ちょっとしたコトで会話があった20代女子との会話ですが…
「大阪の出身なんですよ」
「ほう、大阪はどのアタリなの?」
「岸和田のアタリです」
「ほう、ナニ町なのですか?」
「えっ? 岸和田の出身なのですか?」
「んにゃ、岸和田出身のトモダチが『相手が岸和田出身と分かると、まずは出身の町と苗字の関係で絡むんや』と言っていたので聞いてみたのですよ(笑)」
「本当は堺なんですけど、知らないと思って隣の市なので岸和田と言っただけなんです」
「えっと、多分… 認知度は同じだけど… 関東では『堺出身』の方が受けると思うなぁ…」
まっ、そんなコトはさておきまして、業務上の都合にて大阪市内=なんば界隈への出張なのに何故か関空を利用することになり、前泊先は関空から難波の間で自由に選べたので岸和田ということにいたします。 岸和田にはナカヨシがいるのと、GoToを使うと3千円代で駅チカに泊まれるからという理由ですが、ちょいと誘いをかけたところ新しく開店した店があるのでソコに行こうということになったワケです。 まっ、コノアタリはリアルタイムレポでも予告式にアップはしております。

いやはや、岸和田駅には2~3回は下りたことがあるのですが、よもや南出口があるというのを知らなかったのでウロウロとしてしまいました。 まあ、なんとか辿り着きましたのでヨシとしましょう(汗)


えっと、開店3日目なので結構な賑やかしが入っています。

お久しぶりの乾杯の後は、ナカヨシがテケトーに頼んでくれていたので、出されたモノを黙々といただいていきます…が、いきなり鴨のコンフィかい(濃)

まあ、ほどよい感じで焼き上げられて鴨肉は、ほどよい感じで脂も抜けておりますので文句はありませんが、前菜感ゼロというかいきなりの全力投球でした(爆) ちょいと厨房を覗くと立派なロティサリーマシンが設置されているので、なるほどなぁ… と、納得デス♪ 総じては箸でいただけるフレンチを目指しているとのことですが、流石にコチラはナイフ&フォークでいただきます。


続いてはエスカルゴが出されます。

おそらくタコ焼き機も兼ねていると思われる器で供されますが、バターと香味野菜のバランスがほどよき感じです。 でもって、コノアタリから赤ワインをいただいていくので、記憶もフワッとした感じになってきます。


ワシとしては順番はどうなの?というタイミングなのですが、シェフご自慢らしきリヨン風のサラダが登場しますが、しばらく放置していたら「早く食べてください」という指導が入ってしまいました(省) ちなみに、シェフはリヨン出身で、店の名前も彼由来とのことです。


「とも2サン、おでんを食べよう」
「ポトフなんか食べたくないよぅ」
「大根のおでんだけど、大丈夫だよ」
「だから大丈夫って日本語がさぁ…」
まあ、そんな感じで会話が楽しく成立するのですから立派なヨッパです。

赤ワイン…おそらくボルドーだったような気がしますが、ボトルも空になったので、ハイボールを飲みながら昔話だの噂話だのをしているとシェフからオニギリの差し入れです… が、とってもソフトな握り方でした。


ということで、純日本式オニギリで〆ました美味しいフレンチは、ナカヨシとの会話と合わせて楽しい時間を過ごすことができたことに感謝いたしましょう。
Bistro Pascal (ビスロト パスカル) (ビストロ / 岸和田駅、蛸地蔵駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0