Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

最大の趣味+職業の音楽について熱く語ります。その他にライブのお知らせ、趣味の旅行&温泉巡りも。登録宜しくお願いします。

7日目/京都河原町K's Case

2008年02月13日 13時07分54秒 | bands
気管支炎で苦しんでました。更新再開します。

======================================
京都でライブやったってのは記憶にない。ジャズ好きなお寺関係のお仕事ってのは有るのだけど。

神戸から京都ってのは、子供の頃旅行でよく行ったもんだけど、車で行くとめちゃくちゃ遠いというイメージが有った。でも、こんだけ全国を車でツアーしてると、渋滞さえなければ隣町みたいなもんである。この日もそれほど渋滞に悩まされず、道にも迷わず早めの到着となった。

到着後1時間してお店がオープンし、セッティングを始める。ジャズをしっとり聞かせる小さなバー。ライブハウスではない。スペースはバーカウンターとアップライト・ピアノの隙間。普段やってる最小スペースが阿佐ヶ谷マンハッタンだけど比にならない狭さだ。ここにバンドを納めるってのは至難の業。でも、ご覧の通り見事に納まった。感動して写真。橋本は特殊なセッティング。ベードラは無い。シンバルは真ん前。これが本人、意外と気に入った様子。やろうと思えば何処でもやれる!そんな奇妙な自信をつけたNEW4であった。

関西ツアーは相当難しい。否、どこもそうなんだろうけど、まずお店に「このバンドを聞かせたい!」という相当強い気概がなければ成立しない。地元に基盤が無いミュージシャンが動員に寄与するには知名度しかない。それ以外はお店の熱意に頼るしか無い。実質上、何かと経費のかかるツアーでギャラが発生しない可能性が有ればツアーをやるにはリスクが大きすぎるし、観客の居ない場所で演奏をするならそのリスクを背負ってまで出張演奏する事はバンマスとして避けたい事である。特に関西は地元にたくさんミュージシャンが居るわけで、ライブ自体が必ずしも珍しいイベントではない。お店がお客を集めるのも大変な事である。しかしながら、小さな可能性を無視する事も出来ず、いつもと違った場所で演奏してみたいという野心も捨てきれず、リスクを承知でチャレンジする事も有るのである。その際はバンマスの「自己責任」となるわけだけど。(苦笑) そういう意味ではこの日は僕のあらゆるモクロミが失敗に終わったものの、演奏自体は相当楽しかった。

まぁ、いずれにせよ僕らが出来る事は良い音楽を一人でも多くの方に聞いてもらう事しかない。今の所、NEW4の関西ツアーが成立しているのは、関西にもこのバンドを愛してくれている人達が居る事と親戚パワー(笑)の賜物である。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 打ち上げは焼肉! | トップ | 8日目・元町ディラン »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