シャンパンブレイク

30年以上JAL国際線客室乗務員としてフライトし現在癌の治療中。お酒大好き旅が大好き趣味はランニング~

パノプティコン

2017年11月11日 | ひとりごと
北朝鮮に韓国に中国、イギリスのEU離脱、カタルーニャの独立問題、世界中で起こっているテロ

めまぐるしい世界情勢

連日放送されているトランプ大統領の訪日、訪韓、訪中を見て、ちょっと思い浮かんだ言葉

パノプティコン

パノプティコンって知っていますか?

ふと

パノプティコンを思い出しました。

フーコーの「監獄の誕生」(新潮社)に書かれている、ジェレミー・ベンサムの考案したとされる「一望監視施設(パノプティコン)」

真ん中に看守のいる監視搭をおき、

その周りに監房を放射状にならべると真ん中の監視搭からすべての監房が見通せるので、ひじょうに少ない人数で監房を監視できる

このことから、その後各国で採用されたということです。



日本も刑務所とか拘置所では昔はその方式が採用されていたそうです。

最近は「監視カメラ」が使われるようになって普通のマンションのような建物になっているということですが。

フーコーが「監獄の誕生」でそれを取り上げたのは近代の規律・訓練という権力を表すのに良いと思ったからでしょう。

いつの時代でも権力を持つものは少数で、その権力によって支配される人間の数の方が圧倒的に多いですよね。


学校・病院・軍隊・会社・工場・自治体・官庁・組合など組織と名のつくものは、見方を変えれば国の支配というかたちで成り立っています。

何も考えずに当たり前だと思いがちですが、これは言葉を変えれば国の支配の中で生きているのかもしれません。

でも、支配という言葉は良くないですよね、国に守られているといえば納得できます。

もしかしたら私たちは誰にも命令されないから、自由であるように思っているだけなのかもしれません。

なんていうことを考えていたら、

一説には

ベンサムは別に刑務所を作ろうとしてパノプティコンを考えたのではないとあります。

ベンサムが女性をたくさん集めて「ハーレム」をつくり、パノプティコンのように一望に監視できたら楽しいだろうと空想しただけ?なのかもしれないということです。

徳川将軍時代の大奥を本当は作りたかったのかも?

ハハハハハ




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