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8日目 = 釧路 → えりも → 苫小牧 (>> フェリー>>)
= (走行距離)400キロ/ (同累計)3,200キロ
お宿の目の前にある和商市場の勝手丼なぞは気にもせず、霧の釧路を出発しまして向かいますのは市街から10分ほどのところにある鮭番屋です。


それほど早い時間帯ではないのですが、ワシの他には一組だけというちょっと寂しい状況です。


コチラは販売棟と食堂棟が分かれておりまして、まずは販売棟で食べたいものをセレクトしていきます。 入り口で手渡される金属製のトレイを持ってショーケースからいくつか選択して、一旦、会計をしてから、食堂棟へと移動します。


食堂棟にはズラリと炉端焼きテーブルが並んでいます。 すっとヲヤジサンがやってきて簡単な説明を受けつつ、「焼き」はおまかせすることにいたします。


焼き物は鮭ハラスと帆立貝で、途中のメンテナンスもヲヤジサンがきっちりと面倒をみてくださいまして、ほどよい焼き加減でいただくことができます。 ワシも素人ではありますが、ソコソコ焼き物もできますが、さすがに手際の良さで「まかせてよかった」と思います。


さて、いくら丼(大盛り)もやってきまして、フルセットの完成デス♪

しみったれ感ゼロのいくらの盛りの良さは、「こんなイクラ丼を食べてみた~い!」のソノモノであります。 「美味しい!」の一言しか出ません。 新鮮な魚卵をシンプルに漬け込み、実にうまく炊いた白飯の上にタップリと乗せております。

薄塩のいくらを先行で食べていくのは作戦通りで、今回は白飯とのバランスを無視して食感と魚卵独特のねっとり感を楽しんでいきます。 そして、最後には少し残した白飯に帆立をガッとかけまわして掻き込みますぅ…

幸せ指数がかなり上昇して、もう1ロットと思う気持ちを制しまして朝ゴハンが終了します。 食べ終えると、ふうっと一息つく感じでした。
電光石火で食べきったからではありませんが、時間的に余裕はあるので、今夜のフェリーの発地であります苫小牧へ向けてとノンビリと発進します。 この日も天気がよいし気分も爽やかなので、世間の範となる正しいツーリングライダーを目指すことにしましょう(嘘)

ノンビリついでに厚内から海沿いを走ろうかと思ったものの、比較的空いていることもあり38号線を選択します。

途中で写真を撮っている時に、数日前から気になっていたバイクのタイヤを真剣にチェックしますと、おやおや、どうにも右コーナーでひょこひょことヘンな動きをすると思ったら、前輪に結構な段着きができています。 いくらワシが右コーナーでこじるクセがあるとしても空気圧は頻繁にチェックしていますし、流石にコレは製品不具合かなとも思いました。 でも、まあ、バーストなど絶対的な危険は低く、ちょっと嫌な感じといっても、どうすることもできないので再び走り出すしかありません。


実は、この後からちょこっと意識的に右前を削るように走ってみたのですが、何故かソコソコに立ち直ったみたいなのは「謎」の一言ですなぁ…
十勝川の河口付近をご紹介したトコロで、力も尽きつつあるので8日目その1を終わりにしましょう。

そして、向かう先は北海道に別れを告げるべく…ちょっと待て…スンナリと天馬街道とか日高を超えろよ…なんでステアリングを南西に切るんだよ!
ということで、ちょっとばかりの遠回りデス♪
(続く…)