１７日目／ニースに到着！

高速を平均速度１４０㌔くらいで飛ばし（周りが飛ばすので気が付いたら１５０㌔出てた時も有った）、もうすぐニースという所でガソリンが無くなってきた。初の給油だが今回やっておけばニースで乗り捨てなので、もう給油の必要が無いかもしれない。しかし、全てフランス語でどの色のノズルで給油すれば良いかも分からない。散々、取り説等を読むも理解できず、ダメモトで店のお姉さんに英語で聞いてみる。「黄色のノズルを使って。」と英語で返してくれた。最初から聞けば良かった・・と後悔。清算すると日本円で１万を超えていた。高っ！ガソリン高騰＋ユーロ高のため致し方ない。

高速でニース市内まであっという間。高速を降りて海岸沿いを走る。天気は悪いが南国情緒が溢れていて、昔行ったアメリカ西海岸のサンタモニカ・ビーチを思い出した。予約していたホテルは分かりやすい所に有ったが、近くの有料駐車場が日本並みの高さで路駐にしようか迷ったが、まぁ、治安や駐禁も考えて駐車場に入れることに。

ホテルは入り口は小さくビジネスホテルっぽいが、部屋に入ると完全にオーシャン・ビューで感動！部屋自体も清潔でかなりいい感じ。オフシーズンで安かったから泊まれたが、少しでも日程がずれるととてもじゃないけど泊まれるホテルではない。


せっかくの良い眺めだが、天気が悪く、やはり熱海・・いや、僕の地元の神戸・須磨海岸とさして変わらない風景。(苦笑)

明日、近くで朝市が見られるのと、天気がよくなってから海を散歩したいというのもあったので、ホテルでゆっくりする事に。窓から海を眺めていると、道行く人は全て上着を着てるほどの気温なのに、ビーチで無理やりビキニを着て泳いでる白人のオネエチャン達を発見。しかも、海に入って泳ごうとしている。あまりの寒さにキャーキャー叫んでる。あまりのアホさ加減にビデオで録画。え？盗撮じゃないのかって？う～ん、スタイルの良さは分かりましたが、いくら寄ってもホテルの窓からでは毛穴が見える程には・・。(笑)

日が沈んでから街を散策。今日のディナーを何処で食べるか、色んな料理店をウロウロ。シーフードの店が多いのだが、昨日今日と連続だったので少し違う毛色のを探す。ガイドブックをここでも活用したが、お目当ての店に行ってみると客でごった返していて、予約が必要だと言う。これは人気店に違いない！という事でその店に決めて予約。また町中をぶらつく事に。しばらく街をぶらついてキャッシング・マシーンで現金を下ろす等して、レストランに戻る。

このレストランもイケメンのウェイター達がサーブしてくれる。しかも少し日本語も話し、日本語のメニューまでも用意してくれた。サービス満点だね。


野菜の肉詰め。
とにかく南仏は野菜が美味い。ピーマンが苦い・・て事は無い。このピーマンだったら子供だって喜んで食べるだろう。ナスもしかり。この年齢になると野菜が美味いってのは本当にありがたい事だ。(笑)　合い間にニョッキなどを食べつつ・・


メインの仔牛のチーズ風味ソース和え。
あまりにも美味しそうだったので写真撮るのを忘れて食っちまいました。(苦笑)　しかし、今、写真を拡大してみて肉の生焼けっぷりに、その後の悲劇の原因をこれだと確信している・・。

悲劇・・

またもや、地元ワインで気持ち良く酔っ払い、千鳥足でホテルに戻った。シャワーを浴びた時点で、連日の運転や積み重なった旅の疲れがドッと出て、裸同然でベッドに倒れこむ。途中、夜中にあまりの胸の悪さに目が覚め、胃の中の食べ物が全く消化されて無い事に気が付く。う～ん、気持ち悪いなぁ。ワインの飲みすぎかなぁ。ペットボトルの水をがぶ飲み。これで酔いが醒めてくれたら、まぁ、消化も出来るかな。そして、再びベッドに潜り込んだ。次の朝、悲劇は訪れる事になる。