今朝、のんびりとレコードを楽しんでいると突然電話が鳴った。僕の生徒さんで医師の方だ。「キャンセルが出たのでワクチン打ちませんか?」との事。頭の中は副作用とか今日と明日の予定、また来月頭の2回目の接種の事とか、一気に複雑に絡み合って混乱したが、色々予定をキャンセルして接種する事にした。今日の12時半までに…との事で、各所に連絡し、取るものもとりあえず慌てて病院の有る三軒茶屋に向かった。
職場での生徒さんに初めてお目に掛かったワケだけど、いつもの軽いノリのサックス好きの生徒さんとは違い、ちゃんとお医者様で「先生」だった。(これって失礼かなw)
問診も簡単に終わり、隣の部屋で看護師さんにワクチンを打って貰ったのだけどチクリともせず呆気なく終わった。上手い!今、若干の腕の痛みを感じるので確かに接種したんだなぁ…くらい。15分間、アナフィラキシー・ショックを観察する為に待機するのだが何も起こらず、そのまま帰宅。今も発熱など無い。体調の変化は明日出るのかも知れない。
一応、接種にあたって、自分でも色々ネットを中心に調べたつもりだ。僕はインフルでも予防接種しなかったくらい、「変なモノを身体に入れたくない」主義だったのだけど、ことコロナに関しては「どうしようも無い」「他に選択肢は無い」という結論に達した。
勿論、既感染者でもあるので、一応抗体も有るわけで、打たなくて良いなら打ちたく無い…が正直な気持ちではあったが、自然に罹患した場合の抗体力はかなり弱く、またデルタ株やラムダ株の出現で安心して今後の経済活動を行えないと判断した。また、現時点での医療逼迫は危機的状況で、感染したら自宅で死を待つのみ…という状況になるやも知れない。
この新型コロナウイルス自体も、どうやらMARSを元に人為的に作られた痕跡が有るとの報告が有るし、ぶっちゃけ中国の細菌兵器が管理不十分で武漢の研究所から漏れだしたんじゃないの?との見解も有力だ。なら、もう変なものは体内に入っちゃったんだから、これ以上入れない様にするには、極端な話、毒には毒(?)で制すか、一生無菌室で暮らすかの二択しかないよね…となり、前者を選んだわけだ。
メッセンジャーRNAがハンガリー出身の女性科学者、カタリン・カリコ博士によって長年の研究によって苦労の末に開発された優れたワクチン技術である事など、ネットでちょっと調べれば分かる事なので割愛させて頂くが、過去のワクチンを始めとする薬害に対する日本人のアレルギーが、日本でのワクチン開発や輸入に歯止めを掛け、世界から大きく遅れを取ったのに他ならない。また、日本製のワクチンに期待する向きも多いが、彼ら(第一三共など)が開発しようとしてたのも基本、同じメッセンジャーRNAだと言う。SARSやMARSが一昔前に流行った時に研究をしていたのだけど、何とか流行が収まり、その途端に国が研究のサポートをやめてしまったが為に頓挫したらしい。それがコロナ禍になり慌てて研究の再開となったそうな。同じものなら、認可を待つより早く打てるものを…というのが僕の考え。
因みに僕が今日接種したのは、ファイザー製のmRNAワクチンだ。他にアストラゼネカのウイルスベクターワクチンなどが有る。そのあたりは今のところ打てないワクチンなので調べてないけど。
今日の「生徒さん先生」は薬害に関して、その多くは長期に亘り投与し続ける事によってもたらされたもので、たった2度くらいの接種で影響を及ぼすとしたら相当強力な薬剤であり、結果は10年先とかではなくもっと早く出るだろうし、また、日本のある意味でラッキーな所は、認可が遅れた事により世界の先に接種した人達の観察が出来た事だ…と仰る。
アンチ・ワクチン派の人達は、その観察をした結果、ワクチンで亡くなった人達の人数を気にするし、その数さえも氷山の一角だと主張する人も居る。まぁ、陰謀論が先に立ったとしたら、そう考えるのも分からなくはないが、世界で実際に単純にコロナで亡くなった人達の驚くべき数値を前に、僕は全く比較対象にはならないと感じる。
