夕暮れは集い、騒がしさの内に・・・迎える年月を拾い上げる度に・・・


身を乗り出して受け止めようと、裸足で乗り出し・・・
川の端を素足で歩くには・・・ガツガツと小石がうるさく・・・
迎え送る穏やかな日々に・・・
ラッパの音は高らかに空を刺す・・・。

来年の今頃と約束を縛り付けては・・・
身の振り方も解らなくなるほど痩せ細る・・・
日差しの向きが傾く山裾に・・・
朝日と夕日が向かい合わせに並んでも・・・
気付かず両手を合わせる人々は・・・
昔むかしと影を追い・・・今年の約束も果たせない・・・。

竜宮城の入り口に立ち・・・震え上がる結末と・・・
沸き立つ歓喜の日々は泡沫と・・・
暮らしに豊かさを・・・勝ち負けに幸せを願うのは他人事に別れ・・・
一度きりのトンネルを・・・振り返ることのない行き先を・・・
ただただ夢見心地のひと時に酔いしれてしまえば・・・
花火の儚さに声を燃やすのは・・・
幼い命の尊さと・・・優しさの夢の中。