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久しぶりの台湾2024冬~その4・昼は観光・夜は今日も乗り鉄編~

2024年04月21日 21時00分00秒 | 2024年02月台湾旅行
動物園をあとにして次の目的地へ向かいます。その前にお昼ご飯にしましょう。


BR01動物園1059→BR07六張犁1111 103


明月湯包
他の店にチャレンジしようかと思いましたが、通り道だしいいかなって感じでいつもの明月湯包に。大通り沿いのお店は閉店していて、昔2号店だったところで営業していました。


小籠包と酸辣湯で230元。前回来訪時のメモを見る限り1割ぐらい値上がりしてました。台湾の経済成長は順調、高く感じるのは円安のせい。


六張犁へ戻ることせず、次の目的地の最寄駅がある淡水信義線の信義安和までも同じくらいの距離なのでそちらから乗車します。


R04信義安和1206→R09台大醫院1216 3018


二二八公園を通過して目的地の国立台湾博物館に到着。


国立台湾博物館(9:30-17:00)


現地語と英語での解説があるので、それとなく理解可能です。


隣接地にある国立台湾博物館古生物館も共通チケットなので入館できます。こちらは恐竜の骨格標本や、元々この建物が銀行として使われていた時代の金庫の中などを見学できます。

次の目的へは徒歩で。


途中にある福州世祖胡椒餅も頬張ります。
この時点で今回の台湾旅行概ね満足していたり(^_^) 価格は4年前から5元値上げの60元に。サイズも少し小さくなった感じ。最初に食べたときは40元(120円)だったのですが今回は60元(300円)。台湾は着実に経済成長しているのを実感すると同時に円安が憎い。単価が安いので一つ一つはそこまで大きな差額ではないのですが、帰宅後チェックしたら豪遊したわけでもないのに出費が予想より大きくて驚きました。

つづいて北門そばにある国立台湾博物館の鉄道部へ。こちらはチケットが別となります。


国立台湾博物館鉄道部(9:30-17:00)



昔の車両や駅の再現や、台湾の鉄道の歴史、台北駅周辺が地上だった頃を再現したジオラマなど鉄道好きなら楽しめる施設でした。こちらの建物は1919 年日本統治時代に建てられ、1945年まで台湾鉄道管理局の本部として利用された歴史的な建築物です。


R10台北駅1455→R16士林1505 3030
士林駅1514→故宮博物院1525 8155 新北市交通局791-FR
台北ファンパス最後の利用施設として選んだのは故宮博物院。こちらもメジャーな観光スポットであることはいうまでもありません。今回は台北駅からの移動だったので淡水信義線士林駅経由を選択。駅からのバスの本数は多くさすがメインルートという印象。とりあえずバスのLEDに故宮と書いてあったり、明らかに観光客な人が乗るバスに便乗すれば着くんじゃないかな。


故宮博物院
何回か訪問しているので新鮮味はありませんが、展示内容が定期的にリニューアルされているのと、企画展がありますので何度訪れても問題ないですね。


嘉義の南院に一部展示が貸し出されているのはいつものことで、すべてを見たいなら最低でも両方回る必要があります。


故宮博物院1648→士林駅1700 小S18 279FZ
こちらのバス停から捷運の2文字が書いてある大きめのバスに乗車すればほとんどの場合士林駅に連れてって貰えるような気がします。


R16士林1708→R07東門1727 3037


東門の永康街芋頭大王(タローキング)でかき氷タイム。店員さんは無愛想な感じでしたけど美味しいかき氷でした。


ここから2日目の乗り鉄スタート。
O06東門1815→O07忠孝新生1817 2418
BL14忠孝新生1818→BL22南港1834 2126
台湾新幹線(THSR)の末端区間に乗車するために始発駅である南港駅までMRT板南線で移動しました。


