作家のグループ展「空のさんぽ道」を観てきた

2012年03月20日 | 
18日の日曜日に道内作家のグループ展「空のさんぽ道」を観てきた。

場所は大通公園のテレビ塔と反対側の一番奥にある「札幌市資料館」の2階。
以前このブログにも書いた半田晴利さんをはじめ、総勢12人の作品が所狭しと展示されていた。
半田さんの新作は日本人を描いたものが数点あったが、自分が以前描いて全然似ずにひどい目にあった「斎藤佑樹」や
そもそも描けるわけが無いから描こうと思った事もない「宮崎あおい」等、他の絵と同じタッチでちゃんとそっくりに
描かれており、改めてこの人の「物凄さ」を思い知らされた。

半田さんの紹介で一度自分も似顔絵を描いてもらった事のあるKIYOMIさんも出展していた。
この人は札幌ファクトリー他で似顔絵を描いたり、オリジナルキャラクターやインコ等の絵やグッズを
作成、道の駅等で販売する等これまた精力的に活動している。
今回HPでは見た事のある絵の原画を見て、パソコンの画面で見るより色が鮮やかでびっくりした。
↓HP「かいとの風」
http://kaitonokaze.blog129.fc2.com/

あとは初見だったが石に絵を描く松尾篤さんという方も出展しており、動物等の絵が描いてある石が多数展示されていた。
中でも個人的には「金魚」の絵がダントツで印象に残った。他の絵は石そのものが動物になっているのに対し、
金魚は石の上を泳いでいるかのように石に影を落とすように描かれていた。あれは欲しかったなあ。
ご夫婦で活動しており、奥様のRUOさんも出展。似顔絵も描く方だが今回は動物系の幻想的な絵。
↓HP「デザイン工房 波佐見」
http://www006.upp.so-net.ne.jp/mensore/

今回上の方々を含め作家の方も多数その場におり、作品の説明を含み色々お話をさせて頂いた。
いつものように刺激を受けてヤル気を加速させたのはもちろん、自分にとってあくまで趣味だった「絵」を
趣味の域を脱して一歩踏み出すきっかけになりそうなお話もして頂き、完全に舞い上がってしまった。

とにかく今は頑張って描かなければ。


「釧路の作家 三人三様展」を観てきた

2011年11月13日 | 
 NHK札幌ギャラリーで11月11日~17日まで開催されている「釧路の作家 三人三様展」を観てきた。

 自分の地元である釧路の作家三人による個展で、そのうちの一人、半田晴利さんこそ、自分がこのブログを始めるきっかけになった人であり、憧れであり目標であるすんごい人なのだ。

 作品は国内外の映画スターが中心で、画風は写実的。デフォルメ無しにも関わらず誰を描いたか分からない作品が一つも無い。趣味ながら似顔絵を描く自分が本当にすごいと思うのは積極的に「美男美女」を描いている事。自分の腕もあるが本当に美男美女は似にくい。

 そもそもの出会いは2年程遡るのだが、元々「男はつらいよ」の大ファンの父親がよく行くそば屋「青山亭」で、半田さんによる「男はつらいよ」の似顔絵が展示されていたという情報は聞いていた。その半田さんがゴールデンウィークの帰省中に釧路のNHKギャラリーで個展を行っているとの事だったので、軽い気持ちで観に行った。そこに何とご本人がいらっしゃり、ご本人の解説を聞きながら作品を見るという恐れ多い状態に緊張するやら嬉しいやらで、気がつけば自分も似顔絵を趣味で描いている事、モデルガン好きも共通している事等々、かなりの長時間に渡ってお邪魔してしまっていた。それどころかその後数回メールのやりとりで自分の描いた似顔絵を見て頂く等、今考えれば何と無礼で無謀だったか・・。

 その場で趣味のままであった似顔絵やイラストを継続して描くためにブログを始める事を決心し5月のうちに開設、更新頻度は緩やかになりつつ(汗)もあっという間に2年が過ぎ現在に至る。このブログで似顔絵を発表し続けた結果、土田晃之の似顔絵を本人のライブのチラシに使って頂けた。これも2年前半田さんに会わなければ無かった事なのだ。

 現在も半田さんは釧路を拠点に精力的に活動しており、作品の制作はもちろん、各地で個展を開いたり警察で似顔絵の指導をしたり、その他様々な活動をしている。そのエネルギーと行動力には驚くばかりで自分にマネ出来るとは到底思えないが、自分が今一番「将来こうなりたい」と思える人である事は間違いない。


 アサノユウスケさんはペンによる緻密なイラスト。間近でよく見ると本当に細かく描き込んであってすごい。他の素材をコラージュ的に重ねてあったり、うちわに作品が描かれていたりと、観ていて面白い。

 小泉千里さんは道東を中心に景色をパステルで描く。太陽とそれに照らされる風景、空に浮かぶ雲や地平線まで続く草原。それらが時間や気候、さらに壮大な奥行きまでも感じられた。


 展覧会は単純に観ていて楽しいのと共に刺激をもらう事が出来る。自分も頑張らなきゃ。