咲-Saki- 第170局
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第169局 「証明」 感想 )
部内ランキング下位のメンバーが集まった即席チームを結成し、部内スコア上位のメンバーたちを見事に一蹴して見せた照。だが、前回も触れたとおり、学年もバラバラであり、唐突に照に招集された即席チームである彼女たちは当然「仲良し」チームというわけではなかった。
チームワークの力が部内スコアを覆す――監督が証明したかったことと照が証明した(かった)ことは違う。彼女たちは照のアドバイスを受けることによって、それぞれが本来持っていた長所が浮き彫りになったようだ。
ということは、当然、今回の一件で自身の長所を理解した彼女たちは団体戦でなくとも個人戦のスコアも上がるだろうから、白糸台のレギュラー選出方式が肯定されたわけではないのよね。
普通に「副露率3割を超えている」栞さんにもっと鳴くようにアドバイスをしたり、沖土居さんには「親リー相手に2向聴押し」を勧めたり、一般的な範囲から逸脱することによって発揮される力が彼女たちにあることをズバリ見抜いていた照。
副露率は人それぞれだろうけど、僕なんかは「25%~27%」くらいなので、3割を超えて更に鳴くように助言するのは確かに標準以上だと感じるかなー。2向聴で親リー相手に押していくのは作中でも指摘されている通りめちゃくちゃだね...(笑)状況にもよるけど、愚形なら1向聴でも普通にオリてしまう僕としては理解しがたい。
今回の話を読むと、現チーム虎姫のメンバーも照に長所を見出されたりした可能性は十分にありうるね。
「常にプラマイゼロでも強い子」がいる――咲さんの強さを証明するためだけに白糸台部内対抗戦を提案した照。妹の誇りを守るための行動だと考えると妹思いの姉なのだけど、照は咲さんの強さを証明したい理由でもあるのかな...?
それと、あの照を以ってして「強い」と言わしめる咲さんのナニモノ感が尋常じゃないな...(笑)
異常な聴牌速度と徐々に和了する点数が上がっていく連続和了。玄さんがいたため、手にドラを絡めることが出来ないという制約付きだったのに、最低でも8巡以内には必ず和了っていたし、鳴いてズラすだけでは止められず、現状では照の予想を超える以外に明確な攻略法がないという圧倒的無理ゲー感。そんな照がここまでして咲さんの「強さ」を気にかけるのには何かしら理由があるのかね...?
まぁ、宮永家の家族麻雀で常にプラマイゼロをやってのけるなんて、本格的に尋常ではないが...。
さて、照が部員たちの長所を見抜くことが出来た理由――「照魔鏡」のことを照は菫さんに打ち明けた。
こんなオカルトめいた話を菫さんに話した理由は、菫さんが自分の言葉を信じ、秘密にしてくれることが「照魔鏡」によってわかっていたからだとか。
なるほどね~。麻雀についてだけではなく、その人の性格的なことまでわかってしまうのか。菫さんのことを初めから「親切な人」と呼んでいたのは「照魔鏡」によって、菫さんの本質的な性格を見抜いての事だと考えるとなるほどと思う面もある。
人の性格や内面まである程度わかってしまうのは凄いけれど、裏を返せば、知りたくないことまで知ってしまう恐れもあるよね。照が周囲に馴染まず、ひとり読書をして、静かに佇んでいるのは、案外これが原因だったり...?
でもそうなると、照が咲さんのことを誤解しているという線はなくなったのかな...?まぁ、見れないものもたくさんあるようだし、1度チャレンジすると同じ相手をまた見るのには時間をあけないといけなかったりと色々制約はあるみたいなので、まだ謎の多い能力ではあるけれど。。。
さて、入学したての1年生にも関わらず既に白糸台には菫さんのファンがいる模様。そのファンの子からお菓子をもらった菫さん。
天使がここにいた!目をキラキラ輝かせる照さんがもはやかわいすぎるな...。袋の中身を横目で気にするあたりかわいすぎてやべぇ...。この人どんだけお菓子好きなんだよ...!笑
シリアスな雰囲気がお菓子によって一転してしまうなんて、ホント可笑しな話...。(←上手いこと言ったつもり。)
「私が友達と一緒に食べるってことなら問題ないだろう」――菫さんの親切心から、照はお菓子を分けてもらうことに。
分けてもらうことに...って、丸ごと全部照さんが食べてますやん!(笑)
「そもそもこんなに一人で食べられるわけがない」とはなんだったのか...。(笑) めっさ、ひとりで「モック モック」してますがな。
それはさておき、「私は麻雀 それほど好きじゃないんです」――と語った照だが、照は「麻雀」というゲーム自体はそれほど嫌いなわけではなく、「たまにつらいことを思い出すから.........」という理由で、麻雀をあまり好ましく思わないところがあるらしい。
「つらいこと」っていうのは、以前咲さんがフラッシュバックした出来事のことかな。あの出来事は直接的にしろ間接的にしろ麻雀に関係あるってこと...?うーん、必ずしもそうとは限らないか。
お菓子やパンケーキに釣られそうだったぞ...このチャンピオン様。のちのち、マスコミや雑誌のインタービューで、「チャンピオン!なぜ、全国出場常連の高校ではなく、地区大会ベスト4の白糸台高校麻雀部に入ろうと思ったんですか...?」とか聞かれて、「パンケーキ...」とか答えることになっちゃうぞ!
