姫女苑(ひめじょおん)Erigeron annuus
一年草 きく科ムカシヨモギ属 原産地 北アメリカ
開花期 6~11月頃 花径 15mm位 草丈 1m位まで
漢字に直すと「姫女?」で、「姫」は「小さい」、「女?」は「中国産の野草」を表すことから。また本来「紫苑(しおん)」の漢字が使われるべき?なのですが、日本産で白いお花なのに「姫紫苑」という別の植物があり、それと区別するため「姫女苑」の漢字をあてたのでは?という説があるようです。
よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)
わが国へは明治時代のはじめに観葉植物として渡来しました。平地から亜高山帯にまで生えています。一株あたり平均47000以上の種子を飛散し、そしてその種子の寿命が35年と長いため、大変な繁殖力があります。現在では各地に帰化し、背高泡立草同様、日本の季節の彩るお花達となっています。茎の先端に白い頭花を数多く咲かせます。舌状花は春女苑(はるじおん)に比べて白く、数も少なめです。蕾は少したれるものもありますが。下部の葉は卵形で長い葉柄があり、縁には粗い鋸歯があります。上部の葉は披針形です。また、若い芽は少し苦みがありますが、食べることができるそうです。
(ちょっとメモ)見分け方
【春紫苑】花期が1ヶ月ほど早い(4~6月頃)。蕾は下向きにちょっと垂れる。 白いの花びらの部分はやわらかめ。 葉っぱは茎を抱くような形で伸びている。茎は中が空洞。
【姫女苑】花期は夏(6月以降)。蕾はほぼ上向き。白い花びらの部分はピーンと張っている。 葉っぱは茎からストレートに伸びている。茎には髄(ずい)という部分が詰まっている。
[別名]柳葉姫菊 (やなぎばひめぎく)、Daisy fleabane
[花言葉]素朴で清楚
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