先日、今年度最後の参観&懇談会に行ってきた。(琴の)
4年生は『福祉について学んできたことの発表会』
クラスごとの発表だった。琴のクラスの先生は熱血教師的な、男性教師。
オリジナルの取り組みをしてきて、今までなんだかんだ賛否両論あったみたいだけど、
ここにきて、これまでの成果か?クラス全体のまとまりや、成長を感じた。
さてさて、『福祉の発表会』のプログラムの内容は、、、
1、福祉の学習 (一年間のあゆみ)
2、目の不自由な人の暮らし
3、バリアフリー・ユニバーサルデザイン
4、耳の不自由な人の暮らし
5、障害ってなんだろう?
6、合唱『ふるさと』
最後を合唱でくくるとこが、熱血教師っぽい?(笑)けど、
自分が発表したいテーマを選び、それぞれグループになって準備をし、
全員で分担して発表!!
グループごとにいろんな工夫を凝らしていた。
紙芝居を作ったり、クイズ形式にしたり、寸劇を盛り込んだり・・・
一生懸命に調べたこと、学んだこと、感じたことをわかりやすく発表する姿に
感動恥ずかしくてもじもじしてしまう子、大きな声で堂々としてる子、
笑いのセンス抜群の子、役者な子!!いろいろ・・・
それぞれの個性が光って、とってもほのぼのとした発表会だった。
琴は・・・
「障害ってなんだろう?」グループのリーダーだった。
自分で立候補したらしい。
どんな内容の発表をするのか、楽しみで仕方なかったけど、
琴に聞いても何にも教えてくれず・・・。
私・・・「ダウン症のこととかもでてくるの?」
琴・・・「さぁー?どうだろね?」←そっけない感じで・・・
私・・・「妹が障害がある(ダウン症)ってことは、グループの子は知ってるの?」
琴・・・「まぁ、知ってる子は知ってるし、知らない子は知らないんじゃない?」
・・・・・こんな感じの前日の会話。
まだまだ、トゲトゲ反抗期中の琴さん。。。
「妹はダウン症なの~かわいいでしょ~~~」
って言ってまわってた幼少期とは違い、
『障害』って言葉の意味、そして世の中の空気も感じとれるお年頃。
妹が障害児であることを隠したい気持ちも芽生えてるかもしれないし、
世間の偏見や先入観、、、いろんなことを感じ、複雑な気持ちに
なる時期だろうから、「琴にとっては、重いテーマかな・・・」と
親としては、微妙に不安な気持ちもあったり。。。
でも、堂々とリーダーらしく発表する姿に、そんな不安は消え
目頭が熱くなってきて、視界がボヤけてしまう始末・・・
琴たちのグループの発表は、、、
そもそも『障害』ってなんだろう?『発達』ってなんだろう・・・?
というところから始まり、いろんな障害の中から、なんと!いや、やはり!
『ダウン症とは・・・』をとりあげて、わかりやすく説明してくれた。
染色体のことから、合併症や体質のこと、性格、
知的障害とは?そして顔の特徴のメカニズムまで。。。
そして最後に、、、
『ともに生きる』というタイトルの手作り紙芝居。
学んだこと、感じたこと、、、そこから自分たちが発信したいメッセージを
ギュギューと詰め込んで、みんなで作った紙芝居!!
それぞれが一枚ずつめくって感情込めて読んでいくスタイルで、、、
琴が読んだ紙芝居は、
「障害を持つ子どもの親は、いつも疲れた顔をして、周りに申し訳なさそうに
しなければいけないのでしょうか?知らんぷりをされるのも悲しいですが、
あまりに気の毒がられたり特別扱いされるのも辛いものです。。。」・・・な感じの
内容で。
・・・うんうん!そうなんだよね大変は大変だけど、別に不幸なわけじゃない!
どちらかというと幸せに生きてるし、特別視されたくない!!・・・そんな親の気持ち
あるよねーーーって、なぜ琴がここの部分を読んだのかはわからないけど(笑)
でも、子どもたちが作った紙芝居からは、当事者として、嬉しいメッセージが
バンバン伝わってきて本当に胸が熱くなった
障害があるから、、できないことが多いから、、しゃべること、コミュニケーションが
苦手だからといって、バカにして赤ちゃんあつかいしたり、上から目線で接したら
いけない・・・どんな子だって、みんな得意なことや苦手なことがある一人の人間
であること、おんなじであること、、、そして、お互いを知ることの大切さ。
~~~なんだかそんなメッセージが伝わってきてすごく嬉しかった。
みんなちがって みんないい 一人一人が大切な存在
福祉の勉強を通して、この子たちが何をどこまで感じたのか??