本とお菓子――物は違うけど、麻雀部への勧誘のされ方が似ているのもさすが姉妹だなぁ...(笑)
あと、白糸台ってレギュラーになると寮がタダになるの、普通に凄いよね。ここまで、麻雀部に手厚いのに地区大会ベスト4止まりなのか...。
『咲-Saki-』名物、おもちが喋ってるように見える! パンケーキが決め手になってしまうかと思いきや、照に選ばれた即席チームの面々がお願いがあると照の元へやってきたところで次回へ。
さて、十中八九照を勧誘しに来たんだろうけどこの誘いに照は乗るのかな...。そもそも、今回の即席チームに照が合流したら6人になるけれど、そこはどうなるんだろうか。
本編との合流を果たすなら、照の物語を通して、いずれ咲さんについて明確に触れられる話が来るんでしょうけど、宮永照編はまだまだ続きそうだね。
次号は休載のため、次回は3/3発売号で掲載予定。実写映画も本日から放映開始だし、土日のうちに観に行こう...!
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第169局 「証明」 感想 )
部内ランキング下位のメンバーが集まった即席チームを結成し、部内スコア上位のメンバーたちを見事に一蹴して見せた照。だが、前回も触れたとおり、学年もバラバラであり、唐突に照に招集された即席チームである彼女たちは当然「仲良し」チームというわけではなかった。
副露率
チームワークの力が部内スコアを覆す――監督が証明したかったことと照が証明した(かった)ことは違う。彼女たちは照のアドバイスを受けることによって、それぞれが本来持っていた長所が浮き彫りになったようだ。
ということは、当然、今回の一件で自身の長所を理解した彼女たちは団体戦でなくとも個人戦のスコアも上がるだろうから、白糸台のレギュラー選出方式が肯定されたわけではないのよね。
普通に「副露率3割を超えている」栞さんにもっと鳴くようにアドバイスをしたり、沖土居さんには「親リー相手に2向聴押し」を勧めたり、一般的な範囲から逸脱することによって発揮される力が彼女たちにあることをズバリ見抜いていた照。
副露率は人それぞれだろうけど、僕なんかは「25%~27%」くらいなので、3割を超えて更に鳴くように助言するのは確かに標準以上だと感じるかなー。2向聴で親リー相手に押していくのは作中でも指摘されている通りめちゃくちゃだね...(笑)状況にもよるけど、愚形なら1向聴でも普通にオリてしまう僕としては理解しがたい。
今回の話を読むと、現チーム虎姫のメンバーも照に長所を見出されたりした可能性は十分にありうるね。
プラマイゼロでも強いやつ
「常にプラマイゼロでも強い子」がいる――咲さんの強さを証明するためだけに白糸台部内対抗戦を提案した照。妹の誇りを守るための行動だと考えると妹思いの姉なのだけど、照は咲さんの強さを証明したい理由でもあるのかな...?
それと、あの照を以ってして「強い」と言わしめる咲さんのナニモノ感が尋常じゃないな...(笑)
異常な聴牌速度と徐々に和了する点数が上がっていく連続和了。玄さんがいたため、手にドラを絡めることが出来ないという制約付きだったのに、最低でも8巡以内には必ず和了っていたし、鳴いてズラすだけでは止められず、現状では照の予想を超える以外に明確な攻略法がないという圧倒的無理ゲー感。そんな照がここまでして咲さんの「強さ」を気にかけるのには何かしら理由があるのかね...?