ただ、何度も言うけど、打つ打たないは個人の決めるべき事で、アンチだからといって僕はその人達を非難するつもりはなく、一つの考え方だと尊重する。また、体質など身体の問題で打てない人もいる訳で、そういう人達への配慮も必要だ。
なので打つ打たないは自由であるべきだと考えている。人類、特に、他人(お上など)に責任を押し付ける気質が強く、自分で選択する事を避けたがる日本人にとって初めて直面する、「自己責任に基づいた選択」を今迫られているのだ。
まぁ、これはあくまで僕個人の考えで、全く参考にしなくても良い事だけど、世界中の人類の政治、経済、医療を始め、様々な分野の有能なトップクラスの人達の殆どが既にワクチン接種を済ませてるわけで、その人達が仮に10年後に全員亡くなったとしたら、世界経済はたちまち立ち行かなくなり、それこそ暴力と略奪の世界になると思う。ほら、北斗の拳とかマッドマックスのあの世界観。夢物語と笑うかも知れないが、今のコロナ禍だって、ダスティン・ホフマンの「Out Break」などの映画でSFとして作られたものが現実となってる訳で、あながち夢物語とも言えないと思う。僕はそんな世界に生きるくらいなら、世界の有能な人達と共に死んだ方がマシだと思うし、10年後も僕は死んでないと思う。
だいたい、なんで10年後?なんで「死ぬ」になるの?
メッセンジャーRNAを人類に投与するのは確かに初めての試みであり、危険だと考えるのも分からなくはない。でも、10年後に死ぬ…っていう根拠をロジカルに説明したものを読んだ事が無いので、全く納得が行かない。ただただ「どうなるか分からない」ってだけの話じゃん…となってしまう。リスクを確率で捉えると、接種するリスクの方が罹患して死ぬ確率より遥かに低いので、接種の選択に大きく傾く。
とは言え、僕も実はワクチン接種が怖かったわけで、アンチ派の意見も取り入れようと思い、フラットな気持ちでSNSやネット記事を沢山読んだけど、その多くは、やたらと難しい言葉を使って、あたかも接種しようとする人達を小馬鹿にする様なものが多くて辟易したのだ。彼らの目的は一体何なんだろう?ワクチンを打とうとしてる人達全員があたかも何も考えずに政府に言われた通り馬鹿みたいに接種会場に列をなしてる…と、自分を優等化してマウントを取ろうとしてるのだろうか?ワクチンという言葉がAIに引っ掛からない様にする為に隠語まで使ってるのも散見するが、まぁ、僕には意味が全く分からない。余りに酷いものは不愉快なので、最近はブロックしたり読めなくしている。もう、ワクチン打っちゃったし、尚更そういう記事とは関係無くなったし。
ワクチンの危険性を訴えるのなら、やはりロジカルに分かりやすい言葉で説明して欲しいし、そういう記事に巡り会えずに接種に至ったのは少し残念な気がする。難しい言葉を操ってマウントを取ろうとする人をあまり賢いとは思わないし、結局そんな意見には納得もしないので。
とは言え、今後接種した事により何が起こるかは、依然分からないのだ。だから、決してアンチ派を完全否定するには至らない。やはり、よく調べて自分の判断で接種の是非を決めて頂きたいと思う。
ただ僕は、接種した事により、今後感染はするかも知れないが、重症化はかなりの割合で防げるだろうと言う事で医療従事者の負担にならない事にはとても満足している。今後は自覚症状の無い感染により他人にうつさないための配慮に集中も出来る。もうあんな入院生活は嫌だ。
最後に、今日リモートレッスンでお話しした医療従事者の生徒さんが仰ってた「最近のコロナ陽性者の患者さんは以前の患者さんと比べて本当に辛そうです。自分は絶対罹りたくない。」との言葉をお伝えしておきたい。変異株の恐るべき脅威はすぐ傍に近づいている。
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