咲-Saki- 第135局 「攻戦」 感想
以下、本編最新話の感想になりますのでまだ読んでない方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第134局 「対策」 感想)

前回、ダヴァンは聴牌を維持した由暉子ちゃんに狙いを定めた。由暉子ちゃんが決闘に負け、11600点の二本場12200点を振り込めば試合終了、3位の清澄も自動的に敗退が決まってしまう。

決闘が始まって3巡目、由暉子ちゃんはツモってきた
をツモ切らずに
切りで聴牌を崩し、ダヴァンとの決闘を回避する。本当にヒヤヒヤするなぁ。こんな状況で涼しい顔して打ってる由暉子ちゃんかっこよすぎる。
後に爽も「3巡目以降」に気をつけろと言っているけど、やっぱりダヴァンの決闘は3歩進み振り向いてから撃つという西部劇風のスタイルなんですね。ということは聴牌してから2巡目までは安全圏ということになるのかな。

久々の清澄控え室。由暉子ちゃんが振り込まなくてホッとする咲さんかわいい。
もう咲さんが喋るだけで世界は平和になります。優希がタコスを食べているのも久しぶりに見た気がするじぇ。部長が左眼を閉じてるのは右眼を閉じているキャプテンの影響ですかね。
京太郎の疑問も当然ですが、由暉子ちゃんは爽から対ダヴァンのアドバイスをもらっていた様子。

なるほど、ダヴァンは聴牌を悟られないために「カラ切り」をしていたのか。ツモ切りと手出しをよく観察している相手にはダマテンの時にある種の惑わし効果があるのかもしれないけど、僕はあまりやらない。成香ちゃんの言うとおりデメリットの方が多い。カラ切りしたそばの牌をメンツで持ってる可能性が高いという情報を与えてしまいますからね。カラ切りが効果的に働くかどうかというのも相手によると思いますし。
「なんとなく当てずっぽう」と言ってるけど、自分の対戦相手でもないのに爽はよく見てるなぁ。リーチの基準を厳しくして、聴牌してから3巡目以降にダヴァンに通っていない牌がきたら気をつけるべきという情報を知っているのは大きい。2巡目まではおそらく安全圏でしょうし、ダヴァンへの振り込みはかなり抑えられるはず。
だが、リーチがかけにくくかつダマテンでも聴牌から3巡目以降は勝負しにくいという状況は変わらないのでダヴァンは自分の有利は変わらないと考える。

絹ちゃんと由暉子ちゃんがダヴァンの決闘を警戒し、リーチの基準を厳しく見積もる一方で、そんなものお構いなしに自分のスタイルを貫くデジタルの化身・のどっち。和が見つめるのは卓上。常に彼女の麻雀の原点には卓上がある。相手が誰であっても迷いなく自分の信じた打ち方でベストを目指す和のスタイルはデジタル雀士たちの理想形だ。
存在感が薄くかじゅたちと出会うまで他者とのコミュニケーションを放棄してきたモモがステルス能力を身に付けたように、2年半の間1人で山を駆け回り深い山のすべてと意識を一体化し深山幽谷の化身として山の深いところを支配する穏乃のように、そしてずっと部室で待ち続けていた部長が悪待ちを選び続けるように、和のスタイルもまたひたすらに卓上と向き合うことで高められた力。和の存在は能力(オカルト)とデジタルには明確な壁がないのではないかということを印象づけてくれます。
ロン
和のリーチに対して、絹ちゃんから鳴いて聴牌に取ろうとしたダヴァンは跳満に放銃。
がドラなので、ドラ5という強烈さ。ダヴァンは自身が有利であると言っていますが、それは聴牌していることが前提。ダヴァンが聴牌する前ならばこういう振り込みも普通にありえますよね。

