Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

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楽曲

2017年03月14日 12時21分25秒 | Weblog
‪僕の楽曲で今とは違う出版会社に預けてる古いもので、著作権使用料を取り損ねてるモノがかなり有ると推察されます。今、過去に遡り調査依頼してるところです。

デビュー当時の若い頃で、著作権使用料にはどういう種類のものが有るのかさえ知らなかったし、僕が戴けてない使用料に関しても、ここ最近偶然知ったわけで、「知らないから徴収出来なかった」で今のところ終わっています。でも、そういう煩雑な仕事をお任せする為に出版会社にお預けしてるわけで、僕に代わって目を光らせてるのが天下のJASRACだと思い、安心して任せてました。ところが、違うんですねー。(笑) 全部自分でデータ揃えなきゃならない。なら、JASRACなんて要らねーじゃん…とも思っちゃいます。

現出版会社が徴収し、分配されたものから逆算すれば、取り損ねてる金額で少なくとも新車の軽自動車1台くらいは買える筈。当時と今では計算方法も変わってるかも知れないし、もう20年近く経ってるから、ダメ元で問い合わせてるけど、JASRACがその時ちゃんと働いてればこんな事にはならなかったワケです。

最近、JASRAC問題が取りざたされてますが、彼等がちゃんと仕事してくれてれば、感謝しますよ、そりゃ。でも、こんな目に遭ってる以上、感謝はおろか、ライブハウスを苦しめてる現状では、ライブハウスの味方についちゃうし、音楽教室からも徴収って方向性には怒りさえ覚えます。他にやる事あんだろ⁈ってね。

いやいや、JASRACはちゃんとやってる…ってご意見もネット上で散見しますが、僕はそういうのに全くシンパシーを感じない。そういうこと書くのは、自分の著作権と直接関係の無い人達か、たまたま運の良い人達か、あまり苦労を知らない人達の戯言だとしか思えないのです。ま、そういう意見も世の中には有るんだな…って事で、面倒だし、敢えて意見を戦わせる事はしないし、そういう人達とはただ単に相容れないんだなとしか思いません。ま、書いた人達にムカつく事はあまりないけど、その意見に阿ってる大勢の体制派の人達に無性にイラつくみたいです、僕って奴は。なので、そういうの読まなきゃいいって話なんですよね、結局。これは僕自身の問題でした。

僕もJASRACを批判するつもりは毛頭なく、偉そうに権力振りかざすなら、ちゃんと金取って来いよ!で、俺に払えよ!ちゃんと仕事しろよ!と言いたいだけ。(笑)

昔、先輩ミュージシャンから「自分のアートワークを後世に遺すためと、今の生活のために曲を書きなさい」と言われた事が有ります。長い事、その意味が分からないまま(全く収入に繋がらないので。笑)、自分の純粋な満足の為だけに作曲して来ましたが、それによって生きて行く…という道筋を僕の何世代も前のミュージシャン達が苦労しながら培って来てくれてたわけで、初めて著作権使用料という形で纏まったお金をドーンと戴いた時に実感しました。

ミュージシャンとして、得て然るべき報酬が、本人の無知などによって得られないシステムに問題が有ると僕は思います。ミュージシャンと楽曲を預けてる管理会社が、より良い関係になる事を望む限りです。
 
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