ふわふわな記憶

日々精進。

咲-Saki- 第158局 「前夜」 感想

2016-05-07 13:40:00 | 咲-Saki-
咲-Saki- 第158局


以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第157局 「報告」 感想)




はっちゃんにします!

 前回に引き続き、今回は霧島神境に到着した永水女子と宮守女子のシーンからスタート。はっちゃんは実に男心をわかっております。「お風呂にする?ご飯にする?それとも・・・私にする?」という俗に言う新婚さん宅で繰り広げられる男のありったけの理想を体現した新婚三択攻撃を仕掛けてくるとは恐れいったじぇ...。

 こんなん実質的に一択ですからね。はっちゃんにするしかないじゃん!なんなら、お風呂に入りながら、ご飯を食べて、はっちゃんにするまであるね。(←意味不明)はっちゃんの華麗なボケをナチュラルにスルーする塞さんたちが笑える。


 シロたちに中等部の明星ちゃんと十曽湧ちゃんを紹介しているけど、明星ちゃんの苗字は「岩戸」ではなく「石戸」だよね。

 この2人を並べるとおもち力に相当な差が見て取れる(まさに咲さんと和が並んだ時のようだ!とか思ってはいけない)んだけど、霞さん同様いつからこんなに大きくなったんだろう。石戸家のオカルトパワーがここにも働いているのん?のどっちは小学生の頃からなかなかの山を築いていたけど、霞さんのおもちは少なくとも8歳の頃までは平野が広がっていたというのに...。
 

永水女子と宮守女子 in バスルーム


塞さん&はっちゃん

 2回戦で激闘を繰り広げたこの2人が仲良くお風呂に入っているというのもまたこの作品の良いところ。昨日の敵は今日の友ですからね。そして、今日の友は明日も友達 そうさ永遠に ああ 憧れの ポケモンマスターに~って某アニメのサトシ君も歌ってました。

 麻雀を通じて知り合った少女たちが友情を育んでいくのもまた『咲-Saki-』の魅力。お風呂に入るのも『咲-Saki-』の魅力。そう、つまり何が言いたいのかというとこのアングルから見る塞さんは最高にエロいのだった。腰回りのエロさに定評のある塞さんだけどおもち力もなかなかのものです。お団子ヘアーのかわいさよ・・・。

 「胸を隠して尻隠さず」のはっちゃんと、「お尻隠して胸隠さず」の塞さんという綺麗な対比には無条件で降伏せざるを得ない。難攻不落のフラッグ車も思わず白旗が上がるってもんです。生まれ変わったら絶対にお風呂場にある岩になりたい!



千里山女子~セーラの奮起~


立ち上がる

 準決勝敗退という結果に終わり、敗戦から立ち直れずにいたセーラが同じ境遇にいる洋榎ちゃんに心配されていることを知り、明日の対局に向け立ち上がる 展開はこの2人のライバル関係が見て取れて熱いね。

 
 仲間想いで、責任感が強くて、千里山女子というチームが強くなり勝つためなら「自分自身のポジションよりもチームが強くなる方が嬉しい」 と怜が更に強くなることを願う姿勢は本当にかっこよかった。エースとしての役割を果たせず悔し涙を流した去年のエピソードを見ても十分に伝わってくるけど、きっと人一倍千里山女子というチームを大切に思っていたのはセーラだよね。

 だからこそ、僕個人としては5位決定戦でセーラは特に応援してしまうキャラの1人。洋榎ちゃんvsセーラ、お互い3年生最後の闘い。この因縁のライバル対決の行方は5位決定戦のみならず今年のインターハイの対局の中でも屈指の好カードだし、どういう結果になるのかは楽しみだね。




5位決定戦の見どころ


うたえりコンビ

 咏さんと針生アナが5位決定戦の見どころを紹介。以前の感想でも触れたけど、この5位決定戦は各校のランキングに関わってくる以上重要な意味を持ってくるよね。

<関連記事>
咲-Saki- 第154局 「奮起」 感想


 加えて咏さんが言及しているけど、このインターハイはコクマのメンバー選出の材料になるから気は抜けない。ジュニアA(2・3年生)の選出は人数的にも候補が多いので選ぶのも難しいだろうけど、ジュニアB(1年生・中学3年生)の方は中3は置いといて高校1年生なら結構候補がわかりやすいかな...?

