咲-Saki- 第179局 「傾蓋」 感想

咲-Saki- 第179局


以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
（前回の感想はこちら→咲-Saki- 第178局 「連係」 感想)


　2ヶ月ぶりの本編...！久しぶりに『咲-Saki-』成分を補充できる！わーい、わーいと思っていたら...

おケツである。

　さすが、”おはだけの巫女”......！「インターハイは“５決”、はっちゃんは“おケツ”。」とか、完全に遊んでるよ...笑。

　はっちゃんを見ていると、はいてるとかはいてないとか、そういう次元で語り合っていたことさえ懐かしい。はっちゃんレベルになると、もはや普段の巫女服姿より、水着を着ている時の方がはるかにまともな恰好に見えるからね。さすがに全国クラスの化物は格が違います。


　霧島神境でのんびり、露天風呂に浸かる霞さん。どうやら、長風呂派で以前にものぼせたことがあるようです。大きいですね。大変ですね。うん、大変です。（変態です。）

　

姫子

　アカン・・・。どうなってんの・・・笑。このシーンもだいぶヤバいけど、カラーページ姫子の限界超えてる感。ペットボトルで隠したつもりになってるのん！？とツッコミたくなるけど、ツッコんじゃいけない...。絶対、ツッコんじゃダメ！！！（意味深）

　今までもかなり衝撃的なシーンは多々あったけど、このレベルはさすがになかったような。

　色んな意味でヤバい永水の2人で笑い、健全な宮守に癒され、リザべ姫子に面食らう。まさかの3段構え。今回のカラーヤバい。控えめに言って、ちょー頭おかしいな...！（褒め言葉）

　お疲れで、限界超えちゃったのかな...。寝不足は良くない。立先生！一度、仮眠室行って落ち着きましょう...！ということで、姫子を仮眠室へと連れていくすばら先輩と友清さん。

仮眠室

　もはや、麻雀の大会とは思えない理由で仮眠室に訪れていた2校がばったり遭遇。中堅戦の最中はまだすやすや眠っていた怜だけど、目を覚ましたんだね。

　姫子の腰砕け状態からリザべのリンクしている局を推察されてしまわないか危惧したすばら先輩は、もうひとつの仮眠室に行くことに。

　キーボードを叩いていて、この子なにを言っているんだ・・・という感じだけれど、今後の局でまた哩さんがリザべを狙っていくことを考えると、他校と同じ仮眠室に姫子を寝かせておくのは危険すぎるので、すばら先輩、本当にすばらな采配です。

　まさか、姫子がビビクンしていた局がリザべを狙った局だと見抜けるかはさておき（この2人なら感付きかねないけれど・・・）、さすがに怜と竜華がいるところでカラーページみたいなことになったらもう大事故過ぎるじぇ......。

添い寝-Soine-

　富士山と関東平野...。今回は、とても盛りだくさんでした。久しぶりの連載で、濃密な『咲-Saki-』成分を補給できました。（※麻雀漫画です。）






　というわけで、場面は戻って副将戦東2局。

　東2局　親：愛宕絹恵　ドラ：

　

西家：白水哩　　　第一ツモ

　11枚が筒子、清一色赤1の2向聴という好配牌を受け、リザベーション6翻にチャレンジする哩さん。だが、副将戦における最大警戒対象である哩さんの和了りを阻止すべく、他校も当然動き出します。

速攻

　哩さん対策としてフナＱと絹ちゃんが取った戦略は速攻。最もシンプルな戦略ではあるけれど、大きなリザべコンボを防ぐ手段としては最も効果的。

　早い安手の場で局が進行していけば、新道寺がリザべによる高火力戦略を機能させるのはとても難しい。現状、トップの千里山と2着の姫松にとっては、哩さん相手に無理に大きな和了りを狙うより、副将戦を何事もなく終局させることの方が賢いと言えるね。



　そして、をポンした絹ちゃんは8巡目に聴牌。

東家：愛宕絹恵　　

　ただ、も1枚場に出ているし、哩さんがを2枚抱えているので、このままでは和了るのは難しかったね。

由暉子ちゃん

　さらに同巡、由暉子ちゃんが平和のみの手を聴牌。ラス目の由暉子ちゃんとしては、大きい和了りを狙いたいところだけれど、ミーティングでも哩さんを警戒するように言われていたし、フナＱと絹ちゃんの仕掛けを考えると、聴牌している可能性は高いので、こちらも速度を重視しておきたい。

　この点差で純全の目を捨てるのは惜しいけれど、ここは由暉子ちゃんも平和のみリーチを選択。

3面張

　そして、さらに同巡、待ちの門清3面張で哩さんが追いつき、3人同時聴牌。

　打点を捨て、速度を重視してきた他家と比べて、門清をキッチリ聴牌まで漕ぎ着け、追いついた哩さんはさすがだね。厳密に言えば、上家の由暉子ちゃんの待ちがなので、ダブロン無しの『咲-Saki-』ルールでは、出和了り出来るのはのみではあるけれど。

　この門清を和了り、リザベーション6翻（三倍満キー）を成功させれば、東1局の倍満キーと合わせて、大将戦東1～2局の時点で姫子が和了する点数は最低でも40000点。半荘1回の対局であることを考えれば、あまりにも大きすぎるアドバンテージ。

フナＱ

　だが、そう簡単にいかないのが麻雀のおもしろいところ。東2局を制したのはをツモったフナＱ。この局、4人ともかなり和了り牌が被っていたんだね。


　平和と三色、場合によっては一盃口まであった手を見切ってのタンヤオドラ1赤1は1000・2000点。こういうクレバーな立ち回りはさすがだね～。リザベーション6翻を不発に終わらせ、哩さんの跳満和了りを凌げたのは相当大きい。

　さて、このフナＱの和了りで、点数状況は、千里山：128600点、姫松：109300点、新道寺：102200点、有珠山：59900点。

　安手の速攻を仕掛ける場になると、どうしても有珠山が苦しくなるね。加えて、哩さんの和了りも警戒しなければいけないとなると、相当厳しい状況だけれど、由暉子ちゃんの反撃には期待したい。

咲-Saki-阿知賀編　episode of side-A　実写ドラマ化＆映画化決定！！

　重大発表って何だろう...と思っていたけど、ついに阿知賀編も実写化か～。長野編も良い出来だったので、阿知賀編も楽しみだなぁ。

　どこまでやるんだろう...？ドラマ4話で、阿知賀女子麻雀部結成～全国2回戦まで、劇場版で準決勝かな...？そうなると、準決勝の尺が厳しいから、TVアニメ同様、準決勝先鋒戦までをTVで放映して、準決勝次鋒戦～大将戦までを劇場版にするとか...？

　なんにせよ、照のツモやリザベーションがどうなるかは気になるので、準決勝は最後まで見たいなぁ。新道寺のキャストの方、頑張ってください。


　次回は10/6発売号で掲載予定。『咲-Saki-』17巻、『シノハユ』8巻、『怜-Toki-』2巻の発売日、11/25がちょー楽しみです！