Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

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備忘録・アドリブと視線と足の裏

2014年01月08日 21時04分10秒 | jazz
今、練習してて気付いた事で、今後の発展のための重要なファクターになり得るので、専ら自分のために記します。

自分は目を閉じて演奏すると、集中してるようでミスも多い。脳内にはフィンガリングの像が見えてるのだが、いい加減な所も有る。そこで、目を開けて、一点(楽器にマークしてある)を見つめて練習してみたところ、出来てた筈のモノが出来なくなったり、視点が著しく動いて定まってない事が分かったりした。難しいフレーズを吹く時にそれが頻繁に起こる。

これは記憶との関わりが有るのでは?と思い、一旦覚えたフレーズをもう一度、初心者の様にゆっくりと、今度は一点を見つめながら覚え直す事にした。すると運指も明確になり、迷いが無くなった。かつては、この方法で練習していたのに、最近すっかり忘れていた。

おそらく、目を閉じてフレーズを記憶しようとすると、目が激しく動く「REM状態」になり、その結果、脳内の様々なエリアに記憶をストックする事になってる様な気がする。で、それを再生する時は、記憶した時と同じ目の動きをしないと再生出来ないんじゃないかとまで思う。譜面を読んでても間違う時って、他の事が気になって、いつもと違う所を見た後から起こり始めてる様な気もするし。右脳・左脳・海馬…よく分からないけど、記憶と視線は大きな関わりが有ると感じる。

次に足の裏。
あまり意識していなかったが、どうやら僕はビートを踵で取るために少し爪先の方に重心を置いていた様だ。土踏まずを中心として、爪先と踵の両方に同等の重心を置き、膝を少し曲げて背筋を伸ばして演奏すると、楽器が安定するのと同時に、何故か指の動きがスムーズになる。筋肉や腱や血流や骨格と関係が有る様な気がしてならない。

これらを暫く、注意深く検証してみよう。

…て、俺は「サックス五輪の書」でも書くつもりなのだろうか。(笑)
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