ドラ5は強烈だ!と思っていたら、阿知賀女子の5人と赤土さんが登場。
憧ちゃんによると、和は「団体戦やネットでは危ない時は完オリに徹するが、個人戦予選では相手がリーチしてきても完オリせずに少し回して勝負する攻撃的な打ち方」をしているとのこと。そして、押しが強めになっている時の和の打ち方は憧ちゃんにとって理想に近いのだとか。宥姉の言うように個人戦の予選は連続で1位を取ることが求められるので、団体戦やネット麻雀とは条件が違う。そういう要素を含めて最もベストな打ち方をしているということですね。
それにしても今回は清澄のメンバーと阿知賀のメンバーがフルで登場するとは...。さすがヤングガンガン10thアニバーサリー。
凄すぎるじぇ...。というか宥姉にも暑いと感じることがあるのがちょっと驚き。

去年の準決勝って1位のみ勝ち抜けだったのかな。以前に咏さんが「2校って なんかバイオレンス感足りなくねー?」って言ってたけど、2校勝ち抜けルールって今年からだったりするんだろうか。今年は、赤ドラがアリだったりと色々と去年までとルールが違うようだけど何か理由があるのかな。藤田プロが特殊な子供を選り分けるシステムと言っていたけど、インハイが次の大会のための選考会になっていたりするんだろうか。
そして、個人戦や秋の国民麻雀大会には留学生は出られないんですね。そうだろうとは思っていたけど、個人戦ではガイトさん以外の臨海のメンバーやエイスリンの対局は見れないのか...。それなら臨海には団体戦で悔いのない試合をしてもらいたいなぁ。
東2局、由暉子ちゃんの親で何かあると思ったけど和が3900を和了って東3局に突入。現在の点数状況は臨海:163600、姫松:126300、清澄:103800、有珠山:6300。ダヴァンが和に照準を定めていますし、由暉子ちゃんもこの点差でどう立ち回るのか色々楽しみが多い副将戦ですね。
次回は休載なので、1/5発売号で掲載予定。1/2は正月三が日だからお休みで、土日挟んで1/5の月曜日に発売ということなのかな。
以下、本編最新話の感想になりますのでまだ読んでない方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第134局 「対策」 感想)

前回、ダヴァンは聴牌を維持した由暉子ちゃんに狙いを定めた。由暉子ちゃんが決闘に負け、11600点の二本場12200点を振り込めば試合終了、3位の清澄も自動的に敗退が決まってしまう。

決闘が始まって3巡目、由暉子ちゃんはツモってきた


後に爽も「3巡目以降」に気をつけろと言っているけど、やっぱりダヴァンの決闘は3歩進み振り向いてから撃つという西部劇風のスタイルなんですね。ということは聴牌してから2巡目までは安全圏ということになるのかな。

久々の清澄控え室。由暉子ちゃんが振り込まなくてホッとする咲さんかわいい。
もう咲さんが喋るだけで世界は平和になります。優希がタコスを食べているのも久しぶりに見た気がするじぇ。部長が左眼を閉じてるのは右眼を閉じているキャプテンの影響ですかね。
京太郎の疑問も当然ですが、由暉子ちゃんは爽から対ダヴァンのアドバイスをもらっていた様子。

なるほど、ダヴァンは聴牌を悟られないために「カラ切り」をしていたのか。ツモ切りと手出しをよく観察している相手にはダマテンの時にある種の惑わし効果があるのかもしれないけど、僕はあまりやらない。成香ちゃんの言うとおりデメリットの方が多い。カラ切りしたそばの牌をメンツで持ってる可能性が高いという情報を与えてしまいますからね。カラ切りが効果的に働くかどうかというのも相手によると思いますし。
「なんとなく当てずっぽう」と言ってるけど、自分の対戦相手でもないのに爽はよく見てるなぁ。リーチの基準を厳しくして、聴牌してから3巡目以降にダヴァンに通っていない牌がきたら気をつけるべきという情報を知っているのは大きい。2巡目まではおそらく安全圏でしょうし、ダヴァンへの振り込みはかなり抑えられるはず。
だが、リーチがかけにくくかつダマテンでも聴牌から3巡目以降は勝負しにくいという状況は変わらないのでダヴァンは自分の有利は変わらないと考える。

