泣けども見渡す限りの世の中で・・・振り出しに戻る切なさに後悔して・・・
頼りに絡み合う・・・近くて遠い後ろめたさに・・・
優しくなれる呪文を唱え・・・
泣き虫になれる勇気を手に入れて・・・
自信の無い強さを求めてゆく・・・。
落ち着いていることでさえ・・・
罪なき意識はまくし立て・・・憂鬱にむせび泣く・・・
程遠い幼さに甘えてしまうけれど・・・
ひしめき合う暮らしに助けられる・・・雑なおせっかいは・・・
心のよりどころになるほど・・・支えになるのかも・・・。
長い階段を登るとたどり着くのは・・・
ひとりの時間と・・・ひと時の夕映えと・・・
秘密基地の在処を約束した・・・灯しは理性で台無しになり・・・
入れ替わるようにモラルの退屈な夢が手渡されて・・・
約束の握手も・・・成り行きの約束も・・・
ひと通り開いた扉と向き合いながら・・・
折り返しを越えて進むには・・・ウソと夢の現実が・・・
目の前を通り過ぎてゆく。