 ネリーとハオはコクマに出場できないけどインハイ決勝に進出した1年生、優希・和・咲さん・淡・憧ちゃん・穏乃の6人は筆頭候補だろうし、爽の弁だと北海道予選の上位で1年生は由暉子ちゃんだけだったからほぼ由暉子ちゃんの出場も確定してるんだよね。

 コクマに関する伏線が着々と用意されているし、阿知賀編のキャラたちを紹介していくところを見ると5位決定戦の対局もある程度はしっかり描かれるのかな。千里山女子と姫松高校、関西の常勝校同士、やはり昔からのライバル関係があるようで、過去にも名勝負があったようだし、今回も楽しませて欲しいものですね。「監督同士が姉妹とか昔あったねぃ」という咏さんの発言は『シノハユ』のインハイ編で明かされる時が来るのかな?



新道寺女子~破られない絆~


驚異的なイチャイチャ力

 お次は準決勝でも驚異的なイチャイチャ力、もとい得点力を発揮した哩姫コンビ。この2人、もう当たり前のようにくっついているのが最高にクール!陽イオンと陰イオンもびっくりの結合力でもって、僕らをニヤニヤさせにきています。

 前夜から絆力をこれでもかと高めてきてますからね。これは明日の対局、大いに期待できる。実際のところ、5位決定戦で新道寺がトップを取るためにはリザベーションがどこまで上手くハマるかが「鍵」になりますからね。リザベーションだけに。(←上手いことを言ったつもり。)

 くだらないダジャレは置いといて、オーダー的に哩さんを完封できるほどの相手は副将にはいないし、大将戦もコンボが決まってしまったらまずリザベーションを止められないだろうから新道寺には結構勝算があると思う。ただそれを他の3校も分かっているだろうから哩さんはマークされて大変だろうけど。


有珠山~由暉子ちゃんの衣装~


かわいい!

 有珠山の切り札発動!それは、由暉子ちゃんの衣装です!かわいいは正義!正義は必ず勝つ!やったね、由暉子ちゃん大勝利!とはならないのが勝負の厳しさ。制服を着ずに対局するのん...?まぁ、インハイ2回戦の穏乃もジャージだったし、そもそも永水はみんな巫女服だし、ルール的には問題はないんだろうけど、ひとりだけこんなかわいいらしい私服で対局してたらちょー目立つ。うん、かわいいならなんの問題もないな。



完全に一致

 あと、この服装は『咲日和』5巻の表紙で描かれたものと同じだね。カラーで見てもアイドル感が凄まじい服で、揺杏ちゃんちょー優秀。もう、このスキルで就職できるレベル。ランニングでヘトヘトしてるかわいい咲さんにも是非衣装を作ってあげてください!


 そして、個人的に副将戦で哩さんに一矢を報いるなら由暉子ちゃんの「左手」の使いどころがポイントだよね。爽の力が十全ではない有珠山が強豪校相手に喰らいつくためには由暉子ちゃんの「左手」は言わば本当の切り札。半荘1回ならこの切り札の価値は更に高まるし、名前に恥じない光り輝くツモを5位決定戦でも見せてほしいところです。



清澄高校~ここが私の帰る場所~


ここは世界一優しいおかえりが待ってる場所

 両親との食事を終え、宿舎に帰ってきた和。父との「約束」の件はどうなったんだろう。お互い一度した「約束」を簡単に反故にするようなタイプには見えないけど、和の決勝戦を間近で見て、お父さんにもきっと感じるところがあるはず。

 和にとって清澄高校はもう仲間の「おかえり」が待っている帰ってくるべき場所。部長が当初たった一人で願い続けてきた全国優勝の夢まであと一歩。つぼみがいつか花開くように夢は叶うもの。今では咲さんがいて、優希がいて、部長がいて、まこがいて、そして和がいる。5人が揃ってこその清澄高校ですからね。この5人でインターハイの頂点――優勝という高みに登ってほしい。(あと、京太郎も頑張ってほしい)当ブログはいつまでも清澄高校を応援しております!



