【リアルタイムレポはこのあたりから】
赤穂かきまつり行きを急遽キャンセルし日生(ひなせ)に直行することにして、正確にはオトナリの駅の寒河(そうご)近くのタマちゃんに到着します。 ナカヨシサンがお奨めのこちらのお店は辺鄙なトコロにあるのでそれほどは混んでもないと舐めていたのですが、駐車の案内をしてくれた方に聞いたら確実に一時間は待つとのこと(^_^;)

イロンナトコロからイロンナヒトが来ています。
人波をかき分けて客待ちノートに記入するのですが、合わせてあらかじめオーダーを書いておくシステムです。 順番が来たら携帯電話に連絡をいただけるとのことで、しばし寒河近隣を散策します。


のんびりとした風景を楽しんで散策しますが、見所はほとんどなし!
電車は1時間に1本しかないし、歩いていても誰ともすれ違わない散策を済ませてタマちゃんに戻ると、そこだけが異常にヒトが溢れているのは違和感満点ですね(笑)
ようやく順番を呼ばれて店に入ると、牡蛎の焼ける匂いとソースだか醤油だかが焦げる匂いが食欲をそそります。

運良く調理鉄板前のカウンターの席に並んで座ることができたので、カキオコの制作現場を間近にみることができましたがその手際は鮮やかなものです(驚)

そんな忙しい中、お店の大将は愛想もよくワシらに話しかけてくれますが、その間も手と身体は動きっぱなしです。
鉄板の上ではかきおこが整然と並べられていますが、いずれもここまでやっていいのかというくらい牡蛎が大量に投入されます。

ワシは岩塩&醤油味ハーフのカキネギの丞(じょう=上の意味らしい)を選択したのですが、宿主さんはカキオコ(STD)、お宿の方はカキオコの丞で、こちらは岩塩&ソースのハーフです。

ちょとずつ交換しあっていただくのですが、どこを切っても大振りでプリプリの牡蛎に当たります。
パリっと焼けた生地に大量に投入した牡蛎の組み合わせは何も言うことはなく、1時間半待ちにも納得です。 でも、次回は平日に来たいなぁ…
タマちゃんでカキオコを堪能した後は日生港の五味の市に移動します。
ちなみに宿主さんはスタンダードのカキオコにセーブしていたのは、ハシゴを想定していたため期待値はずいぶんと上がっているようです。
日生の町はいたるところで『かきおこ』のノボリが翻っていて、なかなかの人出です。
そして、次なる目的地の五味の市へ向かおうとするとクルマの流れがピタっと停まります。

のんびりとした風景を横目に見ながら、ひたすら渋滞を堪え忍びます。
もっとも運転は宿主さんなので、ワシは勝手にクルマを下りて偵察したりと遊んでいるので大して気になりませんが、ドライバーさんには結構なストレスだったと思います(普段は渋滞なんて会わないはずですから…)。

ようやく到着した五味の市も赤穂と日を同じくしてかきまつりが開催されていたので相当の人出です。


ちなみに、こちらはお宿の方が食されておりましたカキフライソフトですが、ナカナカの美味とのこと。

カキフライ(冷たい)はぷっくらと美味しく、ソフトとのマッチングも悪くはないけれど、ソフト部分にかけられたソースはイマイチ(ない方がよい)とのコメントがありました。
その他、牡蛎ラーメンにココロ惹かれたりもしましたが、ヒトが多いので早々に退散しますが、結構時間を喰ってしまいました。
宿主さんも人出に当たったのか、ハシゴは強くは主張されませんでした(笑)
クルマを止めた場所からは結構離れているのですが、その道々に下の写真にある怪しげなモノが積み上げられていたのですが、皆さんはこれが何か分かるでしょうか?

正解は牡蛎の養殖棚にホタテ貝を繋いだモノで、この貝と貝の間に牡蛎の稚貝を挟むようにつけていくそうです。
日生の町に戻る感じで少し走ったのですが、町内もかなり混み合っている感じです。 タマちゃんや市場で仕入れた情報では界隈は渋滞の渦がいたるところで発生しているとのこと。
どうしようかと悩みつつ、かきおこのハシゴも高砂の肉てん、佐用のホルモンうどんもあきらめて(改修工事が始まりつつある)姫路城に行くことにしました。

相変わらず端正な姿を見せる白鷺城(姫路城の別名)ですが、間もなく改修のためにその姿を隠してしまうそうです。

残念ながら入城時間を過ぎてしまっていたので中に入ることはできませんでしたが、お城の外周を一回りしてその姿を目に焼き付けておきます。
姫路城を後にすると、いよいよ今回のツアーの最後の目的である加古川かつめしに向けて出発デス(笑)
途中の渋滞情報などを参考に宿主さんと協議して最短ルートを選らんだので、まあまあの時間で目的地のロッキー(Rocky)は郊外のドライブインという店構えです。

当初予定より食した量が少ないので3人ともお腹が空いているので、揃って牛カツメシ(大)をオーダーです。
周囲をうかがうとメニューはかなり幅広く用意されているものの、カツメシのオーダーが圧倒的です(笑)

スパイスの利いたソースとカツの相性がほどよく、上手に炊けた白飯と共に無言でワシワシといただきます。 うん、かなりイケマス!
何故か手前に盛りつけられた茹でキャベツはほどよい箸休めになり、あっという間に3人とも完食し、ワシの今回の旅の目的は全項目を達成して終了デス♪
姫路のデミカツ丼とも違う独特のモノは機会があれば再訪したいものです。
全行程を終了したワシは宿主さんのご厚意で西明石に送り届けていただけます。
予約はしていなかったのですが、想定通りの新幹線に乗ることができたのは、黙ってキリキリと運転いただいた宿主さんのおかげです。
無事に終了した2泊2日のミニ旅では、宿主さん&お宿の方にはすっかりお世話になりました。 あらためまして、ありがとうございます。
宿主さんから度々「奥さんはほおっておいて大丈夫なの?」と心配いただきました、今回、そして毎回のワシの旅立ちを笑顔で見送ってくれる我妻に感謝して、瀬戸内サーキット・東ショートコース(宿主さん曰く、播磨灘一周B級グルメツアー)と謳いました本ミニツアーの一巻の終わりといたします。
【おまけ】
宿主さんもブログをやっておりますのでよろしければコチラもご覧くださいませ♪
ちなみに、お二方は帰りに明石で卵焼きまで食べて帰ったそうです(爆)
(おしまい…次は西ショートコース※かな?)
※ 西ショートコース: しまなみ海道と瀬戸大橋を使って、岡山(デミカツ丼、えびめし等々)・広島(尾道ラーメン、お好み焼き等々)・愛媛(ちゃんぽん、焼き鳥等々)・香川(ひたすらうどん)をグルッと一周して食い倒れるルート