前回までのルート(赤=その1)
燃料を補給し旅は進みます。金門牛とはここでさようなら。
環島北路を進み、この像がある交差点で左折。
蘭湖
特約茶室展示館
金門島の観光は戦争と切っても切れない関係にあります。この特約茶室展示館はお茶についての展示館ではなく、国民党軍の慰安所を改装し博物館として展示しています。慰安所に関しては賛否両論あると思いますが、人間の三大欲求と深く結びつき、かつ軍の士気を保ち高めるためには必要悪なのだと思います。この展示館では、1950年頃の慰安所をベースに当時の慰安所のあり方が解説されています。帰宅後に調べると4トラベルの口コミでは「上等兵の月給が12元だった当時のチケット代が10元または15元。」などとあり、誰もが気軽に利用できるような場所ではなかったのでしょう。
パネルに日本語表記はありませんが、漢字ですのでなんとなく理解できます。
当時の部屋
部屋の造りはすべて同じ間取り(左右の逆はあり)で、化粧台などの小物類はその部屋の主(慰安婦)の趣味嗜好が現れる部分だそうです。
中庭
見学も終わり次の目的地へ。ここの見学直後に観光バス2台が来て館内が大変混雑しましたのでタイミングはよかったです。
環島南路を西へ
途中見かけた金門県環境保護局。金門を模った門扉は面白い。
この環島南路ですが、島の中央部を往来するのでアップダウンが結構あります。自動車などなら気にせず走れますが、原動機のない自転車だと意外と体力を持って行かれます。というわけで、金門国家公園で途中休憩。
ここは金門島ですので、戦闘機や武器が展示されています。また、奥には蒋経国先生紀念館があります。
金門酒廟がある交差点を左折
小西門模範厠
Googleマップでは観光スポット表記があったので、寄ってみましたが住宅地と廟があるだけでした。もしかすると違う場所かも。
Googleマップさんのイヤなところ・・・いくらショートカットとはいえ、自転車で道なき道を走らせるのはマジ勘弁。まぁ、景色はよいところでしたけど。
珠山集落
金門島内には昔ながらの建築様式の集落が何カ所も残っています。といっても、景観保護のため昔ながら風に立てられた最近の建築物と、昔からある建築物が同居しています。この珠山集落もその一つで、レンガ造りの家が建ち並ぶ閑静な集落でした。このような集落では実際に生活をしている人もいるわけですから節度を守った観光をしましょう。そして、迷路のように家が建ち並んでますので。集落内では方向を見失わないように。というか、スマホナビ必須です。
つづきます
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます