かように高いレベルの店が何故、かように人気(「ひとけ」と呼んでください)がないのだろう? というものです。



健康診断の前日に慌てて夜ゴハンを食べないといけないということに気づきまして、会社と我が家の中間辺りの東神奈川で途中下車します。 そしてJRのと京急仲木戸の中間辺りにある麺処 雄を訪問したのですが、平日のちょっと遅めの晩ごはんタイムというのに客がいないのです。
最近のラーメン屋にありがちな無課長などを謳っておりますが、店の外観や造作、さらにメニューに晩酌セット的なものもあるなど「流行らない町のラーメン屋」の雰囲気を強く出しているように感じるのはワシの偏見でしょうか? こういう店で餃子とビールとかは嫌いではないのですが、酒も飲めないので、一瞬「やっちまった」と思ってしまいました(笑)

さて、ワシが頼んだのは一番のウリである(らしい)鶏白湯らーめん(大盛り)にミニチャーハン(これはクーポンで無料)です。

ルックスから感じるのは丁寧に作られたという印象です。 カウンターに座って眺める制作過程も何の問題もありません。

その鶏白湯らーめんですが、かなり高得点デス♪ スープはインパクトの強さはそれほどではないのですが、じっくりと仕込まれ臭みもなく、それなりに奥深い味がしますし、麺もかなりよい出来上がりで自家製を謳うだけのことはあります。 パーツのチャーシューや煮玉子も十分に美味しくいただけます。 チャーハンもあっさりパラパラという感じで何の不満もありません…というか、半チャーハンで出すにしてもかなりレベルは高いなぁ…


でも、お客が入っていません(謎) ワシの後に入ってきた客は中年のサラリーマン1人だけで、ビールとおつかれさまセットという「独身男の冴えない夕食」そのもののオーダーでした。
フツーの醤油ラーメンは食べていないので何とも言えないのですが、ワシがいただいたモノのレベルからはもう少し賑わってもよいような気がします。 少し前まではラーメン本にも登場していたようですし、う~ん、謎です? やっぱり、もっと強いインパクトがないと最近はダメなのでしょうか?