息子の闘病日記

生後、小脳出血を患い今も闘病生活を送る息子の日記

息子の目

2011年04月21日 | 日記
最近面会に行くと、息子の両目にガーゼがのせてある。
開眼状態の息子は、眼球が乾燥して充血しているので、
予防と保湿のためにしていることらしい。

眼軟こうを眼球全体に覆うように塗り、
精製水に浸したガーゼで、
面会時以外は、常に目を覆っている状態になった。

どうしてうちの子が・・・
そんな気持ちで一杯だった。
どんどん時がすぎていく中で、変化していく息子の姿が
実際、ショックだった。
怖かった。
面会時だけガーゼをはずしてくれるが、真っ赤な状態なので痛々しい。
まだ生後七ヵ月頃の赤ちゃんは、
瞳がきらきらしていて輝いているはずなのに。

瞼が閉じる事ができたら息子も楽なのかな、
いや、本当は、こんな状態なら目が閉じたままのほうがいいな。
きっと、息子の姉も怖がるだろうな、
とか、
考えている自分がいる。
でも、
どんな状況でも、もしかしたら見えているのかもしれない。
表現できないだけかもしれない。
そう思うと、まず目の充血を改善しなくては。
息子にとっていいことはしよう。
そう思うようになった。

いまでは、ガーゼがのせてあるとパックでもしてるような感じに思えるようになってきた。充血が治ればいいが、常に赤い。
湿らせたガーゼも時間がたてば乾くし、
そのたびにケアしているとは限らない。
ガーゼが乾いた状態の時が結構ある。
その度に、ガーゼを濡らしたいのですが・・・・というのも
きがひける。
でも、息子のためだ。
どんどん言ってみよう。
両目にパックをして、しれ~っと横になっている息子は
とてもかわいらしい。