絹ちゃんと由暉子ちゃんがダヴァンの決闘を警戒し、リーチの基準を厳しく見積もる一方で、そんなものお構いなしに自分のスタイルを貫くデジタルの化身・のどっち。和が見つめるのは卓上。常に彼女の麻雀の原点には卓上がある。相手が誰であっても迷いなく自分の信じた打ち方でベストを目指す和のスタイルはデジタル雀士たちの理想形だ。
存在感が薄くかじゅたちと出会うまで他者とのコミュニケーションを放棄してきたモモがステルス能力を身に付けたように、2年半の間1人で山を駆け回り深い山のすべてと意識を一体化し深山幽谷の化身として山の深いところを支配する穏乃のように、そしてずっと部室で待ち続けていた部長が悪待ちを選び続けるように、和のスタイルもまたひたすらに卓上と向き合うことで高められた力。和の存在は能力(オカルト)とデジタルには明確な壁がないのではないかということを印象づけてくれます。


和のリーチに対して、絹ちゃんから鳴いて聴牌に取ろうとしたダヴァンは跳満に放銃。


ドラ5は強烈だ!と思っていたら、阿知賀女子の5人と赤土さんが登場。
憧ちゃんによると、和は「団体戦やネットでは危ない時は完オリに徹するが、個人戦予選では相手がリーチしてきても完オリせずに少し回して勝負する攻撃的な打ち方」をしているとのこと。そして、押しが強めになっている時の和の打ち方は憧ちゃんにとって理想に近いのだとか。宥姉の言うように個人戦の予選は連続で1位を取ることが求められるので、団体戦やネット麻雀とは条件が違う。そういう要素を含めて最もベストな打ち方をしているということですね。
それにしても今回は清澄のメンバーと阿知賀のメンバーがフルで登場するとは...。さすがヤングガンガン10thアニバーサリー。
凄すぎるじぇ...。というか宥姉にも暑いと感じることがあるのがちょっと驚き。

去年の準決勝って1位のみ勝ち抜けだったのかな。以前に咏さんが「2校って なんかバイオレンス感足りなくねー?」って言ってたけど、2校勝ち抜けルールって今年からだったりするんだろうか。今年は、赤ドラがアリだったりと色々と去年までとルールが違うようだけど何か理由があるのかな。藤田プロが特殊な子供を選り分けるシステムと言っていたけど、インハイが次の大会のための選考会になっていたりするんだろうか。
そして、個人戦や秋の国民麻雀大会には留学生は出られないんですね。そうだろうとは思っていたけど、個人戦ではガイトさん以外の臨海のメンバーやエイスリンの対局は見れないのか...。それなら臨海には団体戦で悔いのない試合をしてもらいたいなぁ。
東2局、由暉子ちゃんの親で何かあると思ったけど和が3900を和了って東3局に突入。現在の点数状況は臨海:163600、姫松:126300、清澄:103800、有珠山:6300。ダヴァンが和に照準を定めていますし、由暉子ちゃんもこの点差でどう立ち回るのか色々楽しみが多い副将戦ですね。
次回は休載なので、1/5発売号で掲載予定。1/2は正月三が日だからお休みで、土日挟んで1/5の月曜日に発売ということなのかな。
まだ点数は副将戦開始時とそんなに変わらんのよね
ユキちゃんの能力は来年に持ち越しか
でもユキちゃんの能力の実態が判明した気がする
立直関連の能力はそれを隠すためのダミーで、本当の武器は爽の大将戦で明かされる
本編今年ラストの回で嬉しいサプライズ!
憧ちゃんは準決勝でものどっちの打ち方を意識していたし密かに憧れていたのですかね
ダジャレではなく
魅力的ですん