敦賀を予定通りというか、早めに出発できたので原子力発電所でも見物しようと思ったのが失敗の始まりでした。
途中の若狭湾沿いの風景は気持ちよく、道も適度なワインディングだし軽快に走っていったのですが、なんと半島を通り抜けられると思った道は原発の中に消えるという行き止まりです(発電所の敷地内を通っているので一般人は進入禁止)。天気予報にも裏切られ雨は突然降り出すしと散々でした。
それでも三方五湖でよい風景を楽しみながら、軽快に先に進みます。

当初予定では朝8時半の開店に合わせいただこうとしたイカ丼は結局1時間遅れになりました。

レインボーラインを下りきったところにあるドライブイン吉田という店でいただいたのですが、白飯にとろろとイカの刺身と大葉に海苔を乗せて醤油をかけたものでシンプルというか奥が深いというかなかなか美味しくいただきました。 ちなみに卵はうずらなので全体に小振りの印象ですが、量的にも朝ゴハンには十分です(ちと高いですが…)。
そうそう、添えられた梅干しも名産らしく単品で食べてもよいし、後半の味変ではいい仕事をします。
この後も複数回の、且つ予想外の雨攻撃に見舞われるのですが、寒さもありずっと雨具を着っぱなしでした。 むしろ終日雨仕様だったのでかえって良かったかも…
ちなみに今回のテーマのひとつである丹後半島一周の途中で立ち寄った天橋立は僥倖のように一瞬だけ快晴でした。


ちなみに2枚目の写真は股のぞきバージョンです。
ぐるっと丹後半島を回るべく進んでいきます。
拙ブログの愛読者(?)の方はご存知と思いますが、ワシがツーリングで雨に降られる回数はかなり多く、はっきり言って雨中走行には慣れてはいます。
ですが、太陽が見えているのに霰か雹の攻撃を受けたのはさすがに初めての経験で閉口しました。
さて、途中で伊根湾の舟屋の里に立ち寄ったりします。
この家々は海に直接開かれ船が繋がれている一階の上に居住空間がある造りになっています。

丹後半島をグルット周り、城崎温泉をパスして国道178号に入るとまもなく餘部鉄橋が見えてきます。

他kさ41メートルの日本一の鉄橋ですが、老朽化のために平行してコンクリート製の橋を建造中です。
いくつかのポイントは無理矢理立ち寄りましたが、丹後半島でも立石とか琴引浜(鳴き砂)などもすっ飛ばさざるをえなかったのは残念ですし、結局…昼ご飯を食べようとすると降り出す雨に昼メシはヌキ、時間が遅くなったので世界砂像フェスティバルをやっている鳥取砂丘も素通りで米子まで走り切りました。
米子駅前にありながら一泊3500円のビジネスホテルにチェックインして一風呂浴びた後は夜の街に繰り出します。
ホテルのご近所の居酒屋はアタリでした。
突き出しの山菜が爽やかで、続く鰊の刺身は北海道で食べて以来ですが新鮮でおいしくいただきます。


続いては珍しいどろえびで、食べ終わった頭は唐揚げにしてもらいます。


どぉ~んといただくのは鰈の焼き物でこれがこの日のナンバー1でした。

秋刀魚の塩焼きと白バイ貝はお店からの「奢り」です。マスターありがとうございます。
ワシが頼んだオーダーはもちろんですが、全品500円以下というこちらはCP抜群の花丸店でした。


ほどなくお店は閉店でしたが、何を気に入られたのかマスターに連れられて夜の街というか、カラオケ系のスナックに同行です。
よもやま話をしてサクッと一曲歌ってワシは引き上げます。
美味しいモノは十分にいただけましたし、結局〆炭を食べ損なったことはヨシとしましょう(笑)
(続く…)