まぁ、宮永家の家族麻雀で常にプラマイゼロをやってのけるなんて、本格的に尋常ではないが...。
さて、照が部員たちの長所を見抜くことが出来た理由――「照魔鏡」のことを照は菫さんに打ち明けた。
照魔鏡
こんなオカルトめいた話を菫さんに話した理由は、菫さんが自分の言葉を信じ、秘密にしてくれることが「照魔鏡」によってわかっていたからだとか。
なるほどね~。麻雀についてだけではなく、その人の性格的なことまでわかってしまうのか。菫さんのことを初めから「親切な人」と呼んでいたのは「照魔鏡」によって、菫さんの本質的な性格を見抜いての事だと考えるとなるほどと思う面もある。
人の性格や内面まである程度わかってしまうのは凄いけれど、裏を返せば、知りたくないことまで知ってしまう恐れもあるよね。照が周囲に馴染まず、ひとり読書をして、静かに佇んでいるのは、案外これが原因だったり...?
でもそうなると、照が咲さんのことを誤解しているという線はなくなったのかな...?まぁ、見れないものもたくさんあるようだし、1度チャレンジすると同じ相手をまた見るのには時間をあけないといけなかったりと色々制約はあるみたいなので、まだ謎の多い能力ではあるけれど。。。
さて、入学したての1年生にも関わらず既に白糸台には菫さんのファンがいる模様。そのファンの子からお菓子をもらった菫さん。
菓子
天使がここにいた!目をキラキラ輝かせる照さんがもはやかわいすぎるな...。袋の中身を横目で気にするあたりかわいすぎてやべぇ...。この人どんだけお菓子好きなんだよ...!笑
シリアスな雰囲気がお菓子によって一転してしまうなんて、ホント可笑しな話...。(←上手いこと言ったつもり。)
「私が友達と一緒に食べるってことなら問題ないだろう」――菫さんの親切心から、照はお菓子を分けてもらうことに。
いただきます
分けてもらうことに...って、丸ごと全部照さんが食べてますやん!(笑)
「そもそもこんなに一人で食べられるわけがない」とはなんだったのか...。(笑) めっさ、ひとりで「モック モック」してますがな。
それはさておき、「私は麻雀 それほど好きじゃないんです」――と語った照だが、照は「麻雀」というゲーム自体はそれほど嫌いなわけではなく、「たまにつらいことを思い出すから.........」という理由で、麻雀をあまり好ましく思わないところがあるらしい。
「つらいこと」っていうのは、以前咲さんがフラッシュバックした出来事のことかな。あの出来事は直接的にしろ間接的にしろ麻雀に関係あるってこと...?うーん、必ずしもそうとは限らないか。
パンケーキ...
お菓子やパンケーキに釣られそうだったぞ...このチャンピオン様。のちのち、マスコミや雑誌のインタービューで、「チャンピオン!なぜ、全国出場常連の高校ではなく、地区大会ベスト4の白糸台高校麻雀部に入ろうと思ったんですか...?」とか聞かれて、「パンケーキ...」とか答えることになっちゃうぞ!
本とお菓子――物は違うけど、麻雀部への勧誘のされ方が似ているのもさすが姉妹だなぁ...(笑)
あと、白糸台ってレギュラーになると寮がタダになるの、普通に凄いよね。ここまで、麻雀部に手厚いのに地区大会ベスト4止まりなのか...。
お願い
さて、十中八九照を勧誘しに来たんだろうけどこの誘いに照は乗るのかな...。そもそも、今回の即席チームに照が合流したら6人になるけれど、そこはどうなるんだろうか。
本編との合流を果たすなら、照の物語を通して、いずれ咲さんについて明確に触れられる話が来るんでしょうけど、宮永照編はまだまだ続きそうだね。
次号は休載のため、次回は3/3発売号で掲載予定。実写映画も本日から放映開始だし、土日のうちに観に行こう...!
本日観てきました...!良い出来でしたね!僭越ながら簡易的ですが感想も書きました。
http://blog.goo.ne.jp/non32000/e/12b6368121cb56593f468d742db5fcef
お菓子好きが宮永家の物語的に重要な設定だったら笑えるね
照魔鏡はかなり便利だけど人の本質を見抜けるってのは、確かに良い面ばかりでもないのよな。
知らなくても良いことってあるし。
今さらだけど照咲の名前の由来って太陽と花なのかな?
自分の中では光合成のイメージ、太陽が花を照らす事で花が咲くみたいな?それで水はお母さんかな?名前愛だし愛情を注ぐ的な