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旅の6日目=後半戦はテ・アナウから山間部を抜けてマウントクックまで、400㌔超を走ることになります。 体調も概ね回復したのでシッカリとアサゴハンをいただくことにして、荷物をまとめてから御宿のレストランに向かいます。


御宿の経営自体も中華系のようですから、食事もチャーハンとかソレっぽいものが供されます。

旅に出ると食事は偏りがちになるので、なるべく野菜や肉などを取りバランスを考えてのセッティングをする中、ついついチャーハンに野菜炒めをかけたりするのは胃の調子も悪くなかったのかと思われます。

続いての好天の下、順調に走りまして最初のピットポイントに入ります。 実は、通り過ぎてしまった後に「アソコでしたよねぇ…」と引き返したというのはココだけの秘密です… って、秘密が多すぎですよね (笑) KSEサンからは「街はずれにあるソレっぽいドライブインです」と言われていたのですが、指定された距離とちょっと違っていたので迷ったのですぉ…

「コーヒーでも飲みましょう♪」
と話をしているトコロに単独行動を取られていたHREサンが到着し、開口一番
「捕まっちゃいました~」
との発声をされましたのは、どうやらパトカーを抜いたとか抜かないとか… まあ、スピード超過というヤツで切符を切られたとのことでありました。
「住所を証明するモノを出せと言われても、日本語のパスポートや身分証明書じゃあ役に立たないと焦ったら、見せていた国際免許に英語の住所が書いてあるのに気が付いて…、よい経験をしました!」
なんて、半ば笑い話にしてくれます。 しかし、スマホの件といい、ツアーにいくつもの笑い (?) を提供してくださったHREサンは、ある意味「スバラ式旅の達人」ですね (称)


ちなみに、コチラはワシが頼んだ「ホワイトフラット」というヤツですが、ニュージーランドのコーヒーのラインナップについては、本日の「マメ知識 or マメ蘊蓄」をご参照ください。

そうそう、あらためましてココまで約1000㌔を共にしたパートナーであるHonda・CB500X の写真を載せておきましょう。 巨大なシールドは社外品と思われますし、風の影響を受けやすいコトもあってワシの好みではないのですが、その有難みを思い知らされるの時が近づいでいたのですよ…

さて、合間にもモロモロの風光明媚なトコロもありますが、あまり停車することもなくキリッと先を急ぐのは先の長い一日故であります。

ヒルゴハンはクイーンズタウンのGS併設の店でいただくことにしていたのですが、その前後は交通量が多く、ニュージーランドで初にして唯一の渋滞の列に並ぶことになります。 おまけにこの日は『夏』らしい天気で気温もおそらくは30℃近くあったかと思われますので、ケッコーな修行となっておりました。

ヒルゴハンはカフェやファーストフード店で食べると時間もかかるので、GS併設のショップで各自が好きなモノを食べるので、ワシはチーズの入ったチキンのホットサンドと濃いめのフルーツジュースという組み合わせにしています。


クイーンズタウンは観光拠点でありますから、近辺には風光明媚な場所の多々あるのですが気持ち的に先を急ぎたいのと隊列を組んで走っているのでナカナカ写真停車ができなかったのが残念でありました。

それでも、安全のためにも1時間(+α)毎に休憩を取るような行程にしているので、合間で写真を撮ったりもしてはいます。 ドコが観光地なのかは分かりませんが、クイーンズタウンを抜けてもソレナリ以上のクルマの量に少々、困惑しておりました。

さ~て、ちょいと長くなりましたのでヒトヤスミといたします (続)
【マメ知識 or マメ蘊蓄 = コーヒーのハナシ 】
帰国してからフムフムという感じのハナシになりますが、ニュージーランドはカフェ文化というかコーヒー文化が独特の発達をしているので、ちょいと蘊蓄を…
先ずは、コチラは世界共通ですが、エスプレッソマシンの説明から入ります。 この機械は日本のカフェにもあるスチームでコーヒーを抽出したりスチームドミルクを作ったりするもので、ニュージーランドのカフェではドリップやサイフォンではなくほぼほぼ100%の店でエスプレッソマシンが使われているとのことです。 ということで、この機械を使ってのあまり耳にしたことのないメニューのご紹介です。
フラットホワイト: エスプレッソにスチームミルクを加えたもので、カフェラテに似ていますが、ラテよりもミルクの量が少なめなのでコーヒー自体の味わいが強いです。
ちなみに、ラテはベースとなるエスプレッソの量がダブルになるのとミルクのフォーム(泡)の構成が違うとのこと… 似たようなモノではカプチーノとかカフェオレなんてのもありますが、ソレラについてはそのうちに…
ロングブラック: エスプレッソを使った「お湯をいれたらアメリカン」というヤツになります。 手順としては、あらかじめお湯を入れたカップにエスプレッソを注ぐとのことですが、焼酎のお湯割りのようにヲヤクソクなのかもしれません。
ショートブラック: エスプレッソそのもののコトでありまして、量もエスプレッソそのもの=ちょっぴりなのです。
(続く…)