南港1900→台北1908 THSR0853
今回はKLOOKの20%引きチケット利用です。事前に予約が必要なのですが、こちらのチケットの割当枠は通常の指定席枠とは別扱いのようで、通常の指定席は空いていますが、20%引きチケットの予約画面では空席が21時発までなかったので、とりあえず予約せずに窓口へ行きました。結論から書くとネット予約していないと窓口で切符を発券できない仕組みだそうで、とりあえず適当に予約して自由席で移動するのが最適解であると教えていただきその方法で移動しました。たんなる鉄オタ相手に丁寧に説明して手続きしていただいた窓口氏に感謝です。


というわけで、自由席に乗車し台北駅まで1駅移動しました。南港駅出発時点では自由席はガラガラでしたが台北駅は長蛇の列でした。こちらで台湾新幹線は南港(台北市)-左営(高雄市)の全線完乗です。

BL12台北駅1917→BL11西門1919 2171

とりま腹ごしらえタイム。2日連続の阿宗麺線です。今日は小です。


つづいて、師園塩酥鶏でチキン。これクセになる美味しさでした。
昨日のかき氷、今日のかき氷、2日間の麺線、今日のチキン。これらはKLOOKのセールで購入したバウチャーで引き換えています。半額セールなどで上限までもう少しあるときに金額調整でカートinするのにちょうど良い価格帯の商品群で、店頭価格の半額で食べることができてとても満足でした。


前日より少し早い時間帯ということもあり西門エリアは混雑していました。またライトアップやイベントも開催されていました。腹ごしらえもほどほどにMRTの残り区間を乗り潰します。


BL11西門2015→BL05亞東醫院2031 2154
BL05亞東醫院2033→BL01頂埔2043 2202


のんびりしていたら目の前で頂埔行きに行かれてしまいかなりロス。頂埔駅は新北捷運が建設中です。建設中の駅は高架駅で乗換面倒そうという印象。


BL01頂埔2053→BL08新埔2111 3202


新埔駅まで戻り環状線に乗り換えます。


Y17新埔民生2125→Y20新北産業園區2133 D107
駅名が違うことからも分かるように改札外乗り継ぎで、乗換には最低5分くらいは見ておいた方が良いです。地下のMRT板南線から高架(5階以上の高さ)の環状線は横方向だけでなく上下方向の移動量も結構あります。隣の板橋駅でも乗換が可能ですのでお好みで乗換駅を選択してください。


西側の終点である新北産業園區駅は桃園MRTとの乗換駅で空港直達(快速列車)も停車します。こちらの駅は乗換導線もきちんとあり環状線の中では乗換が容易な方です。


Y20新北産業園區2139→Y11景安2205 B107
前日利用した景安駅駅まで乗車し環状線も完乗。環状線はちょっと車体が狭いですよね。


O02景安2211→O12大橋頭2237 3431
景安駅で中和新蘆線に乗り換えます。過去の台湾旅行の記録を事前にチェックしたところ、こちらの路線の行天宮駅から民権西路駅の合計3駅分の区間に乗車した記録がなかったので、その区間を通過し大橋頭まで乗車。この乗車を持って台北MRTの既存区間は完乗となりました。


こちらは文湖線以外の台北MRT路線で使われている車両の一例。画角が違うのでわかりにくいですが明らかに広いです。ちなみに全長23.5m、全幅3.18mですので、山手線などの車両(20m×2.95m)に比べても1両あたりでみれば大きな車両となります。6両編成なので全体で見れば山手線の方が輸送量は大きいですが。


カルフールで少しだけ買い出ししてホテルに戻りました。

北北基ファンパス結果
・圓山大飯店の地下ツアー:250元
・美麗華摩天輪:150元(平日)
・台北101:600元
・猫空ロープウェイ:200元(平日往復)
・台北市動物園:100元
・国立台湾博物館・古生物館:30元
・国立台湾博物館鉄道部:100元
・故宮博物院:350元
合計1,780元(約8,900円)+交通費相当なので元は取れたと判断します。定価で購入してたら施設のみでトントンなので、それでも元は取れる物のかなり駆け足な行程となるのでオススメできないです。普通の旅行者がこのチケットで元を取るのは結構厳しいような気がします。MRTのフリーパスと行きたい施設の個別入場券(割引券が使える場合が結構あります)の方がオススメですね。

つづきます。


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