波紋を呼んで手をかざし・・・唱える呪文に答えたら・・・

きっと届く想いにありふれた・・・
世界の道連れは幼い手の平に・・・
包まれた全部があの子の願いと浮かびだし・・・
笑顔は永遠に繋がれてゆく・・・。

足を取られた波の後・・・揺れる体は船を漕ぎ・・・
抱いた体に受けたそよ風は清々しく・・・
ほとばしるしぶきの色違いを・・・嗅ぎ分けるほど敏感な意識の弱さで、僕の鼓動はチクチクと・・・
どこか不自然に木霊する・・・。

心通わす恐れがあれば・・・微笑みに恐怖して・・・
暮らしと隣り合わせの同じ世界を造り始めるのは・・・
心のかくれんぼと・・・夢の鬼ごっこに紛れ込み・・・
創られた迷路の中で手を繋いで求めても・・・
堂々巡りの輪の中に・・・顔を覗かせ波紋を呼んで・・・
歪んだ世界は消えてゆく・・・。
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