9月20日 豊橋市野外教育センタ-にて、石巻小学校5年生の皆さんとネイチャーゲームをしました。
当日は、私一人で行ったので、残念ながら画像はほとんど取れませんでした。 (2枚のみ)
今にして思えば、当初からの話で学校側から画像の提供を受けるよう話をつけておけばよかったのですが、
準備することが多く、そこまで気づきませんでした。 そこで、自分の準備したものの画像だけでも、記録と
して、残したいと思いました。
まず、ミクロハイク 、今回は、通常のミクロハイクにセミの抜け殻からセミを考えるということで実施しました。
そのため用意したものは、アブラゼミとクマゼミのセミの抜け殻、そして、アブラゼミの雄雌とクマゼミの雄雌の
成虫です。 土の中で暮らした抜け殻と成虫になってからの違いを実物で比較してほしいということで、夏の夜
豊橋運動公園と近くの諏訪神社に日をおいて交互にかよい蝉取りをしました。
今から考えると、夏の夜になると長い釣竿の先に小さな網をつけ、クマゼミを何匹か捕まえ、またこちらでは
アブラゼミを何匹か捕まえる変な大人が出没するな~と、、思われていたかもしれませんね。 幸いなことに、
警察の職務質問には会いませんでしたが、、(笑) その結果が、
成虫に関しては、一度に相当数捕まえたのですが、命を頂くことに躊躇があり、日を置いたため、セミに水分が
まわってしまい、湿気でいい見本が出来ませんでした。かえってセミさんに申し訳ない事をしたと、、反省。
改めて、捕り直した結果が、以下のようになりました。
二度目は、実物を見て、生活を考えるきっかけのために犠牲になって頂くということで、間隔を置き標本になって
頂きました。 自然状態でも同じことになるので、こちらの都合に合わせて頂くことに感謝をした次第です。
さて、当日のミクロハイクは興味を持って取り組んでいたように思います。次に、地面の表面に見える生き物から、
土の中から出てきた生き物を考えてもらいセミに、 そしてセミに思いをはせて頂くために、セミの暮らしを絵本で
簡単に説明し、ところで、大人のセミの寿命ってどれ位? 短い、1週間、2週間、とばらばら、子どもたちの意識
出来るセミの寿命は、セミの抜け殻から成虫位の長くても1っか月弱位いの感じ、それでは絵本で見てきたものと
比較してみよう! 1日を1cmとして成虫になって現れる時間を考えると15cm前後、長くて30cm。 では、土の
中にいる時間は?、、、ロープでザーッと18m! こんだけ長く土の中で暮らしているんだよ! へ~
さあ、それでは、土の中でどのような姿をして暮らしているか見て見ようということで抜け殻を、え!~
という一部の子はいましたが、それでも興味をもって見ている子が多かったように思います。
抜け殻を見て気づいたことなどいろいろ話してもらいました。 抜け殻探検も終わりに近ずいたので、次の成虫
との比較に行きたかったのですが、成虫になると少し抵抗があるような子の反応もあり、時間もかかっていたので、
無理をせず今回はここまでとしました。 子どもたちは抜け殻でいっぱいいっぱいという感じでした。 せっかく
夜な夜な準備したものでしたが、雨の時のプログラムにもできるからと、次の機会を待つことにしました。
さて、給水、トイレ休憩をすませフィールドの一番奥にあるタブの木の場所へ 移動。
山形県、酒田市の大火の話をしました。
(B4のカラーをラミネート。A3ラミネートだと一回り大きくて見やすいのですが、B4カラーの方がコストが
安く済み、持ちやすいので、最近はもっぱらB4か、少人数の場合はA4で作っています。)
大火を止めるきっかけ?となった、タブの木がこのフィールドにあります。どんな木なのかの紹介をし、樹皮に
特徴のあることを実物を見て、その他画像でもつかんでもらいました。
これをグループで協力して発見して、そのある場所を以下の地図に記入してもらうという、グループワークとして
の活動として実施しました。
しかし、ここで、一つ失敗をしました。 限られたフィールドでタブの木だけを発見するとグループ間で鉢合わせ
をするケースが多いのはないか、せっかく自然の中を探索するので、それ以外の自然のモノも見てほしいとい
う思いもあり、以下のカードを各グループの課題として配布してしまいました。
グループとしてその他の課題もあるので、それぞれ協力して、全員がそれぞれ確認したら、完了の、丸印を
付けられる。 作戦タイム1分間とって、出発としたのですが、、、 懸命な方はお気づきのように、課題が多す
ぎです。 木を中心に動いているチームと、それぞれに役目を持っているものとが交差して、15分間の活動
時間では忙しかったよう感じました。それでも、フィールドの中をいろいろ動き、発見することが出来たので、
それなりの楽しさはあったようでした。木の発見は、難しかったかもしれませんが、チームとしての活動は取り組
めていた感じでした。 またやれるようなら、課題を絞り込んで実施してみたい活動でした。
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