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キューバ旅行⑬6日目・革命漬け??

2009年05月30日 00時02分46秒 | キューバ旅行2009
今日は朝から革命博物館へ。このキューバ旅行の大きな楽しみの一つでもあった。この日のために本を読み、映画も数本観た。旧大統領官邸である博物館の巨大な建物が僕の前に聳え立つ。男なら誰しも「こんな世の中、俺が変えてやる!」と思った瞬間が有る筈。そんな夢を実現したヒーロー達の実話がこの中にある。


博物館入り口の前には、戦車とクラシック・タクシー。この後、タクシーは警備員に追っ払われる。

入場料5CUCの他にカメラ撮影用に別途2CUCを支払う。カストロ達が実際に会議した部屋や、膨大な量の展示物や写真を見て歩く。キューバの被植民地化の歴史からホセ・マルティ等の独立戦争、そしてゲバラが参戦した革命まで。展示品には説明が書いてあるが、殆どがスペイン語で、たまに思い出したように英語で書いてある。文章が難しくて、読み疲れて、徐々に熱が上がり、咳も出てきた。もしや、し・・新型インフルエンザか~?(まだこの時期、出現してなかったけど。笑) 展示品には死体の写真や捕虜の拷問器具、血染めのシャツなど、かなり衝撃的なものも有る。何人もの犠牲の上に革命が成り立った事をそれらが物語っている。


キューバ革命の二人のヒーロー、チェ・ゲバラとカミーロ・シエンフエゴス。左がカミーロのトレード・マークの帽子と銃、右が有名なチェのベレー帽とライフル。


その二人の等身大蝋人形。
キューバを愛し、チェの大ファンであるピアニスト・あびる竜太が「草むらからチェが飛び出してきて、チョ~カッコいいよ!」と評し、新婚旅行でここを訪れた反米(?笑)トランペッター・西尾健一が「ありゃ、浅草・花やしきに有るオバケ屋敷だよ。」と評した蝋人形。てっきり奈良県立民族博物館みたいに動くのかと思って期待していたのに、静止してたから少しガッカリ。(笑)

この後、「グランマ号」を見に行く。先日は遠くから眺めただけだが、ガラスケースの近くまで行く事が出来る。少し大きめのクルーザーだが、これにフィデル・カストロ率いる80余名の革命兵士が乗り込んだと聞くと驚いてしまう程の小さな船だ。これに乗ってメキシコから出航し何日もかけてキューバに上陸し、革命を開始した・・と思うと熱いものが込み上げる。警備兵の近くでビビリながらビデオ撮影。怒られなかったけど。


博物館内のバーでクリスタルを一杯。
暑い館内で飲むビールは最高!宣伝に使えそうだな、これ。


外に出ると、今度は戦車のそばにココタクシーが。先日乗ったヤツがこんな感じ。


博物館近くの国立美術館。
壁には巨大ゴキブリが・・。うわ!地面には死んでるヤツも居る。芸術が盛んなキューバとはいえ、このオブジェは一体・・。(苦笑)


近づいたら、どいつも頭は人間だった。キモっ・・

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