栃木県・那珂川に鮎を食いに行く。

毎年恒例になっている那珂川の鮎。時間が中々取れず、今年はもう行けないのかなぁと思っていた。でも、夏がツクツクホウシの鳴き声と共に終わりを告げようとしている・・。無性に、落ち鮎になる前のまだピチピチの鮎が食べたくなってきた。

今回はいつもと違う「大瀬観光やな」にお邪魔する。
「やな」とは川魚を取るためのシカケ。下の写真の様に、板の上に魚が流れて来て、それを捕獲するというものだ。

天候はまぁまぁ。でも、思いのほか時間がかかり、着いたのが夕方4時。夕闇が少しづつ迫っていた。


大好物の鮎。思わずたくさん注文してしまった。と言っても、塩焼きの注文は最低2人前から。まだ生きている。おぉ～ピチピチしてるぅ。これをこうして炭火で焼く。


完全にご機嫌な僕。


実はメインディッシュはこれ！鮎の刺身。これはここ那珂川のが最高！身は締まり、程よく脂が乗っていて、臭みは全くナシ。中々こいつは、そんじょそこらで戴けるもんじゃない。


そして塩焼きの完成！脂の乗った背中からガブリと食いつく。鮎メシも頂く。那珂川は鰻やナマズも有名。でも栃木といえば、先日仕事でやって来てトンカツや佐野ラーメンを堪能したのが記憶に新しい。実は栃木って美味いものの宝庫かも。


最後にもう一度、やなを撮影してこの場を後にする。鮎の手掴み(有料)とかが本当は出来るらしい。夏休みも終わり、今日の那珂川はすっかり静かになっており、蝉の声と虫の声が同時に聞こえてくる。秋はもうすぐそこまで来ている。