東北福祉大学(仙台)から石母田の静かな生活を守ろう

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行学一如(ぎょうがくいちにょ)の精神に恥じぬように

2007年11月05日 | Weblog
 仏教のことばで「行学一如」というのがあるそうだ。修業と学問をするのは同じ事で、学ぶことは実践することであり、実践するとはよく学ぶことだというのだろう。いいことばだ。

 このことばをHPに掲げているのが、東北福祉大学である。東北福祉大学の「健康科学部」の教育理念として掲げているわけだ。そのページを見ていくと、仙台での学びの魅力として「人々の感性を養います」「住んでみたい街、住みやすい街」さらには「学生生活に大切な事、それは安全、安心・・・ではないでしょうか」とあるのをみて、我が目を疑った。

 すでにこのブログを読んでこられた方々ならすぐにピンと来られるだろう。
東北福祉大学によって私道を通学路として勝手に蹂躙され、生活権さえ危機にさらされている住民としては、いったいどこをみたらそんなことばを世間に向かって、しかもこれから入学してこようとする若い学生たちや父兄に向かって言えるのだろうか、と驚かされる。

 池に落ちそうになっている子供がいたら、落ちないように飛んでいって守ってやるだろう。他人の子であっても当然だ。いや、私ばかりではあるまい。みんなそうするはずだ。私が今この東北福祉大のHPに強い違和感を覚えたのはそういう切実な思いからだ。

 しかし、わたしは非難しているのではない。過ちはあらためればいいのだ。はやく、東北福祉大学のトップの意識が、羊頭狗肉の看板を掲げるを恥じとし、真に地域に愛される大学を創ろうというように、改革されることを願ってやまない。
 
 トップの意識改革なくして、貴学に明日はない!!