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日向坂46 正源司陽子が初の表題曲センターに 選抜制の導入でグループはどう変わる?

2024年03月06日 20時41分00秒 | 日向坂46
こ~んばん~わ


 日向坂46が4月10日にリリースする11thシングルの選抜メンバーが、2月25日深夜放送の『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系/以下、ひなあい)にて発表された。2月23日には日向坂46の公式YouTubeチャンネルにて同シングルのティザー映像が公開。これまでのMVを振り返る映像に合わせて、「どこまで行けるかなんて、誰にもわからない。それでも、わたしたちは。いつだって、わたしたちは。太陽に向かって、走り出すんだ」という決意に満ち溢れたテロップが映し出されており、おひさま(日向坂46ファンの呼称)の間では期待感が高まっていた。

 シングルのリリースは上村ひなのがセンターを務めた10thシングル『Am I ready?』以来。この間には2ndアルバム『脈打つ感情』のリリースや全国ツアー『Happy Train Tour 2023』の開催などもあり、約8カ月のスパンを空けてのリリースとなった。シングルリリース前には4月6日〜7日にかけて『5回目のひな誕祭』が開催されることや、グループを結成初期から支えてきた齊藤京子の卒業コンサートも『5回目のひな誕祭』の前日に控えていることから、今作は6年目に向けて新たな体制で心機一転駆け抜けていくという意味合いもあるだろう。

 そんな区切りのタイミングでリリースされる今作は、日向坂46として初めて選抜制度が取り入れられた。これまで日向坂46では、フォーメーションの変化はあるにせよ、一期生から三期生全員が表題曲を歌唱するという“全員選抜”の体制を取ってきた(四期生は前シングル曲「Am I ready?」には参加していないため厳密には“全員”ではない)。それが乃木坂46や櫻坂46とは異なる、日向坂46らしいハッピーオーラを体現する軸となっていたわけで、改名から5年のタイミングでの選抜制度導入はグループの根幹を揺るがしかねないというファンの懸念があるのはうなずける。実際におひさまの間では賛否両論が巻き起こっており、選抜制導入へのとまどいを見せるメンバーへの心配の声も多い。

 しかし、アイドルグループの存続という観点に立ってみると、選抜制度はグループ内の競争を促すという意味で理にかなっている。実際、潮紗理菜や齊藤京子というグループの核となるメンバーが卒業し、四期生が成長してきたタイミングであり、運営の判断は十分に理解できる。だが、おひさまが心配しているのは、選抜という競争が生まれることによるグループの秩序の崩壊だろう。崩壊と書くととても大げさなことのように思えるが、要するに選抜制は良い面だけではなく悪い面ももちあわせている諸刃の剣だということ。だが、これまで日向坂46をファンの目線で見てきた筆者からすると、過度に心配する必要はないのではないかと思う。日向坂46が相手を思いやるメンバーばかりであるということを、きっとおひさまも分かっているはず。この大きな舵取りが、彼女たちを東京ドームへと再び立たせてくれることに期待したい。

日向坂46『シーラカンス』

 そんな新しい風を感じさせる今作でセンターを務めるのは四期生の正源司陽子。日向坂46初の四期生センターの誕生だ。正源司が表題曲センターを務めるのは初めてだが、過去には9thシングル『One choice』収録の四期生曲「シーラカンス」でセンターを経験しているほか、『おもてなし会』や『新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za』でも「ドレミソラシド」といった楽曲でセンターに立っており、ポテンシャルの高さを見せてきた。

 正源司のアイドルとしての魅力は、やはりパフォーマンスにおける表現力。前述した「ドレミソラシド」ではセンターとして目一杯の笑顔でハッピーオーラを表現すると、『新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za』で披露された「イマニミテイロ」では、楽曲の世界観に合わせて凛とした佇まいを見せる。センターに立っているから輝いているのではなく、置かれたポジションで自分らしい表現を見つけ、おひさまを釘付けにしてしまう。正源司本人は公式ブログの中で選抜制度への不安を綴っていたが、きっと楽曲が公開された後には、彼女への見方は大きく変わっていることだろう。

 同ブログで正源司は「私が言える立場ではないのかも知れませんが、日向坂46は誰がどこにいたとしても、全員が輝ける場であるのだと 全員で証明できるよう、全員で今一度頑張っていくと誓います」(※1)と初のセンターとは思えない覚悟の言葉も並べている。正源司は日向坂46の未来を輝かしいものにしてくれるはずだ。

 正源司の脇を固めるポジションには佐々木美玲、小坂菜緒、金村美玖、加藤史帆というセンター経験者が並んでいる。小坂は選抜発表後、番組内にて「この11枚目シングルっていうのが、日向坂46にとっていいスタートの切れるシングルになればいいなと思いますし、より日向坂46の層の厚さを皆さんに伝えていけたらいいなと思うので。本当に本気で、この1年で獲りにいかなきゃいけないなって感じています」とコメント。これまで一期生の背中を見てきた小坂や金村が今度は四期生に背中を見せる番だ。正源司にとって経験豊富なメンバーが隣で支えてくれるというのは頼もしいはず。

 2列目で注目したいのは藤嶌果歩と宮地すみれといった初選抜の四期生だ。藤嶌は10thシングル『Am I ready?』収録の四期生楽曲「見たことない魔物」でセンターに立ち、パフォーマンスでは笑顔溢れるキュートなパフォーマンスで魅了してきた。宮地は横浜F・マリノスの大ファンであることを明かしており、昨年7月にブログでサッカー4級審判員の資格を取得したことを報告。『ラブ!!Jリーグ』(テレビ朝日系)に出演するなど、サッカーの仕事も増えてきている。“第二の影山優佳”としても期待できるメンバーだ。

 3列目では四期生の平尾帆夏と山下葉留花が選抜入り。前作『Am I ready?』でセンターを務めた上村ひなのは表題曲では6thシングル『ってか』以来の3列目で、これまでの経験を活かしてグループを支えていく。平尾は2ndアルバム『脈打つ感情』収録の四期生楽曲「ロッククライミング」でセンターを務めるほか、昨年10月からは冠ラジオ番組『日向坂46 平尾帆夏のひら砲らじお』(FM山陰)がスタートするなど、自らの武器であるトーク力で活動の幅を広げている。平尾とともに3列目中央にポジションに位置する山下は近頃バラエティでの活躍が著しく、『ひなあい』でもウォーターサーバーと下水道を混同したり、天然な発言をしたりと、バラエティキャラとしてメキメキと力をつけている印象。他にも佐々木久美や東村芽依、富田鈴花といった実力派メンバーが並んでおり、改めて日向坂46の層の厚さを実感させられる。

 初の選抜制導入により気になるのが、乃木坂46で言う“アンダー”、櫻坂46で言う“BACKS”、つまり“選抜メンバー以外”の存在だ。おそらくカップリングには今回選抜に入らなかったメンバーで構成される楽曲があるはずだが、そこでセンターを務めるのがどのメンバーかというところは最大の焦点だろう。今回は高本彩花や濱岸ひより、山口陽世、清水理央といったメンバーが選抜メンバーに入っていない。順当にいけばカップリングセンターに選ばれるのは一期生が妥当であるが、将来性を加味して四期生になる可能性も否定できない。まさしく新生日向坂46として生まれ変わった今回のシングル。果たしてどのような姿を見せてくれるのか、楽曲の公開が楽しみだ。


日向坂46 3周年記念MEMORIAL LIVE 〜3回目のひな誕祭〜 in 東京ドーム -DAY1 & DAY2- (完全生産限定盤)

※1:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/54812

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