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海外で日本人であること

2013年01月25日 14時19分34秒 | Weblog
アルジェリアでの日揮社員のテロ殺害事件。

テロに対して決して屈しないというグローバル・スタンダードはともかく、何とかならなかったのかと強く思う。他国の発展や社会貢献のために惜しみなく技術や知識を提供している日本。受入国は彼らの安全を死守するのが当然だと思う。

イスラム教徒が全て悪いわけではない。僕が旅したモロッコでも、悪い奴も居れば良い奴も沢山居た。同じ人間なんだなぁ・・ってのが、海外を旅していつも思う事だ。テロを起こしてるのは、ごく一部の極端な思想の持ち主たちだ。しかしながら、そういう輩の、こういう時代遅れの身勝手な主張をイスラム教徒自身が許しておくのは、自らに火の粉が降りかかるのを許す事になり、由々しき問題だと思う。イスラムの中でもっとコントロールして欲しい。貧困がその大きな原因と分ってるなら、何とかならないものか。同胞の中にはオイルマネーで極端にリッチな生活を送っているのが居るってのに。まぁ、テロでほくそ笑んでる本当に悪い連中が裏には沢山居るのだろうけど。

テロに対する怒りがこみ上げる一方、勇気を持って海外で頑張っている日本人達を誇りに思う。他人事だと思っている人も多いと思うが、海外旅行に行ってみれば日本人である事に有難みを感じる筈だ。

我々、東洋人は異国の人にしてみれば、日本人も中国人も朝鮮人も全く同じだ。でも、必ず尋ねられる。「お前は中国人か?」と。「いや、日本人だ。」と答えると、僕の経験では、凄く親切にして貰えるし、「日本が大好きだ。」と嬉しい事を言ってくれる人も多い。僕が何をしたってわけでもない。海外で日本という国に対する印象がとても良いという事だ。もちろん、かつてバブルだった事もあり、たかられたり、狙われたりって経験も有る。でも、殆どの人が日本人に対して「親切に親切で応える」事をしてるように思える。それは、恐らく僕より前にその地を訪れた日本人が大変マナーが良くナイスだったからに違いない。そして、カネのためだけではない国際貢献を誰かがやってくれてるからだ。それを誇りに思い、それを傷付けない様に振る舞う責任が僕にはある。

僕は、あまり日本の風土や文化に馴染めず、常識に雁字搦めの日本に居るよりは海外に居た方が楽なので(現にアメリカでの生活は楽しかった)、日本で生活してる時は「こんな国いつか出てってやる!」ってくらい嫌なんだけど、海外に居る間は日本人で居る事に凄く感謝している。恥や、きめ細やかさや、勤勉やマジメである事が、最近の日本人には失われたものとされているが、まだまだそんな事は無いと思う。先人達が国際社会で広めてくれた、この財産を我々は誇りにするべきだ。

亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、これからも海外に羽ばたいて行く勇気ある人達に感謝。
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