のはら 寄り道日和

Always look on the bright side of life!

孝行息子&娘

2011-06-26 10:06:13 | えいがの事

Amy, Holly and Harry Gilliam, The Imaginarium of Dr. Parnassus London Premiere

 

ギリアムのお子様達。
「Dr.パルナサスの鏡(2009/)」のプレミアム上映時のもの。

最初のエイミーちゃんは長女でこの映画のプロデューサー。
次に出てきたキラキラドレスがホリーちゃんで
「未来世紀ブラジル」の冒頭シーンに出演した子。
最後の青年がハリー君でモデルだったり映画に出てみたり。
かっけー。
写真だと親子には思えなかったけど、動いているのを見ると似てるね。

どう育てたんだか、おとさん想いの子どもさんで。
でも、ギリアムは親族に限らず人に恵まれてると思う。


ペルシャ猫を誰も知らない

2011-06-11 21:11:26 | えいがの事

映画「ペルシャ猫を誰も知らない(2009/イラン)」を観た。

以下ネタバレあるやもしれません、ご注意!

西洋音楽の演奏が禁止されているイランで
自由に音楽を奏でたい、とロンドン脱出を計画する
アシュカンとネガルのカップル・ミュージシャンの話。

…なんだけど、体制への反抗態度や暴力的なシーンはほぼ無い。
(この映画を作ったこと自体が体制に物申してはいるけれど)
地下でこっそりミュージックするイラン人が
代わる代わる出てきてマイ・ミュージックを披露する。
ストーリーは薄く、登場人物の意志も音楽の強さのその下にある。

イラニアン・ロッカーちょーかっけーーーーーーーー!
音楽は、欧米のそれの二番煎じかもしれないけれど
や、でもカッコいいわ。ちょっと驚くくらい。

「once ダブリンの街角で(2006/アイルランド)」という似た映画があったけど
私は断然こっちの方が音楽気に入った。
「once…」は、音楽悪くないけど、売れない理由もわかるなぁと思った。
売れる人が持っているエッセンスをあの主役の兄さんは持っていなかった。

この映画は、いろんなミュージシャンの代わる代わるの演奏で
ジャンルも様々でそれも強みかもしれないけど
泥臭いというか、底力が凄くて、
古いシンセサーザーの音もなんかもーかっけー!という感じだった。
抑圧された音楽はこうやって溢れていくのだ。

映画の中で音楽が流れている時間がかなり多い。
そのときの映像は、ゲリラ撮影されたというテヘランの人と風景。
テヘランの持つ表情を短いカットに仕立てて、溢れんばかりに流している。
バフマン・ゴバディの愛憎溢れる視線そのままに。

冒頭で「バフマン、クルド語よくわかんないけど、そこんとこは伸ばして歌って。」
と言われてたのは、監督本人なのかな?
大変辛い境遇で、彼は歌うのだけがストレス解消で…とか言われていたのを観て、
PTAの打ち上げで、任期終了の喜びいっぱいでマイクを離さなかった
元会長Iさんを思い浮かべた。


麗しき6月…

2011-06-08 21:35:41 | しゅみの事

新職場に多少は慣れてきた…感じ。
仕事の内容やら周りの環境やらより
「自分はこのポジションでどういう存在でいるべきか」という
漠然とした、自分でも説明が付けられないのに
頭にハチマキを巻くかのようにいつも考え、重荷になっていたそれについて
「んなこと考えててもしょうがないかー」と
割り切れるようになってきた。
…もう6月だぜ。

休日は家事と昼寝で、自分のケアなど皆無。
ネットやお買い物で10万以上金を使ってそれで無理矢理満足。
そんなことをしていたら、バラがひどいことになっていた。

大きく膨らんだつぼみが激しい雨に打たれ、
まあるい形のまま茶色く変色して下に落ちている。
馨しきブルームーンよ、申し訳ない。

そんななかでも、写真のアイボリーのバラ「ファビュラス!」は
絶え間なくガンガン花を付けている。
雨に打たれて花びらが散乱しても、
またどんどん新しい花を付けていく。

この前の日曜にお礼肥をあげながら何枚か写真を撮った。
どこかで「造花のようだ」と言われていたこの花、
小振りで甘い色合いで、造花なんて言うのは惜しいくらい元気だ。
見習いたい。