息子の闘病日記

生後、小脳出血を患い今も闘病生活を送る息子の日記

新しい病室にて

2011年04月16日 | 日記
くも膜脳胞除去手術をしてから、約20日。
主治医の話では、脳室も小さくなって、髄液がうまく
流れているらしく、また呼吸も安定していることから
重症患者用のNICUから、比較的軽症者のNICUへ
移動となった。

違うところは、看護士が少ないという点。
比較的軽症の乳幼児ばかりなので、手がかからない
からだと思われるが、大部屋のようなところに
15~20名の乳幼児が入院している。
ちなみに重症患者が居るNICUは5~6人患者だったように思う。

本日土曜日19時過ぎには病院へ着いた。通常は20時までの
面会時間なので、まだ面会に来ている両親もいた。

が、その病室には2名の看護士さんしかいなかった。

ベッドとベッドの間も狭く、落ち着かない環境。
まぁ、呼吸低下を知らせる音が鳴り響かないだけ
静かかも知れない。

その中で、ひと際でかい赤ちゃんがいる。
うちの息子だ。病室を移動して初めての面会だったが
すぐにわかった。未熟児や小さい赤ちゃんが多い中、
うちの息子はでかい。生後6ヶ月で既に12kgはあるらしい・・。

太ももなんかは、ボンレスハムのようの太い。
しかもムチムチ。むくんでいるのかと思われるくらい
ムッチムチ。

今日は爪をきり、オムツを替えてきた。
少し痛かったのか、爪を切ろうとしたら
手を引っ込めたときがあった。
息子は脳をやられているので、意識的に
引っ込めたというよりは、条件反射的なものかも
知れないけど、思わず
「ごめん」
と謝ってしまった。

オムツも替えたが、初ウンチのオムツ替えだった。
今までウンチはしてなかったのに・・・。
それでもお尻をきれいに拭いて、オムツ替えを完了。
気持ちよさそうにしている感じを受けた。
気のせいかも知れないけど・・・。

そばに居てあげられないとき、看護士さんから
どんな風にされているのかわからない。
手厚くされているのか、どうか・・・。

病院にいれば安心はするけれど、やはり気になる。
在宅介護は経験もなく、どんなに大変かはわからないし、
自分が24時間つきっきりで接することもない。

しかし、まぁ、家族4人で暮らす日が近いことは確か。
困難なこともあろうが、今のうちに病院で在宅の
訓練をしておかないとなぁ。



1 コメント

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こんにちは (ボニー)
2011-04-17 09:59:17
ブログ毎回読んでます。

在宅で育児、もうすぐ始まるんですね。ブログ読みながら応援させていただいてます。
ムチムチのひなちゃんは、親の愛が詰まった証拠のような気がしますね。

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