千里山女子~園城寺怜、復活!~


エースの出場

 5位決定戦の対局を大きく左右するポイントだった怜の出場についてだけど、どうやら体の心配はないようで。「普通に打つだけ」という言い回しが気になるけど、これは暗に未来視は出来ないということなのかな...?とはいえ、怜の出場は精神的にも千里山のメンバーに与える影響力は大きいだろうから千里山にとって追い風になることは間違いないね。



 こうなると、5位決定戦の結果は読めないな~。どのチームにも勝算はあるし、不確定要素もあるんだよね。

 先鋒戦は、未来視が使えるなら怜の圧勝は揺るがないだろうね。仮に漫ちゃんが爆発しても総合的には怜の未来視の方が上回ると思う。ただ、怜の未来視が使えないとなると先鋒戦では大きな差はつかなそうだ。

 次鋒戦にしても大きく稼ぐタイプの打ち手がいないし、堅実に次に繋ぐタイプが多いから、ここでも大きな差はつかなそう。新道寺と姫松がやや有利に試合を運ぶ区間かなー。
 
 中堅戦は言わずもがな、洋榎ちゃんvsセーラの対決がどうなるのかがポイント。この対決がどうなるかは5位決定戦で一番楽しみなところだね。防御力に定評のある洋榎ちゃんと高火力を主体とするセーラ。得意分野は違えど、どちらも得点力と安定感を持った2人だけに勝敗は読めない。副将・大将戦を考えると、姫松も千里山もここでアドバンテージを稼げるかどうかは重要になってくるでしょうね。

 副将戦は哩さんがどこまで暴れるかがキモになってくるのは間違いないでしょう。準決勝までの対局を見ると、哩さんを完封できる相手はいないし、ここからは新道寺ペースになることは必至かな。ただ、半荘1回なら由暉子ちゃんの「左手」で大物手が和了れれば、副将戦自体は哩さんの一人浮きにはならないかも...?

 大将戦はリザベーション次第で全く展開が変わるので何とも言えないけど、順当にいけば哩さんから受け取ったリサベキーを姫子が和了りにつなげて圧倒することになるんだろうか。末原さんが新道寺攻略の糸口を見つけたりできれば、またわからなくなるけど、現状はリザべかかっていない局で出来るだけ点数を稼ぐってのが最善手だよね。


 各区間の印象はこんな感じだけど、あえて予想するなら総合力で千里山が一歩優勢な印象かな。ただ怜の未来視に大幅な制限が掛かるなら新道寺と姫松がリードする展開になるような気はする。

 さて、次回は5/20発売号で掲載予定。5位決定戦、果たしてどんな結果が待っているのかタノシミ!


9 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-05-07 15:08:52
おひさし

咲もまだまだ続いてほしいけど

もう終盤ですかね?

五位決定戦で2年くらいれんさいしたりw
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Unknown (Unknown)
2016-05-07 16:02:16
宮守と永水にも試合を観戦しながら清澄や姫松について
語ってほしかっただけに、録画作戦は個人的に残念……
1コマだけ出たはるる、えらい美人だったなあ…
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Unknown (Unknown)
2016-05-07 18:16:36
久しぶりの更新おつです!
思い返せば全国で登場したキャラだけでも相当多いなと感じますねぇ
清澄の全国優勝に期待ですね!
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Unknown (Unknown)
2016-05-08 00:17:58
更新待ってました!!毎週欠かさず覗きに来てます!
5位決定戦は有珠山きつくないですか?爽の能力でカムイはほとんど帰ちゃった感じだし、雲も一日で帰ってくるとも思えないので・・
やっぱり一番有利に思えるのは新道寺じゃないですかね?副将で一番強いのは白水だと思いますし、そのあがりは大将の子に繋がって、そのあがりを誰も邪魔できそうにありませんしね!
個人的に爽のホヤウで新道寺の最強コンボえお止められるのか見たかったですね!
次の更新も待ってます!!
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Unknown (Unknown)
2016-05-09 09:03:06
5決の前に、白糸台と臨海の描写が来そう
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 (ゆっくり)
2016-05-09 21:34:51
怜が戻ってきたのはマジで神!!!
ときちゃん頑張って~!
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Unknown (Unknown)
2016-05-10 16:37:31
清澄いないのにここでも次鋒戦が省略される未来が見える
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Unknown (Unknown)
2016-05-18 20:42:41
はっちゃんが可愛すぎる・・・
というかいい加減性的過ぎてアウト食らうぞw
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Unknown (Unknown)
2020-09-01 06:15:24
じっくり描くのは結構だが個人戦決着も何時になる事やら
我々が思っている以上にペースが遅いから2025年になっても完結しない気がしてきた。もちろん長く続くのは悪い事じゃ無いがココまでスローペースだとちゃんと完結まで持って行けるのか不安。個人戦までもしっかり描いてほしいし、荒川憩が忘れ去られないかが心配
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