暇な時にNetflixかU-NEXTかAmazon Prime Videoで動画を見ています。映画やドラマを観ていろんなことを考えたのでいつか整理したいのですが、今日は最近観た動画について。
なんかサラリと観れてちょっと勉強になるやつを探していて、ラブ・オン・スペクトラムというドキュメンタリーシリーズのアメリカ版を観ました。自閉症を持つ人たちがマッチングアプリなんかでパートナーを探してデートをするのを追うドキュメンタリーです。私もADHDグレーゾーンにあるかも知れない説がつい最近浮上して、ちょうどその事実を頭の中で処理しているところなので、キーワード連想で興味をひかれました。
出会いから初めてのデートとか、2回目のデートはあるかな?無いかな?とか。生々しさがなくて純粋に応援したい気持ちになれるシリーズでした。生々しさとは、セックスとか駆け引きとか、はたまた家庭とか家計とか生活とか、語弊を覚悟で書いちゃうと、障害がある人たちという括りが前提にあるものだから、カップルに紐づいてくる現実味を帯びた脈略から切り離して観ていて、それが楽だったのかも知れません。そんなことを考えていたら、登場人物の中で私が一番応援していたケイリンが、元カレに「障害が重すぎるから都会に住んだり子供を育てたりすることが一緒にできない」と言われて振られたと話していて、ひっどいヤツだな!と思ったのと同時に、私も同罪だと気がつきました。
友達とマッチングアプリを見ながらこの人がどうとかこうとか話したり、初めてのデートの後にハグしていいか聞いたり、初めてのデートでキスはしないと宣言したり、そういう初々しいエピソードにハマってしまったものだから、少し羨ましくなっちゃったのでしょう。「マッチングアプリかぁ、いいなぁ、やってみようかな」という気分になってしまいました。しばらくそんなフワフワした感覚を楽しんだ後に、既婚者だったことを思い出して我に返っています。ちゃんと返って来られて良かったけれど、この瞬間的な記憶の欠落も更年期障害の症状なのでしょうか。。。こわいこわい。
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