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百翔

あした天気になぁれ!

 まあい

2008-01-08 | Weblog


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夏も短いが冬も長くはない。もう12月は過ぎて1月も
半分近い。二月も短いし、などと言っていると一年も決
して長くはなく、してみると一生も短いことに。私のよ
うな凡人は多くに手を出さないで一つに集中すべきと思
うのですが、そこが凡人の辛さ。

清澄庭園のなかには「古池や・・・・・・」の句碑があ
る。このあたりで古池を捜せば清澄庭園の池しかない。
芭蕉が詠んだ「古池」は、澄んだ池ではなく、混沌の池
である。木片や動物の死骸が浮いた被災地の池であって、
さらにいえば、大火で類焼し、人間の死骸すら浮いてい
る古池である。<嵐山光三郎著「芭蕉紀行」より>


有名な俳句でも、このように一般で思われている情景よ
り別な状態で作られていたりするように、何でも人づて
の話を信じ込むのは危ないと思った次第。自分で調べる
ことは大切なのだが、それが出来ないなら、信じ込まな
い心の余裕が必要かも。

コメント
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