日々戦う暮の春。

今一瞬、、、
窓を開けたら、、、

初夏の匂いがした

気のせいか？
気のせいだ！

らい。

何だか、食欲もなく
お菓子ばかり食べていて
顔色が人生で一番悪くなっていて
絶不調というわけでもないのに無気力で
何故なんだ？と自分自身に問いかければ、、、
嗚呼と頷くだけの、、、嗚呼、戯け者

楽しいことも無いわけではなくて
むしろ、嫌なことは全くなくて
そうだ、今日は外は嵐になるってよ

空を見上げたら、春には相応しくない程の
燦々としたオレンジ色の太陽がこっちを見てる

そうだった、無気力なんじゃなくて
思考が停止をしていたんだ

近所に蕎麦屋が出来たのよ、そんな言葉に誘われて
久々の街へと出掛けた

顔色が人生で一番悪いプリシラさんを見た友人は
何も聞かずに、、、蕎麦屋のメニュ―も見ずに、、、
勝手に蕎麦を注文した


プリシラさんは蕎麦はホットが好きだった
でもたまにはク―ルもいいかな、そういや、蕎麦湯を何年も飲んでないなぁ、などと考え、、、
食った
しかも久々なので薬味を入れた後、写メを思い出した
ブログをやっているのか聞かれたが、やっていないと嘘をついた
この間は、幽霊を見たと嘘をついた

ブログにアップをするわけでもないのに写メをしているプリシラさんを友人は、、、
ギャルみたいだなぁ、と言った
プリシラさんもそう思った
でも、ギャルは蕎麦は食べないな、パスタだな、などとも考えた

蕎麦屋のテーブルに一輪のピンクのガーべラが挿してあって
プリシラさんちと同じだと思ったら嬉しくなって友人の蕎麦を半分貰った
でも、食欲はあまりないと、また嘘をついた

そして、今日一日、、、
いつ嵐が来るのかビクビクしながら過ごし、、、何だか色んな事を考え思い、、、
疲れたな、疲れたなぁ

だから、もう寝ようと思ったけど、、、
んん～何故、友人は、、、
あの蕎麦を勝手に注文したんだろうと
今更、考えて悩み、、、何となく眠れない

プリシラさんは蕎麦は一年中、ホットが好きなんだ。