この中だけで終わるのではなく、、、
どんどん広げてってほしいなぁ~~~
なんだか、ダラダラと長くなってしまったけど。。。
久々に、心が熱くなる時間でした。
とても素晴らしい内容で、読んでいて涙なくしては読めませんでした。私もずっとnonoさんのブログの読者としてダウン症を身近に感じてきたからかな。
琴ちゃんの紙芝居のお話はとても子供が考えたとは思えない素晴らしい言葉です!いつもnonoさんを支え、nonoさんの気持ちに寄り添ってきた琴ちゃんから自然とあふれ出た言葉なのでしょうね。ほんと素晴らしいです!!
琴ちゃん、優しい、思いやりのある、なんて素敵なお子さんなのでしょう!
きっといろんな保護者の方々の心に響いたでしょうね。
お会いしたことないのに、このブログを通してすっかりお友達気分で♪
ブログアップするときに「さくらんぼさん読んでくれるかなぁ~♪」なんて考えちゃったりする今日この頃です♪
毎日ドタバタでなかなか更新できないけど、書きたい気持ちがわいてきたときは頑張れるもんですね~~~(笑)
反抗期の琴ですが、なんだか私の思いはそれなりに届いてるのかな^~と安心しました。
また、ぼちぼち更新します♪よろしくね!!
また、ちょこちょこ読ませて頂きます。お仕事始めて、大変だと思いますが、がんばってくださいね♪
これはその場にいたら号泣必須ですね(笑)
反抗期中の我が娘達ですが(最近良く耳にしますね、特に女の子)、親の背中を見ているのかいないのか。
理解してもらえなくても仕方ないかな、とか思いつつ、こんな発表を見ると嬉しく思いますよね。
訪問&コメントありがとうございます!!
シドニーで生活されてるんですね~♪
ちょこっと、ブログにお邪魔させていただきました!!
何もかもスケールの大きな生活~~~~
ステキですねぇ~~~
お互い2人の子育て~~~たのしみましょぉ~~~♪
ほんと!!親の代弁者のようで、笑ってしまいました^~~
たぶん、いろんな文献を参考にしたみたいなので、あちこちから、言葉も抜粋してきたと思うのですが、、、
全体的に、親からみても「すごいなぁ~」という仕上がりでした。
まだまだ反抗期だけど、心はそれなりにしっかり育ってる気がして嬉しかったです♪
琴ちゃん、すごく立派に育ってるよ。
最近色々あったからさ、ブログ読みながら泣いちゃったよ。
うちの娘も琴ちゃんみたいになれるといいな。
あ、私がそういうふうに育てなきゃだよね。
普段の態度はまだまだハチャメチャなんだけどね~~~
かやさんの娘ちゃんも、しっかり育つと思うよ!!
いやぁ~~『きょうだい』って、すごいと思う!!
親として教えられることの方が多い気がします。
もうすぐ親の会の役員の任期も終わるね~~あとひと頑張り!!
あ~~~打ち上げしたいねーーーーー!!!
三年間幼稚園でサポートしたダウン症のお子さんが無事卒園していきました。私にとっては五人目の子どものようでお別れが辛くまだまだ引きずっております。
そこへ、この記事。泣かずにはいられません。何て立派なお姉ちゃんなんでしょう~。
私も身近に接して、障害があるお子さんの見方が変わったように思います。子どもってとにかく可愛い~。これからも沢山の人にそれぞれの良さを知ってもらえるといいですね。
私は四月から新たな障害のあるお子さんをサポートすることになります。楽しみです。
コメントありがとうございます。
サポートされてたダウン症のお子さん、卒園されたんですね~~想像しただけで、私まで感無量です。。。
そして4月からまた新しい出会いがあるって、素敵ですね!!
楽しみですよね~~
私も同じく4月からの新たな出会いにわくわくしてます♪
お互い頑張りましょ~~~♪
またぜひぜひコメント残してって下さいね!!